君が死ぬとき
流す言葉を集めて
冷たいコップの中で
氷に溶けるのを見ていたい
季節が変わ ....
鳥が飛んだから何だと思ったりして歌い出すのは難しい
はいらいと
まちこがれた今夜も
雨模様ではありますが
はいらいと
月に寄 ....
自分は天皇に関しては中立的でありたい。
がそんな自分でも、
昨日の加藤官房長官の吐き ....
無口な口を縫いつけましょう
言葉は如何にも無粋ですから
帽子をかぶせた
宇宙がかくれた
....
「短歌短歌……」と繰り返すと「カタンカタン……」となり電車気分を味わえる。
風を浴びな ....
広い庭の一角を使って
家庭菜園を始めた
わからないことが多い
近所の知り合いが農家なので
....
昨日の夜と新しい朝と
越えてきたいくつものこと
少し通勤時間をずらしたぐらいでは
気 ....
○月✕日
今日も駅の伝言板には何もない
無人駅の清掃員である私は、日々をつつましく地味なもの ....
夏の夕暮れの
そこは片隅
母の白い指のすきまから
転がり落ちた
ひとかけらの氷のゆくえを追っ ....
艱難辛苦
代償
無為
面倒くさがればいいんだろうと投げやりに思っても、眠れるかどうかはきりんの首が長くなってしまった偶然と ....
鋼鉄みたいな体を欲しくなった
この華奢な体は脱ぎ捨てて
鋼のボディに変身したくなった
ライ ....
むしょうにCUPNOODLE食べたくなって、仕事終わってクルマで帰宅途中にコンビニに立ち寄った。
....
年賀状の写真に見慣れぬ子供
のんびりしたくて新幹線に乗る
本当に悲しい曲はメジャー ....
海を見ている夜だ
たぶん 目で山と そして
見ている空を否定する 目で
友達を 黒色に感じな ....
おれたちがここで踏みとどまって戦う意味はあるのか?
国破れて山河在りというが
海は死ぬし ....
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