人は誰しも人生の主人公だとよく聞くが
私は私の人生においても脇役ではないかと思う
ヨ ....
雨音が降り続く静寂に
薄暗い部屋
こんな日に訪れる人なんていないから
ベルはならない
....
小さな花が散れば
ドイツは緑いっしょくになる
Hさんが支配していたころも
それは変わらない
....
愛してる
いつの間にか
慣れることに慣れたのさ
痛みが鈍くなって
楽にはなれたのさ
だって
....
かいつまんで言うことは苦手で
けれども饒舌に語るなんてことは以てのほかで
またしても私は能面 ....
二股をかけた人にも麦の風
初めての親子連弾麦嵐
小満の木漏れ日サカナに変わる朝
毛 ....
冗談を言えるようになりたい
枝を打ち鳴らす風のように
人を笑わせる人になりたい
愛を歌える ....
有史以来
その出現以来
全地球制覇を目論み続けている植物たちよ
今年わたしは
とある一区 ....
眠っていれば見えてくる本当の東京
お前はちゃんと寝ているのか
ちゃんと寝ていないと東京はお前から ....
小さい頃ボロボロの毛布をいつも持ち歩いていた
名前はぷーぷーちゃん、と言った
幼 ....
お祈 ....
夢も希望もない
することもない
人の為にできない
自暴自棄
私を待っている人がいる
私 ....
人生何の為にあるのか
わからない
人の為になっていない
死んでもいい
上司に逆らい
上 ....
誰とも遊ばない
誰とも話さない
誰とも食べない
誰とも会わない
孤独な毎日
孤独な人生 ....
わたしは
ただ
きみと
一緒の
空間にくらしたいだけ
ずっと そう
ただ きみと ....
扉が開くたび
音は
刻印される
開け放たれた
向こう側の
草いきれと
風を
振り払う
....
少年は、石段の途中でふり返った
少女の気配を感じた、
そう想った
....
砂漠に蒔かれた種たちは
けして芽吹くことはないと
それは誰にもわからない
渇ききった大地に ....
夢をみた。
君があらわれ
去っていった
夢をみた。
存在は
奇蹟
....
見慣れた空から降る
無数のカプセル剤
アスファルトの上
止まらないダンス
俺は下を向き
....
包茎の
皮と皮とを
固結び
僕らの絆
更に深まる
包茎が
グッと
....
やり直せると思ってきた
天使たちが羽ばたき 飛び去った後でも
私は過去ばかりを見つめ 現実には気 ....
ゆるせないものが多すぎて困るんだ
面取りを忘れた大根の
尖った角にさえ傷つく
そんな自分の弱さ ....
私の日常は 多分 あなたの日常とは違って
暮らしの大半は 日の当たらない部屋で
オンとオフの境目 ....
人工的な白い光は
添加物に似て もやがかかる
間接照明にロウソクの火が
馴染み深き吐息に消 ....
スピード感を着た〈ち〉 は
ねずみの時間を生きているようだ
暇は肩身が狭い
電脳空間で
ヒ ....
どうぞ、ぼくのせなかにのってください。
か(んが)えることができるかもしれないよ。
あ(ふ)れ ....
風も人も寝静まった闇で
一艘の舟が離陸して行く
飛べない二人が翔ぼうとする世界は
ただひと ....
77歳になりて
今年5月77歳になる。72歳の時『72歳になりて』と言う一文をここに載せた。 ....
暗い森の木の根元の茂みの中
闇に光る二つの目
光の反転した森の風景の中
鹿が逃げようとするが
....
そこで出会い
我が身を語れ
世界を支配して
笑う者も
愛に傷つき
泣く者も
そこで互いに ....
おじいちゃんと森で薪を拾う
僕が手当たりしだいに
背負子に放りこんでいると
そいつはまだ早いと ....
硝子と硝子のはざまの花
花の息に
そよぐ花
花は
花ではないのかもしれない
....
光はあふれる
白亜の{ルビ建物=ビルディング}の上に
海鳥の白い翼に
青くうねる海原に
光は ....
化粧をすると何だか息苦しくてすぐに落とした
(でもあの人と逢う時にはして行くんだ)
マニキュ ....
エラーなら
イレイザ
消せばいいの
ケイイを踏み越えた
180℃のオーブンで
焼かれる ....
ぼくは何処にいくにも
カメラは持っていかない
どうしても映しておきたいなら
眼をレンズにし ....
二十一世紀初頭を繰り返す狂人たちの病院に狂ったわたしたちの心臓が拍動しています。
わたしに ....
とりつくろいは いらない 自己弁護 終始すんな
矛盾と当然の狭間に
俺も貴様も生きている ....
ぼくは人類におおきな迷惑をかけている
みんなぼくのことで
月曜日がいやになっている
....
裏庭に大都会
スクランブルされた
スクランブル交差点
虫が自由に行き来してる
....
2012年6月4日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
脇役
永乃ゆち
自由詩
1+*
12-6-4 23:58
呼び鈴
ちゃむ
自由詩
2*
12-6-4 23:58
花が散れば
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
12-6-4 23:29
ほんとは嘘だなんて嘘なのなんて嘘なの
竜門勇気
自由詩
0
12-6-4 23:28
サマーローバー
〃
自由詩
1
12-6-4 23:25
R
as
自由詩
0
12-6-4 22:23
俳句2012 5月下旬
北大路京介
俳句
17*
12-6-4 22:07
あこがれ
まーつん
自由詩
10*
12-6-4 21:54
花と緑のフーガ
海里
自由詩
2
12-6-4 21:39
東京往生
新守山ダダマ
自由詩
3
12-6-4 21:38
ぷーぷーちゃん
永乃ゆち
自由詩
8+*
12-6-4 21:20
ニワトリ語は無理だが
TAT
短歌
0
12-6-4 21:16
Forever, everywhere, and for everyone
ペポパンプ
自由詩
7*
12-6-4 21:14
無気力
〃
自由詩
3*
12-6-4 21:14
最近
〃
自由詩
2*
12-6-4 21:14
望み
草野大悟
自由詩
2*
12-6-4 20:51
扉
フクスケ
自由詩
0
12-6-4 20:35
伝説というはじまり
月乃助
自由詩
5*
12-6-4 19:04
「砂漠に蒔かれた種たちは」
ベンジャミン
自由詩
3
12-6-4 18:38
去っていった
渡辺亘
自由詩
1
12-6-4 18:05
カプセルレイン
和田カマリ
自由詩
0
12-6-4 17:54
変態短歌77
花形新次
短歌
0*
12-6-4 17:51
私
無限上昇のカ...
自由詩
4
12-6-4 17:45
出入国
三原千尋
自由詩
6
12-6-4 17:36
意味のない日々に関して
無限上昇のカ...
自由詩
6
12-6-4 17:26
人格分の意場所
朝焼彩茜色
自由詩
7*
12-6-4 16:56
わずらった〈ち〉
阿ト理恵
自由詩
6*
12-6-4 15:23
あっ、いたいひとよ
〃
携帯写真+...
2*
12-6-4 15:03
ラバース・コンチェルト
南 さやか
自由詩
0*
12-6-4 13:53
「77歳になりて」
生田 稔
散文(批評...
5
12-6-4 11:44
ジャングル大帝
……とある蛙
自由詩
10*
12-6-4 11:40
魂の神殿で
yamada...
自由詩
1
12-6-4 11:27
小さな森
そらの珊瑚
自由詩
25
12-6-4 10:14
離れ そのまま
木立 悟
自由詩
3
12-6-4 9:59
光
未有花
自由詩
23*
12-6-4 8:44
私は生きてるのだから
永乃ゆち
自由詩
3*
12-6-4 4:18
ディアレスト混線
ブルーベリー
自由詩
1*
12-6-4 2:44
カメラ
HAL
自由詩
5*
12-6-4 2:20
養鶏場の背景・工場処理の紅花油
高濱
自由詩
4
12-6-4 2:01
ようちゅうい
ドクダミ五十...
自由詩
2
12-6-4 1:59
涙がめにしみる
吉岡ペペロ
自由詩
6
12-6-4 0:42
裏庭
小川 葉
自由詩
4+
12-6-4 0:06
加筆訂正:
変態短歌77
/
花形新次
[18:29]
あまりに酷いので一首削除。
42rows, 1.01sec.