随分経ったあとで、ふと思い出し、笑ってしまった


 誰かと何かを分かち合うことが上手く出来ないのは前から気がついていたけれど、何となくいつか出来るようになるんじゃないかと漠然と思ってい ....
もう夏の野菜たちを食べている

君たちを育ててきた人は
どんなふうに思うだろうか
皮を剥かれて
切られたり叩かれたりして
木のまな板の上で
内側まであばかれる

まだ初夏なのに、ね
 ....
私は人の顔が覚えられないんだ

そう君が言った

昨日もずっと一緒にいて
仕事でも部署は違うけど
3年間顔を合わせていたよね

だけど、あなたを思い出す時
最初に出てくるのは ....
パハップス、

多分、
多分、多分、



嫌な気持ちを、投げ出して、
宙に浮いて、スローカーヴを描いて、
足でなぞっていく

どんな気持ちになる?

多分、本当のことは ....
   たくさんの街が存在すること


   昨日 仕事帰りに職場の人と飲みに行った
   焼き鳥屋の二階 座敷に座った
   最近知り合った人たちは
   それぞれに可愛か ....
  久しぶりの日記

  書かなかった
  すごく楽しい日々だったんだけど
  指先からゆっくりと
  痺れていくような時間だった

  僕らは、
  と君が言う白熱球 ....
   近くの神社で節分祭がある為
   実家では父の職場の人たちや知り合いが
   やってくる
   私も久々に実家に帰って
   お酌なんてしたりして

   夜
   ....
   
   辿り着いた地下鉄の出口で
   煙草に火を点けた
   ショートホープを吸い始めて
   どれくらい経つのだろうか
   以前はラッキーストライクだった

    ....
  
  今日は仕事がお休み
  掃除して
  洗濯して
  の予定のはずが
  結局昼まで寝ていた
  なんか疲れていたのかなぁ
  夕方から友達とご飯を食べにいく
 ....
  昼会った友人と
  朝まで一緒にいた
  
  
  夜 ベッドの中で
 (お前さ、もし俺が今お前としたいって
  言ったらどうする?)
  と聞かれた
  彼にし ....
   朝、歩いていく道が開けている
   青く高い空が輝いていて
   私は
   コンビニで買ったコーヒー缶を飲み
   煙草を吸いながら
   駅までの距離を歩いて ....
突きあたりを曲がってすぐ

煙草を買いに夜、走った
スカートの裾を翻して
街灯の容赦ない光りが
アスファルトを粉々に砕いていく

散らばった
思ったより寒かった
何も感じなかった ....
崎山郁(12)
タイトル カテゴリ Point 日付
ノーマル・ライトニング散文(批評 ...316/9/22 3:42
初夏の出来事自由詩216/5/26 20:14
スローカーヴを描いて自由詩416/5/7 22:08
メイビー、プロバブリー、自由詩116/2/26 22:20
スミノフ、ウォッカ自由詩5*15/10/22 21:19
オールスルーザナイト自由詩115/10/8 21:41
スイート・スイップ自由詩315/10/3 20:56
ここにあるもの/ホープ自由詩115/9/25 21:19
てまりをぽむぽむ自由詩115/9/7 19:14
星形の指くくり自由詩4*15/9/3 17:58
ラッキーデイ自由詩4*15/8/26 15:30
hello,goodbye自由詩115/5/27 21:31

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