頬に静かに触れる
今にも壊れそうに見えるのでしょうか
触れられただけで崩れそうになるのに
冷た ....
流れついたものが内に秘めた記憶に感応するように見えてくる形がある
それを現実の世界に引き上げること ....
最上階をつなぐ
青空に囲まれた渡り廊下の牢獄で
海は光の園として佇んでいた
飛び降りた花壇は足 ....
コンテを
やっとにぎって
色鉛筆
つかんで
ちいさな
ちいさな
キャンバスに
なんじか ....
血液は旅をする
一生の半分は心臓を目指し
残りの半分は心臓を懐かしむ
何周も何周もするのだから ....
秋空に
死のようにビールをのみほせ

おばあは杖つき
ひたいに手をあて
昨夜の枯葉を 掃き ....
姉さんの
制服の胸のあたりが
丸いかたちをして濡れていた

その日は
雨が降ったわけでもな ....
ガスバーナーみたいな空が
起き抜けの太陽に点火したら

ぼくらの一日はまた
こんがりと色付い ....
からからと 転がるかなしみだけが
音を立てていました

きのう 死んだ心がまた生き返ろうと、棺 ....

私の生まれるべく世界はきっと

此処なんかじゃないわ


ロボッター


消えて ....



あのひ、ほしを
抱いた

かがやきを濁らせて
ほれたフリをする
きっと
かな ....
キュムラスなのかキューモラスなのか
天高く高積雲 Altocumulus
やがて来る夏はアルトの ....
トライアングルが鳴り
レモンがはじける
太陽が昇り
太陽が沈む

気持ちのよい1日を過ごし ....

安定した土台は往々にして壊したくなる衝動

アイ?憎しみ?

全部同じだって 知ってる
 ....
ひとつの夜が終わる時 
また次の夜が追いかけてくる
あなたが追った数字を 
私が零にした数字を ....
その夜から、朝にかけてのことである、京浜島の壁に打ち着けられた水死体は美しく皮膚がやぶれ、懐中電灯に .... 企画、ペアで連詩 「flower」

          風音&三奈合作


舞う桜 ....
私はお水になって
綺麗に澄んでいたい
にごりのない真心で
あなたを迎えたい
時にはさざ波たつ ....
介護施設のベッド
幸せそうな家庭が
そこだけ
作り上げられている
洗剤のコマーシャルに出てく ....

荷物を送らないでください
荷物を送らないでください
もう押入は一杯です
おなかも一杯です
 ....
冷え切った肌寒い朝に
わたしは毛布にくるまっては
冷え切った足先を
ぬくめる

例えば死と ....

もう
足が動かないなら
座っておりましょう

喉が痛いので
風邪薬を取ってください
 ....


咲いてゆく音が
きこえます

川が
はじめて山をなすこころ、
そういうものが
乱 ....
生まれてきたからには
生きるしかない
生きるからには
闘うしかない
闘うからには
勝つしか ....
大丈夫だよ
どんなに嘆いても君は独りきりだ
涙で悲しみが濡らされている
心も汚れて疲れきってい ....
終末論に踊らされながら夕飯の献立を考える。
急がされてここまで来たけど特にすることもなくて。
世 ....
君は幻想
君は幻想

僕を呼ぶのは誰

崖の上から


今は
帰りのエクスプレス
成田で別れた
今も焼き付く蛍光灯の真白
新宿駅のホームを踏 ....


 気づくと隣りに寝息
 昨日一緒にいた子
 寒くなるといけないと思い
 クローゼ ....


アレ的にほしい
それだけじゃないんだよ
それだけじゃ終われないんだよ

わたし ....
何もしなくてもハラは減るんだなあ。
フテくされてても、うなだれてても。

つくづくニンゲンての ....
 戦下手で連戦連敗、しかし99敗したとしても最後の1戦に勝利し、大業を成す。漢の高祖劉邦、しょく(携 ....
かよらな(*三つ要詞に順ぜぬさま)えり(*ここでは、票来の膳当)も
冷めようひち(*ひどく甘い ....
甘ったるい香りがする石鹸を買ってしまった
ピンク色の泡とともに湧き立つその香りは
苺みたいに美味 ....
廃村の外れで
垂れ下がった電線が風に吹かれている。
壁や窓を叩いている。



置き去ら ....

シャッターが切り取るわけではない
それは露光時間を決めているだけで
まぶたのように拒否するの ....
倒錯する渇望の交差する点のみを見据える視点について。



醜く醜く醜くあるように。
美し ....
 
幸せなときに限って
幸せを知らない
河原のベンチに座りながら
そんな時が誰にでもあるよう ....
とっくり形の標的が 隙を狙い歩いてくる

全てを飲み込もうとしている

十ポンド以下のボール ....
 
熱が平らになって
どこまでも続いてる

けれども生きていれば
山も谷もあるものだから
 ....
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2008年10月30日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
盲目の人形師暗闇れもん自由詩008-10-30 23:41
永遠というものkauzak自由詩2*08-10-30 23:32
青空に囲まれた渡り廊下の牢獄でススメ自由詩008-10-30 23:10
ぷれぜんと草野大悟自由詩408-10-30 22:54
平熱木屋 亞万自由詩6*08-10-30 22:53
死のように ビールを飲みほせオイタル自由詩1*08-10-30 22:49
母乳小川 葉自由詩3+*08-10-30 22:39
七氏自由詩008-10-30 22:22
からからと湖月自由詩4*08-10-30 22:03
ロボッターセルフレーム自由詩208-10-30 21:22
ぬるい迷妄みお自由詩3*08-10-30 21:15
ひまわりの黄金分割海里自由詩108-10-30 20:05
新しい日が来るペポパンプ自由詩6*08-10-30 19:32
うろんだよ猫のひたい撫...自由詩008-10-30 18:57
レゾンレートルcrowd自由詩308-10-30 18:16
火曜日の水死体詩集ただよう自由詩008-10-30 17:09
チョコレート同盟企画 「flower」三奈自由詩6*08-10-30 16:49
ゆきこ自由詩008-10-30 15:50
嫁いで思うこと小原あき自由詩13*08-10-30 15:09
午後九時udegeu...自由詩0+*08-10-30 13:47
ぬくめるかんな自由詩8*08-10-30 13:30
咲子さん小禽自由詩5*08-10-30 12:26
待ち針千波 一也自由詩5*08-10-30 12:11
闘争渡辺亘自由詩208-10-30 12:10
大丈夫だよ清水勇介自由詩108-10-30 12:02
『アイランド』東雲 李葉自由詩008-10-30 9:50
10カフカ自由詩108-10-30 9:30
「抱」長谷川智子自由詩4*08-10-30 9:14
「ぬくもり」 ver.2.5自由詩1*08-10-30 9:02
「Natural」自由詩0*08-10-30 8:55
ショーユはエライBOOKEN...自由詩1*08-10-30 8:30
劉邦、劉備の如く寺岡純広散文(批評...008-10-30 7:37
さえふり(Ho uk I)竜門勇気自由詩1*08-10-30 3:00
恋する香りかのこ自由詩108-10-30 2:31
創書日和【声】 声が聞こえる大村 浩一自由詩22*08-10-30 2:09
視線、と誰かが言ったたりぽん(大...自由詩408-10-30 1:38
昨日は孤独な世界④錯春散文(批評...008-10-30 1:26
玄関の虫小川 葉自由詩608-10-30 0:38
悪魔高橋魚自由詩008-10-30 0:27
平熱小川 葉自由詩3*08-10-30 0:27

加筆訂正:
日曜日の中で/K.SATO[17:56]
3連目まで加筆
創書日和【声】 声が聞こえる/大村 浩一[02:11]
高層ビルはサンシャインシティの事です。
40rows, 1.03sec.