病んだ子を抱いて薬師如来の前 割れたスピーカーから朝のラジオ体操 薔薇色の空に抱かれてソーダ水 紫陽花や嘘をつきたるタンブリン 紫陽花の街を横断する戦車 エコバック忘れ何も買わない 縁切り神社に俺の名前を書いた絵馬 食品サンプルを見ながら白米かきこんでいる 紫陽花を抱えて赤いハイヒール 紫陽花とともに濡れたる五重塔 紫陽花やお色直しにたつ新婦 ふたりの距離を測る定規の長さが足りない 指が忘れない電話番号現在使われておりません 花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ 六道の辻を行き交う蛍かな 蛍火や松井冬子の描く犬 祖母と母と私と娘蛍の夜 一般病室に引っ越して窓が明るい 忠犬に黒歴史を掘り返されている 毎年エジソンを読んだ感想文 蛍火やGODZILLAの去りしあとの街 蛍の夜無人駅から一時間 光れない蛍飛び交う山の奥 突き返された合鍵が錆びついている 日曜日に会えない男がいて残暑厳しい 真夏の葬列めがけ雨雨雨 陽光に輝く植田水の神 雑草を抜いた植田のにごりかな 宿題のなき休日や植田澄む ふたり並んで歩く道を守る
北大路京介(5868)
タイトル カテゴリ Point 日付
病んだ子を抱いて薬師如来の前自由詩314/8/13 23:01
割れたスピーカーから朝のラジオ体操自由詩314/8/13 23:01
薔薇色の空に抱かれてソーダ水俳句114/8/12 22:52
紫陽花や嘘をつきたるタンブリン俳句214/8/12 22:51
紫陽花の街を横断する戦車俳句114/8/12 22:51
エコバック忘れ何も買わない自由詩114/8/12 22:51
縁切り神社に俺の名前を書いた絵馬自由詩714/8/12 22:51
食品サンプルを見ながら白米かきこんでいる自由詩414/8/12 22:51
紫陽花を抱えて赤いハイヒール俳句214/8/11 21:48
紫陽花とともに濡れたる五重塔俳句114/8/11 21:48
紫陽花やお色直しにたつ新婦俳句314/8/11 21:48
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない自由詩714/8/11 21:47
指が忘れない電話番号現在使われておりません自由詩714/8/11 21:47
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ自由詩414/8/11 21:47
六道の辻を行き交う蛍かな俳句314/8/10 14:52
蛍火や松井冬子の描く犬俳句014/8/10 14:51
祖母と母と私と娘蛍の夜俳句214/8/10 14:51
一般病室に引っ越して窓が明るい自由詩614/8/10 14:51
忠犬に黒歴史を掘り返されている自由詩514/8/10 14:50
毎年エジソンを読んだ感想文自由詩414/8/10 14:50
蛍火やGODZILLAの去りしあとの街俳句714/8/8 23:24
蛍の夜無人駅から一時間俳句414/8/8 23:24
光れない蛍飛び交う山の奥俳句314/8/8 23:24
突き返された合鍵が錆びついている自由詩414/8/8 23:23
日曜日に会えない男がいて残暑厳しい自由詩114/8/8 23:23
真夏の葬列めがけ雨雨雨自由詩514/8/8 23:23
陽光に輝く植田水の神俳句114/8/7 23:22
雑草を抜いた植田のにごりかな俳句114/8/7 23:22
宿題のなき休日や植田澄む俳句114/8/7 23:22
ふたり並んで歩く道を守る自由詩314/8/7 23:21

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