梨売りの声聞き取れず問ひかける「これは二十世紀ですか?」「ここは二十一世紀です」 このまちのアンテナどもはみな同じ方向向いて笑つてゐるよ 冬の空病んだ蜥蜴に話しかける


体育の日体育に縁の無い僕がゐる


金魚の子いつの ....
古い摩天楼の傾斜した屋根から
飛び降りようとした時
屋根の上に
傷ついて飛べなくなった
白い ....


誇りは、


おしいれの中に閉じ込めて

たまにふすまを
あけて
こっそりと見て
ニヤリと笑うく ....

じゃあほかに
なんて言えばよかったんだろう

帰るひとのいるあなたに
帰るひとのいるわた ....
秋のひとひら
白紙の日記に舞い落ちる
滲みた文字が
やけに霞んで飛ばされそう

移ろいゆく季節にあっ ....
執行猶予のついた
罪を背負った
運命の明日
判決が下りる。

白か黒か微妙だ
余生を楽し ....
わてはアホちゃいまんねん
パーでんねん。
掛け算は半分しかできません。
漢字が読めません。
 ....
許してちょんまげ
言う事を聞きます。
私が悪かった。
以後気をつけます。

雷が落ちる。
 ....

遠い遠い国で投獄された
終身刑だった
手の届かないところに
小さな窓があり
月のひかりが ....
 
 
浮遊する
言葉の粒子
その隙間に建ち並ぶ
高層の建築物
形づくられた
時間のな ....
一人の人間が力強く生きたという事だけで

万人を救うに足る

何故なら万人もまた

「自 ....


  サイダー、
  君が
  つぶやいたらこぼれた
  向こうの街が
  透けてみえ ....
たいようは じごくのねつ

くもは みずのわるあがき

ひこうきのまどから

くもの げ ....








秋高し聞こえて来るは夢の果て









 ....
起きてその瞬間から

死について考えている

生よりも少し多く

死について考えているの ....

ひかりを浴びていた
海をみていた
ひかりの中で鏡はしろかった
鏡の中で海はしろかった
 ....
あ、あ、あああ。
あ。
あ。




ああ
ああ。
あ、あ、ああ。
あ ....
希望の楡の大樹の根元
絶望の日溜まりの中で
君は何を想い
溜息を吐いているのだ

柔らかな ....
{引用=引き裂かれた敵ではない。明快な裂け目など存在しない。 1}

(右のかかとの皮膚が痛い) ....

星には
たどり着きえぬことを
受け入れたところが
はじまりであるはずの
命です、だれも
 ....
ふうわりとした優しさを想ってせつなくなりました

花火のように夜空に打ち上がりたいのです

 ....
仲間の旅は晴れを望みたい
旅のち
もっと晴れ

二人旅は風に吹かれたい
旅のち
そっと晴 ....
「お父さん、納豆って、どんな花が咲くの?」
「納豆は腐っているから、花は咲かないよ」
「えっ、腐 ....
夢の国の住人だった頃、
気が着いたら家に帰っていた。
遊園地の帰り、
おばあちゃんの家の帰り、 ....
 

わたしの言葉 わたしの世界

月は空にうたい

太陽を背に夜をうたい

光の翼 ....
遠くで黒い煙突が三本ぼくらを眺めている

カラスが夜を迎えにいく少し前に

船の汽笛が鼻をか ....

時の中で 眠った
多くのものを 私は 見つめた気がしていた
今日もわからない だけど
理解 ....
 なしくずし的に日常は押し流される

 幼気な愛情、情熱、正義は マスメディアの洗礼に遭い、浄化 ....
一寸法師アリス症候群の針

白雪姫小人が見ゆる針の穴

縫付けた継母の口×××

貴種流 ....

吸い込まれる大空の
 透き通る空気のように
  緑に輝く海の穏やかさのように

 少女 ....
六感を 全て盲する君との恋


暗闇に浮かび香るクチナシの列


生活を全て書き出し ....
掛ける言葉がない
空白をうめるための夕焼け

匂いもなく 沈黙する季節を
少しだけ足を止めて
言葉の ....
ティールーム 星をひとさじ入れ混ぜて ひとくち 甘い、苦い、甘い


切り口から こぼれ落ち ....
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2011年10月9日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二十世紀冬野 凪短歌4*11-10-9 23:56
アンテナ短歌1*11-10-9 23:53
冬蜥蜴俳句1*11-10-9 23:51
ガーゴイル三条麗菜自由詩15*11-10-9 23:30
_ぶらっくす ...携帯写真+...011-10-9 22:48
なんてはるな自由詩311-10-9 21:56
乱太郎携帯写真+...12*11-10-9 21:16
判決ペポパンプ自由詩2*11-10-9 21:03
パーでんねん自由詩2*11-10-9 21:03
懺悔自由詩1*11-10-9 21:03
終身刑はだいろ自由詩111-10-9 20:48
街路樹たもつ自由詩311-10-9 19:33
きっかけyamada...自由詩211-10-9 18:10
サイダー草野春心自由詩7*11-10-9 17:45
せいぞんきょーそー雪路自由詩411-10-9 17:19
秋高しこしごえ俳句1*11-10-9 16:37
計画せよ吉岡ペペロ自由詩211-10-9 16:35
車窓アラガイs自由詩12*11-10-9 15:26
「デザインあ」にて小脳自由詩211-10-9 13:46
秋の日だまりから雨……とある蛙自由詩8*11-10-9 13:45
(連作) 公然たる敵榊 慧自由詩211-10-9 13:27
受理星千波 一也自由詩3*11-10-9 12:37
花火梅昆布茶自由詩311-10-9 8:47
旅のち快晴イオン自由詩1*11-10-9 8:12
納豆の花自由詩2*11-10-9 8:11
夢の国の住人FUJIMA...自由詩111-10-9 7:14
八尋の白千鳥mortal...自由詩411-10-9 3:37
青い夜は孤独を装う空中分解自由詩211-10-9 3:27
いつかの日番田 自由詩211-10-9 2:36
ざれごと   山崎 風雅散文(批評...011-10-9 1:37
一寸法師高濱俳句111-10-9 1:09
あなたを思う山崎 風雅自由詩011-10-9 1:02
果物のかおりの君やや川柳3*11-10-9 0:15
夕焼けメチターチェ...携帯写真+...3*11-10-9 0:12
ビーズやや短歌2*11-10-9 0:11

加筆訂正:
一寸法師/高濱[01:31]
文章修正致しました。
35rows, 1.03sec.