こおりづけの夜が明けたら
あてどない君のくちびるにキスしよう
果てしなく遠ざかってゆくあの空と
 ....
母は強い人だ
私は母から生まれたのに
なぜ強くないんだろう
なぜ母がすきになれないんだろう
 ....
あいがあふれてる
すばらしいすばらしいこの世界で

ぼくはずっと、
反抗期でありつづけたい、 ....
瀬戸内海とは違う海

海は女性である。

船から見る雲が美しくてコルクの蓋の小瓶に
唄とま ....
ここから先は
明かりを消してください
この洞窟の中に
外の光は危険なんです
進む方向に困った ....
防砂林ごしに轟音がしていた

飛行機の離発着のような音だった

愛人と犯罪を完遂したあと
 ....
最終電車。降車する人の群れ。渋谷駅へ向かうホームの光は消されている。
最終確認をする駅員の姿。
 ....
ああもう

冬は憂鬱な季節だというのに、発狂しそうな私がここにいるのね

あなたが好きだとか ....

 
 
◆side B @ 少年。



背伸びをして、やっと見えた窓の向こう。
 ....
上辺だけでの会話
踏み込むには弱すぎて

疑問文で伝えるメール
返ってくるのは当たり前 ....


生まれ落ちた瞬間から
選択の道を歩まされ
自由の名の下
出来すぎた答えを選び取る
そ ....
木漏れ日がふたりの影を白くさせていた

背の低い常緑樹のしたで

ぼくは自身の人生の蹉跌を話 ....

のぼせたわけじゃないんだよ

つい沸かしすぎた湯が
総毛立って縮こまる私を
ひとときたり ....







 車が三角になって走る

 首の太い太陽が 時間の想い出の中で

 ....
あまりに寒いので
コタツに入ってみかん食べながら
明日の自分がどうなるのか
漠然と考えていたの ....
{引用=
クリスマスイブの夜、
京介くん(以下K)は部屋にひとり、ベットで、うとうと。
サンタ ....
家に帰っても会社員の彼は
パソコンを叩きながら
テレビを見ていた

番組では
「本邦初公開 ....
萼には永劫の接吻を
際どかった昼間の送り仮名には微笑み二乗の反語法を
埋もれかけた墓標には遠い遠 ....
彼の欲しかったのは 身体
彼女の欲しかったのは お金

彼はそれを愛情と呼んだ
彼女はそれを ....
何にもない手に
何にもない 手の 
あるべきではない 手の存在の彼方で
僕は憧れた

女に ....
何もない手に体の街を
歩き指先のどこかへと
そこで口先だけが爪を
何にもないと舐め

噛ん ....
1…
 人は物事を整理し、「記号化」→「体系化」→「理論化」することによって脳を発達させ、進化して ....
今宵にみる月は
夕暮れに傾いてゆき
三日月ゆらゆら
縄をかけて揺れていよう

マティーニを ....
思いには歌作るべき種もなく机に座りかくペンをとる

体にも心にも力与えずば気分は失せて骸骨と ....
「おじいさん こんにちは
 また会いましたね」

  おや あんたかい
  また会ったね
 ....
 形式だ
 内容だ
 またそんな話になっちゃって

 僕はまた
 形式より先に内容が
  ....
綺麗に裁断された
紙の断面
断ち切られた時間
断念すら出来ずに
それは終わっている
紙を裂 ....

ながいあいだずっと 知らずにいました
それに、どんな意味があるのか
気にもならなかった

 ....
 21日。東京に住んでいる姉と待ち合わせをして東京見物をすることにした。
 銀座で待ち合わせをして ....
 今月の初旬から始まった埼玉の基地での研修が、明日終わる。今年度で転職が決まったので近々退職する予定 .... 三次会のあと
はなれがたくて
鉄路にふたりツレションをした

メリークリスマス、

メリ ....
ひとを信じるということは

コミュニケーションにおいて

もっとも大切なことのひとつだ

 ....
 あなたとわたし、わたしとあなた。
 学校帰りにこうしてケーキを食べて、熱い紅茶を飲む。
 秋に ....
朝の6:10発のアーグラー行き電車に乗るべく、5:30にホテルを出発しました。
が、インドの電車は ....


僕はあなたに
亡霊であり
生ものであり
影であり
車であり
スプーンであり
 ....
そっと、唱えてみた

遠い昔の

あなたとわたしの呪文
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2009年12月23日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星空と白地図水島芳野自由詩009-12-23 23:55
親離れ朧月自由詩409-12-23 23:35
ゆず自由詩1*09-12-23 23:29
水の中の雨花石について。Monet....自由詩109-12-23 23:05
朝をゆさぶる男りょう自由詩4*09-12-23 22:12
犯罪者は夜手をつなぐ吉岡ペペロ自由詩1009-12-23 22:10
国道246号線、寒い寒い日ブライアン自由詩4*09-12-23 22:05
タンBん妄想がん自由詩009-12-23 21:49
窓。hope自由詩109-12-23 21:41
平行線上の彼女秋助自由詩2*09-12-23 21:05
迷路泉咲れく自由詩009-12-23 21:04
点と線吉岡ペペロ自由詩309-12-23 19:38
長風呂ゆえづ自由詩409-12-23 19:32
Fィ—リン Hァピィ ワンダ—・・・ヨルノテガム自由詩3*09-12-23 19:01
木枯らし舞う水曜日、コタツとみかんと生きることについて涙(ルイ)自由詩109-12-23 18:31
サンタさんとサンタさんの間で北大路京介自由詩7*09-12-23 18:22
壊される人形の復活劇 ある会社員より愛を込めてりょう自由詩3*09-12-23 17:40
らら、ばい都志雄自由詩3*09-12-23 17:34
夕暮れポケットuminek...自由詩2*09-12-23 17:32
番田 自由詩009-12-23 15:57
ピン自由詩009-12-23 15:56
本能が怖い話を拒絶する 下書きメモ結城 森士散文(批評...1+09-12-23 14:48
『今宵の月は』連詩  白糸雅樹様&ペポパンプ作ペポパンプ自由詩5*09-12-23 14:01
歌材ともしき生田 稔短歌209-12-23 10:21
サイコロと坂道りょう自由詩909-12-23 10:03
スターリニズムの擁護藪木二郎自由詩009-12-23 9:53
裂くフクスケ自由詩009-12-23 9:34
Spirit of Christmas月乃助自由詩7*09-12-23 8:25
埼玉出張記(2)相田 九龍散文(批評...209-12-23 3:34
埼玉出張記散文(批評...209-12-23 3:34
酔いどれの鉄路吉岡ペペロ携帯写真+...1109-12-23 2:59
ひとを信じる自由詩609-12-23 2:11
アルルカン洋菓子店瀬崎 虎彦散文(批評...3*09-12-23 1:51
インド旅行記5(ジャイプール→アーグラー)チカモチ散文(批評...209-12-23 1:26
あなたにここにいてほしい真島正人自由詩6*09-12-23 1:20
ひみつ殿上 童自由詩4*09-12-23 0:49
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