風の中で
ぼくらは佇んでいる
それは
ほんの
ひゃくねん前の
時のない時で
ただ渺々と吹 ....


脆弱な夜は微かな光にさえ怯えて
僕を守る暗幕はいともたやすく引き裂かれる
路地裏の隙間に ....
太陽が昇り始め
朝がきた

キミとの
最後の夜が
終わった

寝不足の瞼に
氷を押し ....
たとえば風が、
雲が、海が、樹が、雨が、土が
この国のことばで
いつものように
語れるとする ....
互いの杯を交わす 
向かいの席で 
微かに瞳の潤む 
その人は呟いた 


(今 ....
風景に侵食された
私の眼球に群がる
蟻の列
夏の太陽は
赤錆びた歩みを
響かせ
大地を過 ....
学生を叱るというのは
当世流行らない

人気商売
客商売ですから

それでも時に教壇で
 ....
眠れない雨の日の夜は いつも思い出すあの日
あの夜も 嫌いな雨音と雷鳴に震えて泣いていたんだ

 ....
未だ幽かに蒼い山の向こう
嵐の後の風が吹く
気だるい身体がバスタオルを引きずって
一つの光に吸 ....


通りをまっすぐ行ったところに置かれた忘れ物よりもむこう
右へ右へと使われなくなった線路を歩 ....



「この深い泥の中から拾い上げた錆びたマイクで自己紹介です」


胸と胸を押しつけて ....
俺みたいな人間にも社会はおせっかいで
別にいいって手を振っても
なにか言って巻き込んでくる

 ....
「それはダメ!」
 そんな声を出してしまったものだから、いぢわるな彼はますます面白がって、手に持っ ....
そうめんたべて
日が暮れる
だらりの夏

空は高くてあっけらかん
海は遠いね
きらりの夏 ....
いやに煙くさいので
ジューサーは目をあけると
驚いて動けない
火があちこちで燃えている
ジュ ....
触れてくれなくても

囁いてくれなくても

ちがう子を

見ているとしても


私 ....
旅に出るときがあるとすれば
あかるい5月
校舎からブラバンの練習
球を打つ高い音
スプリンク ....


逃げ道は作るものだからね

そんなことに
労力を費やしたくはないからね
逃げ道づくり ....


透明なきもちになりたくて
見あげた空は青だった

よく晴れた
雲ひとつない青だった
 ....


落日の都は燦然と輝く

埋もれた過去は地平線に映えて

私もいつかは塵芥となり

 ....
豆腐と女人は舌で扱うべし

舌を云々するには ハート が不可 欠だ

いでえよ! → あ ....

きまってくちびるを かみしめる
きみだから なみだなんか
みせて くれない
 
どれほど ....
東の山の泉から
湧き出た水が川となり
私の足を洗いながら通り過ぎていく

手を伸ばし足を伸ば ....
 雲一つ無い晴天は私の心を曇らせる。
余りにも清清しい青は、私に逃げ道を与えることなく迫り来るから ....
 神様はいない、なんて思ったりもした。だっておかしいじゃない、神様がいるのなら、どうして私の右手を動 ....  
 
今年もまた
団扇の群れが
空を渡ってやってくる

地上では
とぼとぼと
室外 ....
お別れの日なのに
ホームは暑いし
蝉はうるさくて
機嫌の悪い
顔をしてしまった

じゃあ ....
はい、、、

いいえ、、、分かりません。

いえ、はい、、、、、、すみません。


い ....
思い出の一つすらどこにもないからかもしれない
換気すらしていないうえに
めくってみるその単行本は ....
私はいつも考え続けている
寂しがりやでいたい私は
そこに私の指揮者で
怒りは頭の中にあった
 ....
こっそりベッドを脱け出して
({ルビ嗄=しわが}れたシャツのまま)

音をたてないように
( ....
言葉の羅列が
どれだけ
僕の頭を締め付けたって

どれだけ
整然とした考えが
僕を順番に ....

窓辺の水槽

眺めては

綺麗な 光の屈折を

想い出して



山ほどの  ....
{引用=おまえ
なまえなんていうんだ?

わんわんしかこたえられないんなら
いぬっころでいい ....
寿司屋っつったって
回転寿司だよ
仕事おわってさ
仕事ったって郵便配達の
しかもアルバイトだ ....
でも自分は醜い。

でも好きなの。愛するあなたのことも、花咲く樹も。

愛してるわ。涙が出る ....
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2009年7月16日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風の中で草野大悟自由詩4*09-7-16 23:55
僕を守る夜まさたか自由詩209-7-16 22:57
ありふれた朝風音携帯写真+...909-7-16 22:14
エチュード草野大悟自由詩2*09-7-16 21:32
孤独ノ星服部 剛自由詩5*09-7-16 20:54
原風景フクスケ自由詩009-7-16 20:41
最後の授業瀬崎 虎彦自由詩2*09-7-16 20:22
未定Lily o...自由詩1*09-7-16 20:19
夜光を眺める中原 那由多自由詩809-7-16 19:34
真夜中の魚e.mei自由詩1809-7-16 19:18
修理しろいろ短歌609-7-16 19:18
青い空udegeu...自由詩2+09-7-16 18:38
左手で書いたノート光井 新散文(批評...209-7-16 17:45
だらりの夏うめバア自由詩109-7-16 17:39
ジューサーとオレンジふるる自由詩6*09-7-16 16:15
たとえあなたがcass自由詩2*09-7-16 16:06
あかるい5月ふるる自由詩6*09-7-16 16:06
絶滅危惧種千波 一也自由詩4*09-7-16 15:38
五月の教室自由詩2*09-7-16 15:37
落日の都まさたか自由詩309-7-16 13:59
ホクートノワスズ@麻雀吸血&回春録zihan自由詩0*09-7-16 13:16
悲公式月乃助自由詩8*09-7-16 9:21
海とノスタルジア照留 セレン自由詩2*09-7-16 8:50
地底刑務所の生活きゃとる散文(批評...109-7-16 8:36
お母さんの涙光井 新散文(批評...109-7-16 5:59
夏群像小川 葉自由詩309-7-16 5:56
通り雨未完自由詩5*09-7-16 5:43
「はい」と「いいえ」と「いいえ」と私。松元奉久自由詩009-7-16 3:23
喫茶店で番田 自由詩109-7-16 2:55
自由詩109-7-16 2:55
地球の子瑠王自由詩3*09-7-16 1:58
(笑)ポンテク自由詩009-7-16 1:25
李伍 翔携帯写真+...209-7-16 1:14
「いぬっころ」ベンジャミン自由詩8*09-7-16 0:56
寿司屋の生ビールふくだわらま...自由詩3+09-7-16 0:41
世界は美しいアサギ自由詩209-7-16 0:20

加筆訂正:
地球の子/瑠王[10:03]
少し訂正しました。
36rows, 1.04sec.