腰を痛くして
春を支え合っている
さくら
じごくの中にも
てんごくは
あるんだね
ま ....
月工場で
おじさんたちが
月を作っている
その日の形にあわせて
金属の板をくりぬ ....
プロフィールなどで、自分の顔を含む写真をのせている人を見ると、とても眩しく思う。
なぜ？
なぜ写 ....
爪を立てないようお気に入りのレギンスを下ろしながら
一瞬の冷たさに身震いなんかして
いまどき ....
暮らしは
繰りかえす旅のようだ
ひとそれぞれ
いろんなことがあるから
近くに ....
人生なんてもん、
良いか悪いかは
自分の考え方次第で
どうにでも変えられる
....
切ないほど痛む君を呼ぶ声
哀しいほど遠い君の影
「二度と触らないで」と語る君の眼
夢みたいに消 ....
見開いた眼の中を視線が焦点を合わせ切れずに彷徨(ｻﾏﾖ)っている。ずっと前から途切れたままの会話。 ....
月が
寄り添うように
ついて来る
月のある夜空を
見ていると
ずっと昔の
大学からの ....
風わたる
アスファルトの上
揺れている
たった一輪
たんぽぽの花
火！ 君に 呼び掛ける 怒り
傘の下で ブラインドへ 灯す
神は ころがりおちる
群が ....
キリストも起こせぬ奇跡起こしけり町のはずれの名もなき子なり
罪犯し獄の少年清らかに人のイメ ....
流れゆく雲の速度で思い出を遠く見送るような一日
掛算をするかの如く恋をして数字以上の二人になれ ....
旅の途中 急に左足の付け根が痛んだ
引きずるように
そおっとしか歩けない
母のこ ....
空腹に夜桜食って夜を満たす
最寄りの駅はすぐそこだけれど
このままもう少しだけ君と
たわいもない話をしながら歩いてい ....
淡い甘い夢を、黒猫が食べました。
消化しきれなかった夢が黒猫の胃袋で肥大します。
限界で弾け ....
桜の花は 落ちた姿が美しい
少し笑って 君が言う
桜の花を 近くで見るのは 恥ずかしい
....
満員電車の中ではなびら弄ぶあいつにバカボンヘツド。
お出かけで ....
雲の行方は映写機のよう
ごぉーぅ、ごぉーぅ
あれは群集の音ですか？
ごぉーぅ、ごぉーぅ
....
対人関係としてはもう切れてるなのにどうしてこんなに気に、
金魚 ....
毎日 ベタベタするのはニガテ
ランチ食べるのも 映画見るのも
買い物行くのも 小旅行だ ....
いやー煙草はいいですね。ほんと。
なんて言ってると真後ろから灰皿が飛んできて、なおかつ共に罵声 ....
「１９：４６」
寸鉄
刺さらない釘になったのは
一度も
尖らなかっ ....
密やかな朝の光の中で
大きな呼吸をするランドセル
不釣り合いな体で芽吹く
今、始まりを知 ....
ででだ ででだ 風に吊る 太陽に吊る
ででだ ででだ 窓はみぬ 朝日に吊る
切ったゆうじょう ....
道端の隅に
排気ガスにまみれながら咲く
一厘の小さな草花
名前さえ
呼んで ....
あなたに 幾たびも
愛してると話しても
あなたは淋しげに笑うだけだった
あなたに ....
あなたのコピーを
さがしたんだけど
そんなのどこにも
売ってなくて。
しかたがないか ....
?.何故散文が苦手なのか？
オブラートに包んでない感じ、つまり、他人様の考えがそのまま見え ....
月に二、三度会うだけなのに
どうしようもなく好きになってゆく
電話ではまいにち話をするけ ....
勝手なことばっか言って
当たり前にそこにいると思って
甘えてばっかで
夢ばっか見て
....
目が覚めたらもう八時。寝坊しちゃった、やっばー。
急いで歯磨いて、顔洗って、着替えて、髪の毛梳 ....
純然たる君の回り続けるスカートに
くるまって君にしかわからない合図を送るから
光のつぶ ....
出会うとは
一瞬のことのようで
奇跡のことのようで
もっともつれたもののようで
....
非ピリン系さんの『日本語が危ういと思う訳』
http://po-m.com/forum/show ....
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