どこにもいなかった。

どこにでもいた。


錆び爛れた仮面を
踏切りは見透かすのだろう ....
この世という巨きな檻で 
誰もがひとつの「非常口」を探している 
それぞれの足首に鎖でつながれた ....
そっと抱きよせ
髪をなで
唇を重ねる
何度もキスをした

全てが始まる。
ちょっと苦しい ....
ゆるして
あたまのうしろの
いちばんやわこいところを
食べてしまったこと


知らない間 ....
心に沁みる寒さ
いつも一人ぼっち
誰とも話さない日常
蜻蛉のような命

初めはパッパカ
 ....
桜咲く夕陽日だまりきみの影 指輪かがやくきみのゆびもと {引用=
降りてくる朝の手綱を引いて
静寂の中にひっそり佇む戸口を叩く

小径を満たしてゆく ....
心を無にする
声が聞こえる。
滴の音がする。
命の声がする。

流れる花
流れる雲
流 ....
 私がちょうど22よりひとつかふたつばかり年が若輩者だった頃、世の中では1980年代の世紀も終わりを .... おじいちゃんが

おおきくなったなぁ、と

わたしとせいくらべした


ぬかされちゃっ ....
つばきのはなが

おちた


ボトリ


ぞっとする
私の皮膚に
とても近く触れて雨がある
どこからきたものか
わからぬ雨がある

ところで
 ....

濡れた鋏の翼で ブリキの鳥が
夜を 透明に 幾重にも 裂いてゆく


路上の暗がりの奥と ....
噎せ返るような鉄錆の匂い
ぞぞぞぞと這い上がる、
正体不明の警告
止まない水音
ひたひたと忍 ....
そうして
列車は燃え上がる火山の山腹を廻り
向かい合って座っていた僕たちの
車窓から美しく災害 ....

庭園を吹き渡る気流に乗って山脈を越えると
なだらかに広がる山腹の緑の森と
森に囲まれた湖
 ....




発光し続けて
磨耗するフィラメントの
舌打ちみたいな最期の音
疲れた寝床 ....
春の雨 寂れたビルの 屋上P 車を停めて シート倒した 全てが過去へと帰してしまって、何もかも思い出になってしまう日がいつかはくるのだろうか
煌めいた日々 ....
決めるのは他人ではないこの自分迷いの中に成長がある

化粧する後姿も魅力的花になろうと心に決める ....
荷を捨て

独り旅立ち

異国の河辺にたたずめば

思い出すことに

寂しき ....
できるのかできないのかわからないことを
いつまでもなやんでもしかたがないので
とりあえずできそう ....
透明な紅茶に火を燈す
うすぐらい部屋は
広大な宇宙のように
ぼんやり、笑い
オーケストラの  ....
鉾田へ行きました
なぜか国道355で

湖を眺め
跳ねるように北上する道です

廃線跡の ....
さざなみがさらっていった

いつしか悲しみが
すべすべとした滑らかなものに
変わっていくよう ....
横にずれる
時折見え隠れする
交代の時
予感する
もちろん
偽りだ
話の焦点が合わないの ....
床にグラスを叩きつけると
飛び散った破片が
キラキラと光っていた
光っていたものは
ガラスだ ....
夢と嘘の共通点は
どちらも現実ではない事。

どちらもこれから現実になる
かも し ....
きょう今からそっちに行こうと思うんだ、

社長から所長の件でお客様をまわるから一応お客様の昼から ....
やわらかい雨がいい
ふぅわりとしたメレンゲの様な
やわらかい雨がいい

雨は色々な事を思い出 ....
世間に追いつめられて
息のつまるような生活をおくるなんて
全くくだらない
生き ....
一つの幕をおろす
桜の花は未だ咲かず
雪解けは進まない

空港に響く足音
旅立ちの喧噪
 ....
僕の何も語らず青ざめる、
金粉をこぼれる街の海のおっさんに、
見える女の居場所を通り馬糞を数える ....

一体なにを間違えてここへやってきたのか

繰り返される過去のお話

こころを開けばよかっ ....
花園に対する興味を失ってからもうずいぶんと経つが
今更になって入場を許可された
偶然にも暇をもて ....
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2010年3月24日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
憂鬱な土曜、音すらも聖跡なのだと、窓の外観ていた・・・都志雄自由詩2*10-3-24 23:57
非常口 服部 剛自由詩610-3-24 23:19
キスしようペポパンプ自由詩8*10-3-24 23:09
許せない春因子自由詩8*10-3-24 22:54
雨の音ペポパンプ自由詩3*10-3-24 22:50
春の始まり朱印短歌110-3-24 22:42
最初の音高梁サトル自由詩13*10-3-24 21:41
虫の音ペポパンプ自由詩4*10-3-24 21:31
悲しいことがあると僕はいつも花形新次散文(批評...3*10-3-24 21:22
まごくろきた自由詩510-3-24 20:42
無題#自由詩210-3-24 20:39
朧月自由詩510-3-24 20:38
夜の涯て / ****'02小野 一縷自由詩7*10-3-24 20:37
ウォーターサーバー士狼(銀)自由詩6*10-3-24 19:40
大鉄道旅行時代片野晃司自由詩2810-3-24 19:40
大庭園自由詩1810-3-24 19:39
受精ホロウ・シカ...自由詩4*10-3-24 18:56
Sabotageハイドパーク短歌4*10-3-24 18:55
ワルツ次郎自由詩110-3-24 18:50
成長夏川ゆう短歌310-3-24 18:06
バラナシ蒲生万寿自由詩1*10-3-24 17:58
グレンデル人間a自由詩010-3-24 17:47
溶けてく腐水嘘而自由詩210-3-24 17:18
迷子しべ自由詩110-3-24 17:08
フリクション瀬崎 虎彦自由詩310-3-24 17:02
おざなりバイブレーションOz自由詩210-3-24 17:00
染みwithin自由詩3*10-3-24 16:24
架空の出来事美琴自由詩010-3-24 16:23
蛇と銀河吉岡ペペロ自由詩410-3-24 13:20
雨の事プル式自由詩5*10-3-24 10:40
酒瓶一本の自由寒雪自由詩110-3-24 8:20
相羽 柚希自由詩0*10-3-24 7:37
貴婦人のハンカチ番田 自由詩110-3-24 2:14
誰かおしえて猫のひたい撫...自由詩010-3-24 0:26
悪ふざけ中原 那由多自由詩5*10-3-24 0:06

加筆訂正:
夜ごと零時零弐分の女声獨唱歌 新宿※こすり/salco[05:15]
スペース挿入
夜ごと零時零弐分の女声獨唱歌 新宿※こすり/salco[00:17]
誤字訂正
35rows, 1.02sec.