旅をする彼女を空港まで送った
夕食をとり国際線のフロアへのエスカレーターで
<なにか約束 ....
家族っちゅう関係が
とうとう壁になりました。
信 ....
やける痛みで何度も寝返りをうち
あなたはわたしの
名を呼んでくれたのだろう
受け容れられな ....
焼き肉を食べました
チキンを横目でみて
ぺろりと食べました
家々のネオンがとってもきれいです
....
いいわけをしていると
いいわけがない
いいわけがないのに
いいわけをしている
....
クリスマスだと
おもうからいけない
そんなもの
はじめからなかったのだ
....
だれかを幸福にしたいという気持ちより
だれも傷つけたくないという気持ちがかつ
弱腰外交と ....
メリークリスマスお前ら
世界中の恋人たちがこれから
夜通しファックしようってのに
わざわざ現代 ....
アヌスのかゆみにたえかねて
プリザSを買ってきたんだ
イルミネーション煌めいて
恋人たちが手を ....
アーモンドエッセンスを
うどの三杯酢にふりかけたら
たちまち杏仁豆腐の香り
だからどうしたとい ....
ガチャ (玄関のドアが開く音)
おかえりー Merry Christmas!
....
菜のはな畑に踏みいっていっせいに はぜた視界はぬりつぶされてきいろ 爆竹だった この手をすりぬけてい ....
去年のクリスマス、
何をしていたかとゆうと、
まったく思い出せない。
そんなことをいえば、
....
とまれない夜
(2010・12・24mixi)
今日は
クリスマスイヴ…
毎年のような
クリームシチューも
チキンも無いけど
部屋 ....
カメはなんで歩くのが遅いの?
「甲羅が重いから」
「足が短いから」
いろんな ....
胸でいくこと
それが我が夢
理想の巨乳に
ジェットを挟む
まばゆい光に包まれながら
でたぞ ....
黒い斑点がちらほらと
真っ赤に燃えさかる太陽には
黒い斑点がある
斑点の中には子が六人
....
くりすますが近づいて来ると逃げなければいけない
街のあちらこちらからメリーが出没して 人々 ....
慰める
傷ついてると誤解して
それが失礼
見くびらないで
君の澱みきったこころの
端っこからでいいから
あたしの生命を流し込んで
体内に血がめぐって ....
今日 ....
最初に論理があった。
そうして逆さまに
雨は降った。
ひとはみな
死を まとって 生きている
生まれ 出でた
その日から
生を 全うした ....
蛇口をひねると
小さな雲が出てきました
まだ水を作っている途中でした
水道管の中か ....
クリスマスが青くて涼やかになって
もうだいぶたつ
豆電球たちの赤やみどりの競演は
....
とり置きの雲をてきとうにちぎって
空のすき間を埋める
余白が大きすぎて
途中からは小さくちぎっ ....
家は深く埋まるように石灰岩の石垣に囲まれている
来襲する猛烈な台風から屋敷を守るため頑丈な ....
ありがとう、
ありがとう。
彼を忘れてやることを
私はしないことにした。
....
降り積もる雪は
誰の目にも白く
天空のイルミネーションは
誰の目にも煌めく
....
少女は泣いている 何を見て?
少女は泣いている 何を感じて?
少女は泣いている 何を思って?
....
北風が吹き込んで
天空の冷たさで街が満たされたら
山の端が私を呼んでいるような気がする
雲が驚 ....
少しも何もない自分を眠らされた夜
夢の暗い街角に人のようなものを見た
街の暗い夜の中で足を引きず ....
浮浪者ですらない日
思いとなったそこから眠りに落とされていった
そこで一体私はマトモなのだろうか ....
何もない場所に言葉があり
血のにおいをしている
隠れていて
近づくと現 ....
林道の枯草を踏み鳴らし
彼は音楽室へ歩む
灰色の壁に
暗闇の口を開けたドアを入り
....
血の声や冬の器の底に降る割れた鏡を受けとめる指
どこまでも此処は何 ....
{引用=
冬枯れの薊に右目かるく触れ 「さ」からはじまる手紙を書こう
....
日のひかりをそそがれて
開いた花を摘み
掌にのせたら
私の顔も、咲いてきた。
....
遠くに見えるあの富士は
名所と言われているけれど
今・この詩を読んでいる
さりげない ....
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