少年は長年蛹になり
いつしか蝶々にふ化した。
それは綺麗な羽だった。
大空を羽ばたいた

 ....
ある朝モーニンググローリーを
見に散歩に出た
いつものフェンスに
青紫色をして咲いていた。
 ....
あなたの幸せを祈りながら。

わたしの不幸を呪い。

誰にも言わず。

誰にも言えず。
 ....

現在の場所で絶えず自分の感情を押し殺してまで働くということはあってはならない。それは心の中だけで ....
喜ばしいことが起こった
上司と喜んだ
手を取って喜んだ
苦しんだ末の出来事だった。

お客 ....

がだん

しだん

いずこもしもじさんが

だんだんクレッシェンドじこあい

美のけはい




 ....









短歌しか
書けない感じ精神を
整理するのももう億劫で

 ....
心を持って
(それは綺麗な透明のビンに入って)
歩いていた
(どこにでもある街角を)
たっぷ ....
高野山僧侶四十名による声明
 坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
 坊主になれ坊主になれ坊 ....
自然など存在しないこの世にはすべて人工この木も草も

夕陽受け際立ち光る葉の裏は真っ暗闇で不平等 ....
あなた
情の深い女が
好きだと
誰かに話したでしょう
だから私
夏でも何の手入れもせず
 ....
いちを超えたら

それはやはり欲望なのだ

どれだけ切なくたって

それはやはり欲望なの ....

あたたかな日曜日
きょう、きょうですよ
今日は水曜日

やわらかな時間
曲がりくねって ....
言葉は同じなのに
言いたいことが
混がらがって しまったり

意図みたいに
簡単じゃあ な ....
バドミントンの羽根の形
ふわりと 浮き上がる 瞬間に
不思議さを 覚える

固い レースのよ ....
冬の{ルビ至=たどり}ついた日
海峡は慈悲のない 風でした


限りなく動揺する
どこまで ....
できるだけしずかに
水子のゆくえを追いながら
いつまでも駁(まだら)のように
羊にだかれて
 ....
獰猛な牙
私の腰まである肩骨
力強く張った後ろ足
しなやかで長い背骨 尻尾の先まで
虎の骨
 ....
澱んだまなこが粘りつく液体となってずるずると年月を嘗め回している。あふあふと飯をさらい込み、ゲテモノ ....

生死は問わないから
おれの眼前に
「幸せ」
と呼ばれるものを
差し出してくれないか
 ....
あなたの似顔を描いていました。

もう56回目です。

ちっともうまくならないどころか下手に ....
さらさらな、ざらざらなソーセージを、
焼いたり、ゆでたりして、
こしょうをかけたり、
ソースを ....

酒場に入るとすぐに
乾いた拳が目に入った
次に見たのは閑散としたカウンターに座る男で
話し ....
{引用=想像するという事
それは、
海に溶けた太陽
 空を飛べないなどとだれが言った?
   ....

休みの日は
泣いて過ごしてるよ
泣いておわるよ
てめーの噂
飲み込んで
まあそこそこの ....

アスファルトの音
コンクリートの音
諦めていますという顔で
歩いている

みんな辛くて ....
どうしてもわからない
難しい問題を
あとにまわしていたら
簡単な問題ばかり
急ピッチで解いて ....
頭掻けば
机の上は
冬景色
朝が近づいている

空気、震動、

オーヴァーロード気味のアンプ、

太陽が昇ってくる
 ....
灰色の階段を降りて
いつものランチセット
髭の生えたマスター、60代
階段と同じ色

カウ ....
わかるのがそこで誰でもない一体言葉を聞いていた私自身はどこにいるのかわからなくなるけれど、生きている ....
月をみていた

風の流れで 雲が激しく流れていた

まるで 月が大急ぎで走っているか ....
町はパリだか東京だか
ときは過去だか未来だか

枯れ葉一枚ついているだけの
冬木立ち透ける枝 ....

「いつも笑っていられますよう」
寒さを忘れて ひたすら願っていた

温かさに包まれてい ....
自覚がない

でも あたしの肩は
パンパンに張っている
 
他人にコリを指摘されて
気づ ....
各駅停車
大都市のはずれの三度の坂がある町

夕日に向かって
背中にぶっきらぼうしょったがに ....
前日 Home 翌日
2010年12月22日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メタモルフォーシスペポパンプ自由詩3*10-12-22 23:50
朝顔自由詩2*10-12-22 23:36
独占欲。狠志自由詩110-12-22 23:14
ネオンサインとサラリーマン番田 自由詩110-12-22 22:55
Joyペポパンプ自由詩2*10-12-22 22:42
阿ト理恵携帯写真+...2*10-12-22 22:37
詩すら書けなくなっちゃったいよいよの屑TAT短歌2*10-12-22 22:10
散歩朧月自由詩310-12-22 21:30
死者と私の為の夜salco自由詩5*10-12-22 21:00
tanka葉leaf短歌110-12-22 18:47
剃毛花形新次自由詩010-12-22 18:43
いちを護る吉岡ペペロ自由詩510-12-22 18:16
週末中日ゆうと自由詩1*10-12-22 18:01
早く来い来い、だけど…藤鈴呼自由詩2*10-12-22 16:08
本物の雪自由詩6*10-12-22 15:54
Winter Solstice月乃助自由詩17*10-12-22 15:22
かくれんぼ乾 加津也自由詩7*10-12-22 15:18
どこの虎の骨  −ハコモノの内容物に捧げる哀歌相差 遠波自由詩6*10-12-22 13:51
影を貪る山人自由詩4*10-12-22 11:51
Dead Or Alive寒雪自由詩010-12-22 11:31
わたしの過ちshena0...自由詩110-12-22 8:24
タコさんウインナークマクマ自由詩210-12-22 7:54
ABOTT竜門勇気自由詩010-12-22 6:39
イマジン光井 新自由詩110-12-22 6:29
のっとりホリデー竜門勇気自由詩010-12-22 6:16
もうどうなったっていい自由詩010-12-22 5:53
いいわけWasabi...自由詩310-12-22 3:24
箱庭完成北村 守通川柳310-12-22 3:03
オーヴァー・ドライブ戒途自由詩010-12-22 2:49
フライングサンタnick自由詩3*10-12-22 1:58
地面番田 自由詩110-12-22 1:20
今宵の夜空ポー自由詩4*10-12-22 1:03
或るイメージWasabi...散文(批評...210-12-22 0:47
流星群を見上げてポー自由詩3*10-12-22 0:42
循環森の猫自由詩11*10-12-22 0:18
そこにある風景カチキ自由詩310-12-22 0:07
36rows, 1.01sec.