(檸檬)
哀しみを知りすぎた瞳の奥には波のない水平線がひろがるばかりで
宛てもなく旅 ....
あわてんぼうの君は
いつも夜の電灯のつまみを
捻り過ぎては、外してしまう
何事も、焦 ....
始めましてサイクロプス。
これを送るころには返信になっているのだろう。
夜にしか生きられない我々 ....
おしゃべりのあいだ
だまってる
おしゃべりがおわるまで
だまってる
ふた ....
愛の名前を知ってる
ロックスターのハートのエース
あの娘の白いブラウス
天使のくちびる銀色
....
ぬいぐるみとさよならができないので
ぼろぼろで汚れた身体を
アクロンで洗って
柔軟剤に浸して
....
畦道にむかう足は
ゴワゴワと、カエルのように
ないて、河川敷に沿って走る
白い、マーチを追い越 ....
{引用=わたしら製菓は社長(渡白弥三郎 59歳 魚座)以下6人の零細企業である。
今日は上半期を振 ....
夜が
片方の手に獲られる
片方の手に
片方の手が乗る
夜は
....
柱の光に触れては曲がり
道の入口に立ち 忘れてしまった
ひとつであり 向こう ....
荒野に冷蔵庫はあった
冷蔵庫は洗濯機を冷やしていた
洗濯機は食器洗浄機を洗っ ....
哀しき俗物
ロバヲくんは詩的なんである
つねづね自分でそう思うから
ロバヲくんは道徳好きな ....
101114
今ではかなり以前のことになりましたが
....
この詩はくさい
髪から 鼻先から
うぶ毛から 源までくさい
ああ 君の ふともも を ....
三越のなんか知らない尻と分離する固い椅子の上で何人ものおばさんやおじさんの並びの間に腰掛けてただ座り ....
なんで、ひざ上にしちゃいけないの?
なんで、茶髪にしちゃいけないの?
なんで、化粧しちゃ ....
背のちっちゃな女の子
男好きのする笑顔が印象的で
逢う度に違う男の子と一緒だった
背のちっ ....
君の頭に
手を乗せて
ガシガシ頭を
撫でるのも…
君の名前を
何度も呼ぶのも…
....
目が合えば酸いも甘いも吹っ飛んでただひたすらに恋をするだけ
少しだけ悔しい気持ち目が合 ....
いつかは死ぬのにね
母が言ったからどきりとした
いなくなった恋人を
そろそろまた恨み始めて ....
ひとりでふたりぼっちになるよりも
ふたりでふたりぼっちでいるほうが
あったかくてやさしく ....
四季が巡る
定めのように
規則のように
あるいは
去年の穴埋めを
するように
少しず ....
幻影はどこの空にもあった
夜明けに
夕焼けに
月光の中に
幻影は美しい藍の色
決して終 ....
所沢航空公園で昼寝していた犬と目が合ったからにゃんと挨拶してミドリの窓口から森へムンクの森へ備えない ....
おとな(し)つややかはだかい
雲をみじん切りにして
さっと炒めて
ちょっと味見して
少し首をかしげて
そこからひた ....
砂糖漬けにして飼い慣らされろって
尚更アタマがおかしくなるだけだろう
俺のために作り替えた安楽椅 ....
俺の両手には鳥と魚
どちらを選ぶの マハーカーラ
創造主の夢はいつ終わるの ヒラニア・ガ ....
(小舟)
季節の風がわたしを追い越してゆく
夏のてまえで緩んだロープを解いてしまいまし ....
どこからともなくやってくる
闇を切り裂いて光のほうへ
太陽が東へ沈みゆく
ときめいた心を壊すた ....
独りでこの夜過ごす時間
圧倒的に淋しくて
紛らわすために家にある
灯りを総て点けてみた
....
北風が冷たい
夏にセミがいたなんて
すっかり忘れてしまう
すっかり気弱な太陽
それでもマ ....
ロサンジェルスの薄ぐもりの海岸
タクシーをおりるとそこには僕だけだ
なん色かの雲の層がよ ....
・
朝
凍ったような青空の中を一艘の船が
西から東へ進んでゆくのを見た
おそらく西に沈んだ月 ....
弾けもしないキーボードに指を添え
弾けもしないはずなのにコードを押さえ
弾きもしないはずな ....
愛してる でも会えないから大嫌い
君の言葉に 苦笑いする
「君だって 来 ....
一 二十五歳
土曜日になると、とある森の奥の拓けた場所に白亜の巨城が現れる。私は毎週、 ....
一輪の白い花を手折る時にもらした溜息は
蒼空へ昇った
ふしめがちなほほえみは
みすごされてしま ....
ももたろうが
かめにのる
きびだんごを
ぜんぶあげたから
かめはすこし
....
魚が釣れた
私は食べる
火で 焼いて
魚を 食べる
私の口で
魚の 体を
皿 ....
必死に現実逃避
君の噛んだ指が
赤黒い蜜を垂らして
愛を染めてゆく
....
きみがいなくなったら
わたしは
おかしくなるとおもう
けど
わたしがいなくなっても
きみは ....
{引用=靄は掻き消え
青空覗き
風神は不安の
帯を解く。
── J.W.v.Goethe: ....
多めのホットミルク
溶け合う粉ココア
世間に遅れて…
おはよう
スプーン ....
只、僕は涙を堪えなければならない程、君を愛して居て、生温い君の歌声がこの心を春の樹皮にさえしてしまう ....
販売機の釣り銭受けから硬貨が転がり落ちた。女は拾う素振りも見せずに
歩道脇の排水溝に吸い込まれるの ....
涙がにじむ
指がふるえる
ココロが痛い
まるで
あたしの一部が
切り取られた
みたい ....
思わず産毛が逆立ってしまう真夜中の二時。これから一人で生きていけるかどうか怖い。だから背筋に悪寒が走 ....
2010年11月15日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
海へ ‥Ⅰ
アラガイs
自由詩
7*
10-11-15 23:51
明かりのつけかた
服部 剛
自由詩
3
10-11-15 23:49
左眼獣より
kiri
自由詩
3
10-11-15 23:29
おしゃべり
小川 葉
自由詩
2
10-11-15 23:08
Midnight,fixed star disco lovers!
アヅサ
自由詩
2*
10-11-15 22:58
ぬいぐるみ
蒼木りん
自由詩
3
10-11-15 22:49
あわ
しべ
自由詩
4
10-11-15 22:17
モンドセレクション金賞を目指して
salco
散文(批評...
3*
10-11-15 22:15
降り来る言葉 XLVIII
木立 悟
自由詩
4
10-11-15 22:07
ノート(ひとつ 忘れて)
〃
自由詩
3
10-11-15 22:05
みんなの話
たもつ
自由詩
4
10-11-15 21:32
俗物ア・ラ・カルト
salco
自由詩
5*
10-11-15 21:32
プレゼントは遠慮するから幽体離脱したい
あおば
自由詩
4+*
10-11-15 20:29
くさい詩
八男(はちお...
自由詩
2
10-11-15 20:24
分離して
遠藤杏
自由詩
2*
10-11-15 20:22
Listen To Me
寒雪
自由詩
1
10-11-15 20:11
初冬の夜空に歌ううた
恋月 ぴの
自由詩
26*
10-11-15 19:41
僕の意志で…
顎長三日月
自由詩
1
10-11-15 19:24
ふうせん
ゆず
短歌
1
10-11-15 19:08
家事手伝い
朧月
自由詩
6
10-11-15 18:30
ふたりぼっち
吉岡ペペロ
自由詩
12
10-11-15 18:06
揺れながら
美琴
自由詩
0
10-11-15 16:43
幻影
一 二
自由詩
1
10-11-15 16:24
逃げる
阿ト理恵
自由詩
8*
10-11-15 16:05
ばらす
〃
携帯写真+...
1*
10-11-15 16:02
わたしの夕焼け
昼寝ヒルズ
自由詩
5
10-11-15 15:58
メロディ
山口清徳
自由詩
0
10-11-15 13:58
トリックスター
〃
自由詩
0
10-11-15 13:57
海へ ‥Ⅱ
アラガイs
自由詩
5*
10-11-15 13:31
ときめきのたんこぶ駱駝(´・_・`)のテーマ
SEKAI ...
自由詩
2*
10-11-15 13:31
病みに光は
邦秋
自由詩
0*
10-11-15 13:13
冬のある日
うずら豆
自由詩
6*
10-11-15 13:08
エリスの思いで
吉岡ペペロ
自由詩
1
10-11-15 12:51
褪せてゆく秋の或る一日
吉田ぐんじょ...
自由詩
22
10-11-15 10:59
コード 1
……とある蛙
自由詩
9*
10-11-15 10:19
遠いから繋げない手が行き場なく冷えてきたうた
雨音些末
短歌
1
10-11-15 9:56
中編小説 心と口と行いと生活で 作 丸山 雅史
時間が蕩ける...
散文(批評...
0
10-11-15 8:13
一輪の眩暈
こしごえ
自由詩
3*
10-11-15 7:14
手違い
小川 葉
自由詩
4
10-11-15 2:41
あの子のこと
番田
自由詩
1
10-11-15 2:36
イチゴシロップ
徘徊メガネ
自由詩
3
10-11-15 2:16
もし
こころゆくま...
自由詩
3
10-11-15 1:49
Glueckliche Fahrt 〔旅立つ君に〕
Giton
自由詩
0
10-11-15 1:42
遅く起きた 朝
元
自由詩
1
10-11-15 1:18
to YUI 2010.10.12 23:07
時間が蕩ける...
自由詩
0
10-11-15 1:04
何と言っているかよくわからない
プテラノドン
自由詩
1
10-11-15 1:02
生きて
森の猫
自由詩
2*
10-11-15 0:54
天体観測
時間が蕩ける...
自由詩
3*
10-11-15 0:43
加筆訂正:
雑居房の英雄
/
……とある蛙
[10:09]
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