冷えてゆく
皮膚のおく
呼び起こす、感覚
ふれて
無機質な配列と嗜好
渦のなかに留める ....
岩手県内某所 事務所
小沢先生 「なに、後援会が三人になった？」
公設第一秘書 「なにぶん、 ....
体がうごくとき、心もうごくだろうか？
心がうごくとき、体もうごくだろうか？
あ ....
きみがイクときイったときイったいまを感じます、
ひどく硬い音のつるでした、まるで噛んだ ....
it is two things i can understand in the shadow
....
室外機のそばの窓に 白い紙から切り取った星を貼って
自分が手を伸ばせる範囲を決めている ....
奈津登校中
爆発音、ノイズ、戦争の音など入り乱れ鳴っている
小さな塚、中央に石が置いてある。墓の ....
何もかもが
刺激的だった
あの頃のわたし
走り出した性欲は
誰にも止められなかった
....
軽トラが農地の空地に
放置されて顔だけになっている
車輪は地中に埋まって
後ろの荷台は錆びても ....
あたかも
理想主義と現実主義は敵対し
理想主義が劣勢に立っている
という論調の記事を
近頃続 ....
パトス
感情
情動
そう
俺のパトス
いや
俺の
....
とんがりコーンを指にはめて突く
スプーンに曲げられている
パン屋の店員がかわいい
国民的美少女のような店員
名札には『まさひろ』
男みたいな名前 ....
にんにくをラップに包み考へる
丸揚げの大蒜食べて戦場へ
靴を決め選ぶ春服ヘアアイロン
泥を食べ泥に抱かれて遠くまで来たはいいけど曇天の海
ぬかるみに口づけをする三月晦日 とう‐ ....
情熱のゆくえに 墓標を立てて
そうら やいやい はやしたて
心が揺れるのも風のせいにした
....
むやみに楽天しろって言っているのではない
誤解の無い様に
苦悩もかっこ良いが僕はNO天気 ....
開花宣言があるなら葉桜宣言だってあってもいいはず
開花宣言だけじゃあ僕はいつまでたっても宣言で ....
三月の初めなのに
例年よりも暖かくて驚いた
テレビのニュースなどで
桜の話題を耳にするよう ....
春うらら
くじら雲ながれて
どこでまた会えるの？
そらの青ゆれるころ
....
君にファーストキスを捧げたあの日から
心臓は高鳴ったまま
君の体温と
君の ....
いやな人にあいにゆく朝
少し曇っている
少し寒くもある
食欲もない気がする
頭が重い ....
エミちゃん
おじいちゃん、最近見ないけれど
病気なの？
ううん、おじいちゃんはね
この間 ....
今頃になって、風邪をひいてしまった。
久しぶりの風邪なので、体が風邪に慣れていない。
鼻水と咳が ....
きみの柔らかい生き物を
毎晩夢に見る
わたしの柔らかい生き物を
かつて沼だった土地に放した
....
I was walking on the street
Peoples were losing ....
今日
なにかに気付いた
明日
なにかが発動する
真夜中すぎの
信の真相
....
ぐるり、と周りを見回してみた
遮断された思考回路
崩れ落ちた自信とプライド
夢中で追いかけ ....
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