なけなしのリカちゃんをつかんでいくと
Kちゃんはかならずドレスをぬがせ
こっちの方が ....
かつて肉屋の男を愛したことがあった
男は肉屋だけあって包丁を使うのがとても上手で
朝から晩まで肉 ....
蟹は
前を向きながら横へ進むのか
横を向きながら前へ進むのか
蟹のからだの構造上
顔のある方 ....
息を詰めてTVを見た
息を詰めて
TVを見るなんて
子供の頃のアニメ以来
演技は完璧 ....
なじめない街に
あたらしい図書館ができて
あたしはうれしくって
ちいさい頃から本だけはいつ ....
目がさめたら
やけに喉が渇いていた
水を飲もうと
池のふちで
身をかがめると
なぜか
....
「いらっしゃいませ」
「いらっしゃいました」
そんな会話を してみたい
聞いて みたいから ....
透明な
冷蔵庫の中で
君が冷やされている
寒くはないのだろうか
君は楽しそうに歌を歌っている ....
140221
目からではなく
眼から
なんでだようと神様が口を ....
何だかわからないけど不安だ
夜あまり眠れない
食欲がない
性欲がない
何にも興味が持てない
....
年端月は午後四時ともなると
淡いガーネットのかげをつくる
部屋隅で孤独な回転椅子のうえに
....
殻の煮え
爪先立ち
ケレン味
夜には
一斉に開かれて
“みんなエビフライだよ!”
どよめ ....
あてもなく夜空をさすと
ぼくはきまって
指をしまい忘れるから
わらっていたね
....
一日の仕事を終え
重たい瞼を閉じると
学生だった頃に
顕微鏡で見たことのある
輪切りにした脳 ....
足跡を辿れば母に着くのか。
胸を捜す赤子。消えた記憶。
影が声出す前に身消え行く。
私は十三年間
薄暗い工場の中で
機械の一部になって働いてきました
小さな子どもを連れて離婚した ....
紅梅やショコラトリーの招き猫
公園で拾うシケモク春の猫
図書館の臨時休館雨水かな
そむけた言葉がつなぎとめた
このゆびとまれLet It Bleed
うわのそらに溺れる
白い骨は美しい。
赤い肉が裂けると花が咲く。
覗く白は眩しい。
石は佇む時間。
永遠な巨 ....
目を閉じている心が
夜明けを待っている
楽園のためか戦争のためか
多分そ ....
決して種は撒かれまい
おいしいお水はもらえまい
甘い思いもないだろう
けれども自由はありったけ
卓上の香豌豆ふくらんで実家とは無銭飲食赦されし場所
あなたがいないさみしさを
甘美なものに変えました
ふしぎです
あんなに涙をながしていたのに ....
鏨(たがね)を打ち込む
光沢のある表面に
一閃の傷をつける
堅固な光沢のある表面に
....
夏の暑い午後
ぼくを見下ろす太陽
日傘もささずに
火傷したアスファルト
行き ....
Vの発音 Vの発音 Vの発音 Vの発音
言語聴覚士に何度も発音を矯正される
だけどまだできない
....
おはよう
今日も生きている私へ
重い身体を起こし
薬を飲んだら
また眠る私だけど
私も ....
銀盤の周囲には
金や策略やら
得体の知れない黒いどろどろが
埋まっているとかいないとか
それ ....
黒森に雪割草のひとり咲き
霧氷煌めきいやとほき春
二月堂佛だち凝然と寒気に屹立せり
期待されたメダルへの重圧がなくなったからだろうか…画面に映し出された開始前の表情からは力みが取れ ....
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?
曲は作者曰く
~響きの遠近とし ....
――G.J.へ
誕生と死との間に、もうひとつ誕生と死 ....
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?
んで、とりあえずテキストをよく見 ....
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考?
メビウスリングの読書会の三好達治先生 ....
生まれる事のできなかった命や
存在するはずだった天才達
今はもう消えた遺跡に ....
木下くんちの子がよる、きゅうに中耳炎になって
頭の中で(虫耳炎)と思って
耳で虫が燃えて
....
言っておくわたしはツレナイおんなだよ 太陽ならばうお座に座る
水族館土産に買ったぬいぐるみ ....
誰もいなかった
自分がいるときに伸びる影を
見ていない路地で
動物のそばにはいるけれど
....
鳥が羽ばたく空は
線が引かれたように
広がっている
誰かが死んだなんて
信じられない青さで
....
2014年2月21日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
リカちゃん、
フユナ
自由詩
3*
14-2-21 23:33
肉屋
春日線香
自由詩
1
14-2-21 23:09
蟹と人
ただのみきや
自由詩
16*
14-2-21 22:42
往復ビンタ
藤原絵理子
自由詩
4
14-2-21 22:03
図書館
弓夜
自由詩
4*
14-2-21 21:43
目がさめたら
Lucy
自由詩
6*
14-2-21 21:20
軽く スルー
藤鈴呼
自由詩
0
14-2-21 21:09
冷えた歌声
健
自由詩
2*
14-2-21 21:01
眼から涙が
あおば
自由詩
8*
14-2-21 20:27
テレビショッピング
花形新次
自由詩
4
14-2-21 20:24
黄色いcanvas
信天翁
自由詩
1
14-2-21 19:45
みんなエビフライだよ!
ゴースト(無...
自由詩
7*
14-2-21 19:37
流星群
千波 一也
自由詩
1
14-2-21 19:13
睡魔
和田カマリ
自由詩
6*
14-2-21 18:56
「影と母」
宇野康平
自由詩
0
14-2-21 17:41
【 私の履歴書 】
泡沫恋歌
自由詩
37*
14-2-21 17:19
紅梅やショコラトリーの招き猫
北大路京介
俳句
2
14-2-21 17:10
公園で拾うシケモク春の猫
〃
俳句
3
14-2-21 17:09
図書館の臨時休館雨水かな
〃
俳句
3
14-2-21 17:09
そむけた言葉がつなぎとめた
〃
自由詩
0
14-2-21 17:09
このゆびとまれLet It Bleed
〃
自由詩
1
14-2-21 17:09
うわのそらに溺れる
〃
自由詩
5
14-2-21 17:09
骨と石
臀部と昆布
自由詩
2*
14-2-21 15:45
再生
沙藍
自由詩
3
14-2-21 15:28
雑草
もっぷ
携帯写真+...
3*
14-2-21 14:54
残留思念
鉄原 鉄教
短歌
2
14-2-21 14:50
さみしさ
弓夜
自由詩
2*
14-2-21 14:04
鏨(たがね)を打ち込む
……とある蛙
自由詩
14*
14-2-21 14:03
夏の午後
寒雪
自由詩
2
14-2-21 13:48
矯正
夏美かをる
自由詩
31*
14-2-21 12:54
おはよう
森川美咲
自由詩
6*
14-2-21 9:43
そこぢから
そらの珊瑚
自由詩
11*
14-2-21 9:42
Winterwald
織部桐二郎
短歌
1*
14-2-21 7:33
寧楽
〃
俳句
0
14-2-21 7:25
フィギュアの神様
アラガイs
散文(批評...
5*
14-2-21 6:43
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考③
赤青黄
散文(批評...
0*
14-2-21 5:37
祝婚歌
葉leaf
自由詩
1
14-2-21 5:04
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考②
赤青黄
散文(批評...
0
14-2-21 5:00
「うたくじら〜男性合唱、ギターと鳴り物のために〜」雑考①
〃
散文(批評...
1*
14-2-21 4:49
詩人と大食漢
yamada...
自由詩
1
14-2-21 3:32
エデンの園
末下りょう
自由詩
3*
14-2-21 2:54
さかな (一〇首)
もっぷ
短歌
4*
14-2-21 2:02
関西の縁にある街
番田
自由詩
1
14-2-21 1:32
二月の空
within
自由詩
1*
14-2-21 0:03
加筆訂正:
蟹と人
/
ただのみきや
[22:49]
誤字直しました。
冷えた歌声
/
健
[21:52]
細かいところを
44rows, 1.09sec.