もともと弱っていたのか
怪我をしていたのか
詳しくはわ ....
主観的には何色であろうともひとまずあれは真っ青な空
旅先の温泉の
露天風呂から上がり
室内の入口で
横を向くと
だだっ広い温泉プールがあった
....
吹きつける向かい風
この寒さを味わえるのも残り僅か
そう思うと
厚めのニット帽も自然と外し ....
華やぐ赤日の高層
目に入れても痛くない素振りで
有無言わせず
ベールの向こうへ手招き
....
枯れ落ちた瞼
左手の甲に乗せて
生前にしておきたかったこと
生前にしておくべきだったこと
....
今宵見よ みやこ始まる百鬼夜行 一千年ぶり役目を終えて
ふりそそぐものが仰向けでしびれたのは、いつだってなつだった、かえり道でゆらゆらとした ....
たぶん、それは「ケハイ」
を感じることなので。
今朝、ごみだしにいくと、
セミが鳴いて ....
○「老いてマスマス」
使わないものは衰える
頭も下半身も
これはごく自然なことだ
セックスが ....
わたしたちの花がまだ眠っている早い早い午前、空が朝を始めようとしているところへ、ふいに思い出がや ....
友乗せて今船が港にやって来た
ラグタイムで身体動かす
過度の緊張は強烈な睡魔
....
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