ふと口からもれた声は
どんな言葉のはじまりでもなく
そのまま枕にどさりと落ちた

わからない ....
母の姉が倒れたとかで
今日は父と二人だけだった

いつもと変わらず
朝に放浪の為に家を出る
 ....


数年、会話という会話を交わすことのなかった親父が
最近妙に話しかけてくるようになった

 ....
いままでありがとう

おとうさんに言った真昼に
わたしの咽を埋めていた錠剤の苦さは
冬の海 ....
あなたの髪の匂いがする部屋で
朝を迎えられるなら
夜なんて怖くない
この東京砂丘

砂漠は ....



きみの見るものは
すぐさま
毀されて、光があった、光が
あった、光
ただそれだけ ....
誰もいない、誰もみない
透明人間のぼくは街を徘徊する

埋没されてゆく
溶け出してゆく
視 ....
○ 速達のお見合い打診裏返し機械仕掛けの神をさがす朝


○ 峠路見上げる雲を追いかける不採用 ....
こえぇ、こえぇ、まじこえぇ。

明日あたしは退院すんだけど、

退院=ふりだしに戻る、なんじ ....
かみさま ほとけさま
ジーザス・クライスト

わたしは明日退院します。

あなたがたの名前 ....
χ=9.9999…

10χ−χ=90
   9χ=90
     χ=10

10=9 ....

またしても
夕焼けに因縁をつけられる
丁寧に塗り直したばかりの
ちょっと自慢の金メッキは
 ....




日の暮れかけた堤防沿いに横座りして汚れた川面を見つめているアリサ
「時々この川が ....
男よあなたは
力強いその腕を彼女に見せるべきではなかった
女よあなたは
唇にのぼる歌を彼に聞か ....

 眠らない彼がいるとして
 その彼が瞳で見る夢
 水面越しに見る色の分からない空
 口から ....
切り落とされた枝が芽吹いて
いびつに折れた朝の出来事
春まだ浅い日の寝ぼけまなこは
過ぎたこと ....
電子レンジで
あっためただけの
安っぽいハンバーガー
みたいな
湿気をふくんだ
生ぬるい
 ....


人は自分を見付ける為に生きる。

自分を見付け、愛する為に生きる。


自分の求め ....
こぼれだした黒が
赤いスカーフに滲んで
みずたまりをつくれば
まちは夜更け

くりかえされ ....
やったら星のきれいな夜でさ、満天の星が落っこちてきそうだったんだよね。だいたい、5つよか多い星が見え .... 此の生、受けた現世ならば
居心地が悪化しているね
嫌えるものばかりが称賛?
どうせなら、ほら、 ....
宗教のための宗教とは(4)

私が宗教にかかわりだしてからはもう 永くなる。人生の3分の2は費や ....
もったいないようでいて
素晴らしいはずの
大自然をリコール
ぼさっとしてるオヤジたち

と ....
虫の音だけが響く長い秋夜のしじまに
基次郎の 「檸檬」 を読んで
僕も明日、彼女の机の上に
そ ....
 Sayoはもうこんなことを三年もやっていた。
 森を越えてやってきたここは、都会の雰囲気のある町 ....
金魚はきっと世界を弾丸に替える目を持っているでしょう。
静止しているか光速の平行移動で過ぎ去る世界 ....
未熟な叫び声が

空高くとびあがった

水溜まりから見る景色を

覗いて見たら

小 ....
寄りかかるように抱擁する
くびすじに鼻をうずめる
匂いがする
人なのか、花なのか

どこに ....
暗い窓の外に雪が降る
雪の色は灯りに映えて色を返す
窓を隔ててそれは揺らめきながら私の前を過ぎ
 ....


毎日
君と星空を見上げてた夏を
思い出します




あの日
数えきれなかった ....

不思議な国に
自分を 真っ赤に手にする
生ぬるい 触れたものの
薄い緑してくる 僕自身は感 ....

破片が、
誰でもない、底の
破片の散らばる、川を、
認知の、散らばりの、日差しを
見つめ ....
梨が終わり
柿のなるこの頃
貴方は何を
していますか

天高く
同じ空の下で
貴方は
 ....
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2009年10月20日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不眠自由詩709-10-20 23:29
カレーライス奈々自由詩509-10-20 23:24
ガンダム親父仲本いすら自由詩209-10-20 22:42
反射光あぐり自由詩4*09-10-20 22:17
東京砂丘花形新次自由詩2*09-10-20 21:01
_こもん自由詩509-10-20 20:49
都会津島自由詩109-10-20 20:42
雑詠五首都志雄短歌209-10-20 20:37
退院のための祈り(B面)笠原 ちひろ自由詩609-10-20 20:23
退院のための祈り自由詩809-10-20 19:39
世の中は大体で成り立っている飛べない豚散文(批評...109-10-20 19:04
夕焼けの馬鹿野郎nonya自由詩5*09-10-20 18:58
汚れた川面を見つめている右目だけのアリサホロウ・シカ...自由詩2*09-10-20 18:42
子守唄テシノ自由詩309-10-20 18:33
散青如仁自由詩109-10-20 18:28
不在の一脚古月自由詩6*09-10-20 16:48
ハンバーガー水中原動機自由詩209-10-20 16:15
生きる。aokage自由詩3*09-10-20 15:33
デッド・スタートみつめ自由詩1*09-10-20 15:11
星巡夢梯子リーフレイン自由詩009-10-20 15:06
STARCAT邦秋自由詩0*09-10-20 12:12
宗教のための宗教とは(4)生田 稔散文(批評...309-10-20 10:42
コインが二つほしい竜門勇気自由詩1*09-10-20 4:35
さやけき奏(かなで)within自由詩8*09-10-20 4:01
「波の声をきいて」(3)月乃助散文(批評...3*09-10-20 3:57
航路三森 攣自由詩409-10-20 3:00
関係進路こめ自由詩1209-10-20 2:42
抱擁しゅう自由詩309-10-20 2:30
冬眠三森 攣自由詩109-10-20 1:43
流星群瑠音自由詩009-10-20 0:47
氷山は色の中の僕に番田 自由詩209-10-20 0:36
沈むの手紙自由詩009-10-20 0:36
Depend on youペポパンプ自由詩5*09-10-20 0:00
33rows, 1.05sec.