クラシックの呟きに
大気までもが
眠ってしまう
信号機の
明滅する夜にも
確かにいる
歩 ....
愛を語る人は一人身を笑う
一人者は愛を語る者を笑う
そして、愛を知らない者は首をかし ....
101227
実りある時を
稼ぎ時と思いたい
足 ....
不束な花
場違いな靴
白い息
間違った誇張
網膜剥離
白熊の自作自演
7と2の間に
....
次元やらアオレン ....
確信犯の迷子 午後十一時
考えたくないから 抜け出しています
夜は優しいなんてだれが決めましたか ....
死にそうで
苦しい時が笑う時
すべらないネタ
演りきるんだよ
....
身分違いの恋
それは禁忌
二人の仲は引き裂かれる
敵同士の恋
その恋はロミオとジュリエットのように ....
うさぎ
寂しくても寂しくても 死ねない君はまた
携帯を握り締めたまま 夜と朝の狭間で目覚めた ....
人に嫌われ
人に蔑まされ
人に傷つけられ
それでも平気
前に進むだけ
安住の地なんて
....
されて
き
ちがい
ちがわない
どうにもここにも
きになる
(2010・12 ....
おじいちゃん
おばあちゃん
だいすきだよ
げんきでいて
たくさん食べ
たくさん笑い
....
クリスマス…
終わったと…
思ったら…
もう正月だね。
今年のクリスマスも…
来年の正 ....
今、空前の、落語ブーム・・・
なのかは知らないけれど、
ぼくのなかでは、確かにブームになりつ ....
幼いこどもが悪い言葉ほど直ぐに覚えてしまうように
ちょっと悪ぶってチャラい言葉なんか使ってみる
....
放課後の黒板にチョウクであの人の名前を書いたことがある
海辺で集めた白い石を並べて書いたことも
....
酢を飲んで 改札口で 待っている
汽車に乗り 行ってみたいな 試着室
....
年の瀬戸際につかまって
泡立つ街を浮遊する
地が足につかないような
こんな感じもいいかもね ....
マカロニグラタン
嬉しくてぼくは
マカロニくわえて
息吹いた
ちーやん熱がって
泣いた ....
人は自分に降りかからない惨事には
とても親切になれるんだよね
心配してるよなんて言えたりする
....
と
海苔をはっつけて
白米にまく
明太子
鮭
あられ
わさび
お茶づけにする
....
一撃で嬢はマットに沈んだ
「き君、大丈夫か。」
「しゃ社長、た助けてください。」
「よっし ....
なんにもない
かえり道
僕は
小さくなって
街の大きさに
おどろいた
....
僕は白く色のついた風の中に立っていた
見渡すかぎり真っ白で
春のように温かだった
風に背をむけ ....
その歳で何言ってるの
冷たい言葉をピシャリとかけられ
心臓が止まるかと思うような反撃
....
次女を産んだ 赤十字病院は
母子同室だった
その日は 満月で
ベビーラッシュ
....
第九の聴かれる年の瀬がきた
でも 丘のひだでは聞かれない
冬鳥のさえずるアリ ....
裂けそうな繋がりを縫合してゆく
失いたくない人は
バス停で待っている
じっと話したいことを
....
「愛してる」返ってきたのはもがり笛
「恋してる」云われてゴメンもがり笛
きみの友人が
公私共々調子がいい
友人の周りは
あやかろうとする人間が
手土産を片手 ....
「ここで一緒に
いけたらいいと
俺だって思っているさ」
その場しのぎの
言い訳をして
....
来年からの学費と生活費を捻出するため
隣町で道路工事のバイトをした
ギリギリ専門学校に受かり ....
子猫を抱き上げるような眼差しで
この街を歩く人は少ない
真剣に生きようとする人の眼光は鋭く
....
私は世界の果てに 少しも立とうとはしていない
転がる 私は その思いの中だ
だけど私 ....
言葉を愛する人々は
静かな夜に、
潜るのだ。
心の音だけが聴こえる
世界で1人きりのよう ....
バイトを
コンビニでしていて
にくまんを
おとして
べんしょうする
あなたの愛情
あ ....
からっかぜ
おもむく
西から
からまりかえる
(2010・12・26mixi)
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