『詩を書いてるんだ』
そう言って彼は私に詩を見せた『家に帰ってじっくり読むね』と言ったものの、感想 ....

あなたの声がこだまする

力になりたくても

僕には何もできないんだと

少し悲しく ....
柔かく
優しく
包んで
そっと

触れて
安らぎ
ゆるり
時流れ

微笑を
尋 ....
あなたはまだ覚えているだろうか
あれ以来君から離れた僕を


空虚な時間が過ぎていき
僕が ....
大事なものには形が無い
無いものを確かめようともがく

心はあるか?
心は見えない
心はさ ....
人はいつか死ぬけど死ぬから死ぬ時はみんないるから安心、安心。

真夜中のNHKで黒い鵜がとろとろ ....


アカルクアカルク
ウスッペラク
風とおしよく
かるくかるくかるく


トクベツな ....
実家に帰ると
母は今の母で
わたしが思っているお母さんとは違う
いろいろあったもんね
川の形 ....
この肉体が僕の名で呼ばれている不思議
思うが侭に動かし
あるいは歌い 
横たえ

歯の並び ....
その男 草木に眉を顰めて
かつて在りし栄耀の痕跡を追う
肉を刺し骨を切るのが鉄であり
火を燃や ....
花のなくて12月の太陽


ビルの林立と車窓 都市生きて


朝霧ひっそりと都市は遠景
 ....
わたしの
これからはじまる
修羅場へようこそ
たくさんの首と
臓物が浮かんでる
沈んでる
 ....

うつむきながら
老婆があゆむ
右の手にしたほそい杖
すりきれたコートにつつまれて
冬の濡 ....
あなたは私を撫で

「猫みたい」と言った

私はあなたに撫でられるのが好きで

ただなん ....
線路の上の林檎のような
男と女の営み

線路の上の林檎のような
私の心臓

絶頂はそろそ ....
 2010年1月の9日から13日にかけて、現代詩フォーラムにて第4回批評祭を開催します。


 ....
自殺が話題にされると
じぶんの引き出しに
自殺が入り込んで来る

まさかじぶんが
そんなこ ....
新月

月が新たに生まれ変わる夜

世界は何処も彼処も

静かなる闇夜



時 ....

誰にも気づかれずに消えてしまいたい

夜に

股の間から流れ出た赤い血が

生々しく ....

三島由紀夫の『金閣寺』を読んで、『金閣寺』を燃やしたくなった。
京都の鹿苑寺金閣ではない。三島 ....

言葉の葉を
地面に散らしていく流線を
葉を手にして 白色をしていたんだって 
僕は 空をい ....

それは
君の絵の 終わり

余計な厚みをつけはじめたら
原色の絵の具を白地に塗りつけたの ....
はるか昔、深海で織られた地層は
湧き上がる二つ対流の狭間で
荒々しくこそぎとられアルプスとなった ....
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2009年12月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
放たれた夕切り自由詩209-12-2 23:59
電波少年黒川 蔵人自由詩109-12-2 21:13
柔かくペポパンプ自由詩4*09-12-2 21:09
覚えていますか?ark-ey...自由詩109-12-2 19:35
大事なもののかたち朧月自由詩609-12-2 19:33
花葬送滝沢勇一短歌109-12-2 19:25
アカルクカルク笠原 ちひろ携帯写真+...309-12-2 18:17
未だうまれぬわたしのこども携帯写真+...909-12-2 17:56
骨の上で逡巡する瀬崎 虎彦自由詩409-12-2 17:29
鉄と春秋自由詩209-12-2 17:24
やさしさの調べアハウ俳句409-12-2 15:29
修羅場へようこそチアーヌ自由詩209-12-2 15:14
Maria月乃助自由詩7*09-12-2 15:01
飼い猫marica...自由詩3*09-12-2 13:09
線路の上の林檎のような瑠王自由詩5*09-12-2 12:42
第4回批評祭開催にあたって相田 九龍散文(批評...4+*09-12-2 2:45
自殺吉岡ペペロ自由詩809-12-2 2:32
珈琲と黒真珠楽恵自由詩3*09-12-2 1:28
生きていることいのせんと自由詩009-12-2 1:12
どこかにあるかもしれないもうひとつ別の7月4日robart散文(批評...109-12-2 1:10
センター街のまえで番田 自由詩009-12-2 1:04
はみだす自由詩409-12-2 1:02
時の記憶西天 龍自由詩9*09-12-2 0:31

加筆訂正:
第4回批評祭開催にあたって/相田 九龍[05:32]
第6稿。
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