えんぴつが折れるまで憧れを書き続けていた
まっくろい手のひらに重さはほとんどなくて
誰かがのせて ....
よく晴れたからお散歩に行ったよ新宿に
気持いいから君も誘ってあげようと思ったけど
五丁目まで行っ ....
ねこが
あるいていて
せまいところを
あるいていて
おちないから
ばらんす
かんかくが
....
130314
まずはおめでとう
年度末は
がんばったねぇと
....
しどけない午睡から醒めやらぬ眠り姫は
一人寝の孤舟の岸辺で戦の終わる日を待ち続けて
夕陽をぼんや ....
大概の病気は
自己管理の問題だろうよ
成人病だけ
あんたダメだねえ的な
言われ方ってのが
....
カラダが良ければ
顔は目だし帽でも
被って
対応することは
可能でしょうが
パイオツもケツ ....
鍵を持たない動物の
手となり足となり
この檻を去る為の
手となり足となる
食いちぎられる ....
一発抜いてからでないと
とんでもなくエロいこと
書いてしまうので
今さっき
やりました
....
人生は悲しみと擦れ違いの連続だ
ただ時折その隙間にしあわせが隠れていることもある
また同様に ....
たいせつなものを失って
それを得るためにした努力が霧散して
そしてからだと心のバランスを失って
....
誰もわるくない
誰もわるくないわりに
誰もが傷つき倒れている
いいわるいではなくて ....
耕運機のように
ゆっくりと掘り返し積み重ね進んでいれば
あなたが悲しいとき
ぼくも ....
キリンが首を伸ばして
夜空の星を食べていた
星がなくならないように
父は星をつ ....
いつもたくさんの洗濯物で
満艦飾に彩られていた庭が
屈強な男どもに踏み荒らされていく ....
窓を開けると校長先生が欠伸をしていた
校庭ではポニーテールが僕に微笑んだ
片えくぼを連れて
....
「準備中」看板ガチコン音も高くさしこめば
なんだこれ風はいつもよりも強く激しく午前四時
....
月は淋しくて蒼い光をそっと流すのだった
夜は哀しくて汽笛をひとつ響かすのだった
風は切な ....
玄関であなたの手を握り
じっと、見つめて「じゃあね」って
言う。
そとは風で荒れ
そらは ....
ははーん 友達減らす作戦決行中だな
生放送に空気読めない素人がいる
月がパントマイムしている
藁の小屋建て籠った豚は台風のこと舐めている
暴風警報こどもは休み仕事休めば会社クビ
春嵐ちょっとやり過ぎた感あり
ぼくは冥王星の隕石です
神のいたずらで地球に落ちたみたいなんです
見るもの聞くもの触るも ....
ことりことり、ないているのかうれしくてまたかなしくて冬の青ぞら
立ちつくす白い時間をせつな ....
こうしたらひとはこうなる
あのひとは分かっててそれをする
その残忍をぼくもさいご真似てみ ....
テレビのスイッチを切り
パソコンもシャットダウンして
僕は一人
四百年前の賢人と語 ....
わたしが恋をしたのは、4年いっしょにいたひとだった。
らぶりーできゅーとなえがおでいつだって、こっ ....
店一番の営業スマイル
気だるい顔して煙草呑んでる
店一番の品出しマシーン
メシ食うときは手 ....
小一時間の散歩
誰かが
今日は降ったり止んだりと
言っていたのに
そのままふらふらし ....
どうしようもない憎しみが突然湧きだす日がある。強く烈しく悲しく深刻に。誰かが私を使って、人がどれだけ ....
人に思い残すこともなく
疲れた
連ねる文字もなく
僕は 鉛筆を 握っていた
やが ....
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