(番外編23-②)世に知らしめす名句の本質
かとうしゅうそん きじのめのこうこうとして
(本編)
② 農耕に従事した馬を殺さないで馬に水を与えて日々を暮らしもし死んだときは ....
(番外編23-①)世に知らしめす 野施行三十万円
張りとほす女の意地や (杉田久女さん)
(本編)
① 仏の慈悲、 神の愛がなくてもその人自身で人類は動物を愛護できる。 ....
素直になろう。本当はネット詩は連詩の積み重ねから構築されてきたところが多いのです。課金地獄のなか毎夜集まって連詩チャット三昧。軽い気持ちでかける環境もコメントの書き方も連詩をやると解ること多し
....
たしか午前一時半ごろであっただろうか、稲光りとともに強い雨と強烈な尿意で目が覚めた。
昨晩は客の膳が遅くなり、床に入ったのは八時半ごろであった。まさか一時半から起きるわけにもいかず、少しでも眠れ ....
わたしは病院に行く用事をひとつ飛ばして、ろくでもない約束のために着飾っている。意味のないこと、何にもならないこと、だけどそうするよりほかないこと。駅のパン屋は混んでいる。ここには気持ちよく声をだす ....
(番外編22)世に爽やかなるもの
山独活(うど)は葉も全部食べられる
類を見ない新奇の山菜と言える、くせも好みも天然色浅田美代子さん似
それは茎と葉が濃い緑、根元からは見たことない真紅が忍び寄る ....
藝術は黄金とウンチのバーター取引なんだということは日本人もわかっている器(うつわ)があり、あとはバンクシーみたいな才能に信念持った人が居なかっただけだけど、今後もその差はみるみる離れていくんだ ....
2024年9月14日、
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昨日は映画をいくつか見た。長年、僕は映画というものにどう接したらいいか分からなかった。僕は画面のこちら側にいる。映像は画面の向こう側にあって、僕の世界と映像の世界 ....
(番外編21-③)世に詩情あふるるもの
遠き別れに耐えかねてこの高堂に登るかな
(高堂は藤村さんの原作では高殿、筆者加筆)
(
本編)
③ その頃は ....
本来の概念というのはどろどろしていて名前を与えることで姿形がしっかりしてくるわけで、例えば川から現れた化け物を河童だから河童の沙悟浄だとしたのは日本人の捉え方なんだけど、中共青年はよく思っていない。A ....
(番外編21-②)世に詩情あふるるもの
もののふの 八十宇治川の 網代木いさよふ波の
(本編)
② 有難い嘗ての飼い主の御主人様と飼い馬との再会に在りし日の ....
朝からむっとした湿度を感じていた。汗が出るか出ないかの瀬戸際の不快感と、速乾性のフィットした肌着が体に食いつき、不快感の相乗効果を呈していた。
昨日、家業は妻に頼み、登山道除草の三つ目の山域にか ....
(番外編21-①)世に溌溂たるもの イタリア人はカプアのオーソレミオ、
マリアマリ、そしてさらばナポリと日本の除夜の鐘も真っ二つ 拡声器人
(本編)
馬を食べないで生きてきた人は ....
(番外編17)世にいと疎ましきもの 駄作創作日本料理
(本編)
牛を殺さず食べないで生きてきた人は幸いです。
その人には後光が放ち神仏の加護がある
牛を殺さないで牛に食事を与え ....
(番外編16)世にいと疎ましきもの 紀貫之さん土佐日記はつまらん
(本編)
鶏を食べないで生きてきた人は幸いです。
その人には後光が放ち神仏の加護がある
鶏を殺さないで鶏 ....
(番外編15)世にいと疎ましきもの 塚本邦雄sさん、岡井隆さん
(本編)
豚を食べないで生きてきた人は幸いです。
その人には後光が放ち神仏の加護がある
豚を殺さないで豚に食事を与え ....
黒っぽく光って見えるブザーがたまに求愛音を発しているその下で、森下かえではつかのま涼んでいた。学校が終わり、グラウンドに向かう途中、あまりの暑さに思わず避難したのだった。
かえでは中学2年生。地 ....
野施行シリーズ
(番外編15)世にいと疎ましきもの 虚子、兜太
499-2、野施行三十一(みそひと)文字
日は沈んでも、、、
500―2,野施行三十一(みそひと)文字
日記伝 ....
いまだに恋について考えるのってばかばかしいことかな、提灯の影を踏みながら歩いている。女ばっかりいるような喫茶店で過ごそうと家をでて、でもなんとなくぶらぶら通り過ぎてしまった。
物語を必要としない ....
僕は個人においては僕が賢いとするところの異常さを求め、他方で関係性においては僕が愚かしいとするところの平凡さを求める。
平凡さとはすなわち付和雷同、大衆の{ルビ赴=おもむ}くままに流行の事物 ....
してほしいと思うことは大体していただいてるんですけどね、と医者は言う。診察室の四角いデスク、細長い指でたたかれるキーボード、しめっぱなしのブラインド。
体重は減っていますか?と聞かれて、ええとゆるや ....
腰は骨を再生でもしない限り良くはならない。だが、ここのところストレッチなどで腰痛はほぼ無い状態と言える。つまり、私は連日勤務で森に分け入っている。山林の灌木や小径木を刈り払っていく除伐と呼ばれる作業 ....
ちょりさん、あまりにも早すぎる旅立ちに、言葉もありません。39歳という若さで、私たちから、この世から、遠くへ旅立ってしまったのですね。ちょりさんの詩は、私たちの心に深く刻み込まれています。それは、まる ....
スマホが故障したので新調したけれども、前に使っていたSNSのパスワードが確認出来ないためにそれらのアカウントも新しくせざるをえずに苦心していたタイミングでchoriくんの訃報を知った。39歳。あまり ....
ある日、俺が起きると岡田になっていた。
岡田は俺のクラスメイト、いつも嫌なことばかり俺に言ってくる。
その岡田のいう『嫌なこと』がクラスメイトに、受ける。
面白いのだそうだ。俺に言わせればまった ....
「大人なんて、大嫌いだ」
と、ピーターパンは言った。
「僕を沢山殴ったからね。殴ったり蹴っ飛ばしたりした。でも、本当はそれだけならいいんだ。それを、隠蔽した。嘘を本当だと言うことにしたんだ。それで ....
以下は、私とChatGPT 4o(無調教)のやりとりである:
あなた: ふたつの詩を送るので、詩に用いられている技巧、意味内容、作者の意図を詳細に比較検討し、いずれがより優れているか結論を出して ....
旅をして、帰ってくれば花瓶はからから、ぐったりしたベランダの植物たちに、ごめんねごめんねと言いながら水やる。ぱんぱんの洗濯機がごとごといって回るなかで、冷蔵庫のなかで傷んだかなしい果物をどんど ....
(0-1) 本稿はあくまで適当な文章である。最後まで読んでも納得のいく説明は得られないと思う。この点を断ったうえで、とりあえずのメインの主張を述べると
私が自作品を読み返して思うのは、良い作品は ....
酒鬼薔薇の絶歌を読んだ
被害者遺族の方のお心を思うと
筆舌に尽くしがたい懺悔を思う
それでも、二度と子供が子供を殺すような
未来が明けることを信じて拝見した
彼の口から語る両親像は、かい ....
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