「さようなら、チャーリーブラウン」逃げていくビーグル犬より貴方は速い

君の物全て可燃のゴミ ....
弁護士も消えてしまって
拘縮の妻をなでている月
声が聴こえる

笛のように震えている

それは孤独の笛だ

うつろな瞳孔が

ぎゅっ ....
手のぬくもりも
胸の厚さも
すっかり覚えてしまった

わたしの中には
いつも兄ちゃんの声が ....
昭和55年に冬至書房新社より発行された詩論の本、「詩と詩論」は 、吟遊別冊79年6月刊の「モ .... 手が汚れたら手を洗うのと同じように、君は身の回りのものを捨てる。
私はそれと同時に、美容院で夏に傷 ....
日本語を趣味にするなら趣味として
対象は正しく愛玩しましょう

全ての言語が誰かの母語であるこ ....
母のことが なぜあんなに嫌いだったのだろう
殴られたことがあるからでもなく
押入れに閉じ込め ....
堕ちていくのは

時計の針かはたまた

砂時計の砂か

どちらにせよ結果は同じ

両 ....
どうすればいいのかわからなくて
立ち往生する
極楽往生じゃない往生だ
この往生はどこに往って生 ....
蔦を植えた君を風が抜ける
触れる者を待ち
褪せたドアノブに
風上となって立つ貴方の水滴が滑り落 ....
煙草を一本、灰にするあいだ

曇りの夜空、見上げているのは

この道で自分がしでかしたことへ ....
「はい、じゃあ、としゆき君、春に咲く花といえば?」
「スパイ女房!!」






 ....
ガラガラとドミノのように自転車が倒れゆく音立ちすくむ人

轟音の地下鉄の中 両の手を用い会話を ....
エゴイズムでも自己満足でも
悪者でもひねくれ者でも
勝手でも自由気ままでも
傍若無人でワガママ ....
冷蔵庫の中を見つめながら僕はため息をつく
怖かったのはきっと製氷器が動くことを止めなかったから
 ....
窓の遠くでコスモスが揺れざわめいている
君はそこへ行きたいと云う

行くがいい 君になら似合う ....

今日最後の光が
暗闇に飲み込まれる時
僕の左側は
ありふれた原風景に帰りたがる
無闇に掻 ....
冷えていく
必死で確かめる手の感触は
歩けば歩くほど不快なものになるのに
決まって早足でわたしは向か ....
夜中のうちに
鍋の底で腐っていくとろけた大根が
少しでも悲鳴をあげてくれれば
わたしはすぐに火を点け ....
夜の散歩中に迷い込んだ名も知らない小さな神社は
まちあかりも遮ってしまう茂みに覆われている

 ....
LONGE TIME…

長い、長い、時間の中で
僕が髪の毛を伸ばしてられるのも
きっと今位 ....

空が脱脂粉乳のように
薄く万遍なく引き延ばされてしろい日
うすぐらい部屋のなかで洗濯機を回 ....
お互いに危険と快感を欲しがっていたから
何かとよく話すようになったけれど
近頃は足の踏み場を探す ....
や・ら・な・い・か…フゥー

新宿2丁目 モッホ、モッホ、モッホ、モッホ
新宿2丁目 モッホ、 ....
ごめんね

きみの優しさに疲れたぼくは

こんな陽の光にさえ
うんざりしてしまうんだ

きみが隠して ....


ひとつのメルヒェンが世界を往復するあいだに
路地裏の女はひらがなで大きく書かれた
しなな ....
{引用=アラフォー美女軍団が集う とあるアスレチックジムの昼下がり
美しさを競い、年収を競い、つか ....
よく晴れた日曜日の朝
洗い立ての心臓を
物干し竿に干した

切り離された動脈と静脈を  ....
朝の薄闇の中

漸く日の光にあたるはずだった蛙は
また暗く深い井戸に
引っ張られ

ボッ ....
「あなたたちは鵜飼の鵜だ。
もしくは、
温かい食べ物にラップをして出来た、
内側の水滴だ ....
曇天に各自の太陽 腹の中


新兵は三日月に鍛えられる


彼は愛だろう この昼この夜に ....
それは弱まるものである
   経年的な金属疲労のように
だが軽視するものではない

それは強 ....
一篇





                                 どこに ....

アスファルトには干からびた雛の死骸
散水の終わったテラスでは
欠けた樋から不規則に水が漏る
 ....

聴けないCDデッキを捨て

使い古しの座布団を捨て

石鹸カス 埃 サビ 黴 ゴミ

 ....
硝子の眼が欲しい
濁った眼は棄てたい
凍り付いて、怖じ気づいた膝小僧
全部、全部、棄てたい
 ....
今日も太陽はご機嫌ななめで
一面に白い濃淡が広がっている

北風は旅人のコートを脱がせることが ....

何をもとめているのですか
住まう屋敷は、祝福の
それでいて、囲いのなかでしか息のつけぬ
囚 ....
聞き耳頭巾をもらったよ
みみずくさんにもらったよ

ひとには何が聞こえるか
訝しみながらくれ ....



熱と光と力学で誰かと
鳥籠の中で暮らしたかったなあ
文学は素敵だったけど
遠くへ往 ....
何も知らない男のままでいたいと
歩いている片隅に 言葉すらないままの
東京を考えていた
探して ....


もう描きたくないと
イーゼルを蹴って君は出て行った
僕は君の絵がいつも好きだったのに
 ....
死神の歩く道
覚えておくといい
よく見ておけ
よく覚えておけ


表現者が列を成して歩い ....
静かな風がながれていた
セミが鳴く
緑の隙間から木漏れ日があふれる
少年の僕は ゆっくりと 知 ....






白と黒の路地を進むと
木造の小さな小屋があり
入るとなかでは何十人もの
 ....







箪笥と押入れと
鏡台のある部屋で
白髪の老人と決闘した
剣の腕では ....
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2009年9月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さようなら、チャーリーブラウンキッチン短歌2*09-9-29 23:49
闘魚草野大悟自由詩0*09-9-29 23:45
孤独の笛吉岡ペペロ自由詩209-9-29 23:43
胸の厚さも草野大悟自由詩1*09-9-29 23:18
「詩と詩論」(冬至書房新社 昭和55年発行)を読んで B氏との会話リーフレイン散文(批評...309-9-29 23:13
入賞トロフィーモチヅキゼロ自由詩209-9-29 23:13
傀儡使い師たち/愛される権利海里自由詩109-9-29 23:07
私は いつも 自由だったるるりら携帯写真+...11*09-9-29 22:54
未来が見えた○こめ自由詩1309-9-29 22:49
立ち往生(STILL LIFE)新守山ダダマ自由詩309-9-29 22:33
出会いの無い別れが君にあって冬貞自由詩109-9-29 22:22
秋の雨はどこ吉岡ペペロ自由詩709-9-29 22:13
スパイ女房青木龍一郎自由詩209-9-29 22:11
新宿いっと短歌109-9-29 21:51
アウトサイダー葛西曹達自由詩109-9-29 21:42
カランカランジャイコ自由詩109-9-29 21:19
COSMOS塔野夏子自由詩5*09-9-29 21:05
Twilight_Tasogaredokinonya自由詩6*09-9-29 18:57
名前を思い出してあぐり自由詩6*09-9-29 18:11
悲鳴の周波数をあわせて自由詩7*09-9-29 18:09
リアリストと月あ。自由詩14*09-9-29 17:58
LONGE TIME(ロンゲタイム)TASKE携帯写真+...009-9-29 17:56
セプティエンブレ吉田ぐんじょ...自由詩1409-9-29 17:55
底無し沼でワルツを中原 那由多自由詩309-9-29 17:19
新宿2丁目KINGDOM of ちょび髭MachoTASKE携帯写真+...009-9-29 16:34
風音携帯写真+...209-9-29 15:30
終わる世界e.mei自由詩2509-9-29 13:49
孔雀の森リーフレイン自由詩0+*09-9-29 12:40
洗濯百瀬朝子自由詩7*09-9-29 12:17
井の中の蛙……とある蛙自由詩12*09-9-29 12:09
ミツバチ自由詩4*09-9-29 11:39
三日月アハウ俳句7*09-9-29 10:53
きずな信天翁自由詩109-9-29 10:03
 一 篇るか自由詩509-9-29 9:55
カドミウムイエローゆえづ自由詩7*09-9-29 8:45
好きな女の子が家に来るまでの7日間猫道自由詩7*09-9-29 3:22
メタモルフォーゼゴースト(無...自由詩7*09-9-29 2:44
天気待ち伊織自由詩409-9-29 2:38
「青髭」月乃助自由詩4*09-9-29 2:21
秋の帽子の物語小池房枝自由詩509-9-29 2:00
2009/9/29鎖骨自由詩309-9-29 1:34
コンビナートを光の、立って番田 自由詩109-9-29 1:17
Left小林 柳自由詩3*09-9-29 0:47
死神の通り道ゴースト(無...自由詩4*09-9-29 0:42
あの山道kalibo...自由詩009-9-29 0:22
ノート(46Y.9・28)木立 悟自由詩109-9-29 0:02
ノート(箪笥と押入れ)自由詩309-9-29 0:00

加筆訂正:
私は いつも 自由だった/るるりら[23:08]
最後の行を 【かたくなに にぎると消えるのですね】を修正しました。
47rows, 1.09sec.