夏までのあいだに、吐き出すだけ吐き出そうと思って、さまざまな詩にまつわるものをつくった。
そ ....
海の底のような
薄墨色の空を従えて
ヒンヤリと佇む
片側3車線のバイパスを
時速80キロ ....
ニッポニテスが海を行く
ニッポニテスは頭足類
足の向くまま気の向くままに
頭と足は同じ向き
....
泣くことが 一つもありません
でも、全部 泣ける気がします
嘆くことも 一つもありません
....
暗いトンネルを何度も何度も
駅に着けど
誰も下車せず乗車せず
また暗いトンネルを何度も何度も
....
ひかりが
少しだけ怖くて
それでも そそいでほしくて
手のひらで
さえぎったことの
後悔が ....
{引用=副題:狙われた街/狙われない街}
こんな日はめったにないけど
たとえば
なに ....
ねぇ
教えて?
物語に出てくるような
キス
どうやればいいの?
....
景色は状況を語る
言葉はいきさつ
音楽は気分
世界は外見で隔てられ
見えないものがつなが ....
からから
からから
糸巻き
運命巻き
繭は糸に 糸は呪縛へと
きつく きつ ....
君の泣き声は ちいさくて きこえませんでした
つめたい雨のなか さがしていたのは ほんのちょっとの ....
わたしの
両眼は野良猫なので、まれに
きみの影で化けている
部屋の隅で、まれに
息の根を止め ....
夜気に退屈をさらけ出すプラタナスが
細い小枝で編んだ投網で上弦の月を引っかけている
葉陰から木漏 ....
峡谷を挟んで
街がまた一つ
大きな白い砂漠に
のみ込まれて
消えた報せ
夜空の向こうに ....
1:[identity]
僕が「僕」である場合
僕は必ず「何か」でなくちゃならない
....
燃え上がる 自転車!
それが 炎の始まり。
叫びとともに 運ばれた 炎が
対岸に 出現す!
....
俺が苦手なのは
一番大切な
「ありがとう」
と
「ごめんな」
本当はいつだって思って ....
待ってるんだ
この部屋の鍵なんて
ずっとずっと昔に無くしちゃったけど
窓ももう錆びれて開か ....
失うのが怖くて
動けなくなる
でも、後ろから
{引用=
トン
}
って ....
ツラい、真昼の夢から覚めたあとは
夢の中に登場するのは、もう二度と会うことのない人ばかり
....
うさぎの眼 泣いてないよと 睨む{ルビ金星=ほし}
通学路 さようなら僕 吐き捨てて
明 ....
皇帝夫人の指輪は 不思議な宝石みたい
疲れを癒やしてくれる 光を放ち続ける
夏は赤く輝いて ....
報告書書いて
給料明細間違えてる
会社に電話する。
忙しい
お袋の買い物に付き合って
....
「ある公園の風景」
ゆらゆらと 斜めからのぞく朝日
下着まで剥れた 木立の挨拶
群 ....
Nさんが日記で書いていた。Nさんが賢治について書いた批評について、批判があったらしい。某所のチャット ....
秋の笛はススキ野をつらぬいていく
そらがたかい 木は枯れた
あしもとを照らす街路灯
遠く ....
混乱と欲望はとても仲が良いことを理由に疾走する視点について。
マリオは疲弊していた。指 ....
どうしてこんなに人の心は揺れ動くのだろう。振られたと思えば好きといわれたりして、どうして喧嘩しながら ....
マリオネットたちの仮想的革命が
左心房をよぎる
窓の外では夜の街が
書き割りのように翻る
カ ....
He still remembered the sensation of warmth he f ....
ニガテなんだけどドラマは
あったほうがいいと思うな
あたりまえの日々にちょっとだけね
ちいさな死骸を排水溝へ流す。
おまえは、透きとおる水晶のようにきず
をかかえてそこを流れてゆくの ....
憂鬱になった時
思い出すのは君の前向きさで
その明るさや全てが僕の心に光を灯した
....
決まるまで 時間の経過苦痛なり
いくらかな 財布の中身うそさむく
女の目 ....
うまく思い出せない
見送った後ろ姿なら
鮮明に焼きついているのに
君の笑顔が好きだった ....
迷える炎は 糸を燃やし
流れる眼は 憎汁を垂れ流す
忘れてはいけない
私は声は聴こえない
....
エナンを一杯食べました
先ず ご飯を洗いました
あず無横をくねりました
先ずまおうを満味しま ....
初めから目蓋のない人はどうなんですか
そんな体のない人は知りません
月とか朝焼けが変に赤くなったら
それは世界が破滅する時であるというが
その判断基準というやつは非 ....
しじみが追いかけてくる
夢の中まで追いかけてくる
もうこれ以上出汁を取らないでくれ
もうこれ以 ....
俺は本当は詩人になりたかった
そしてタレントとして活動したかった
けれどもそういう人になる方法を ....
はんみょうを追いかけて
えいっ
手で押さえる
....
色めく
粒が柔肌をついとなぞり
穂先を白く削っていく
時が経てば
損なわれるのだろう ....
日曜日の広場で
バザーをやっていた
たくさんの子供等が
小さい手に{ルビ紐=ひも}を ....
愛とかありがたみとかが薄れている
仕方の無い事だ
姿の見た事の無い魚がパックで売っている
....
2008年10月27日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
なんにもみえない先の詩の道
白井明大
散文(批評...
5*
08-10-27 23:53
アンバランスドライブ
kauzak
自由詩
5*
08-10-27 23:53
真っ直ぐなミラビリス
海里
自由詩
1
08-10-27 23:48
秋
ANN
自由詩
0
08-10-27 23:26
1人はさようなら
からゆきさん
自由詩
1
08-10-27 22:59
木漏れ日隠れ
健
自由詩
1*
08-10-27 22:50
メトロン星人(怪獣詩集)
角田寿星
自由詩
20
08-10-27 22:46
How should I do it.
愛心
自由詩
3*
08-10-27 22:35
エンドロール
lyze
自由詩
2*
08-10-27 22:28
糸車
湖月
自由詩
3+
08-10-27 22:15
銀木犀
〃
自由詩
2
08-10-27 21:04
超新星爆発
伊月りさ
自由詩
5+*
08-10-27 20:41
フルムーン・ラプソディー
渡 ひろこ
自由詩
17*
08-10-27 20:27
白い砂漠に恋する夜明け
りゅうのあく...
自由詩
4*
08-10-27 20:26
思考 [uno]
依
自由詩
4*
08-10-27 20:24
炎舞
guchi_...
自由詩
0
08-10-27 19:54
苦手なもの
fuji
自由詩
1
08-10-27 19:17
待ってる
〃
自由詩
0
08-10-27 19:11
トン
〃
自由詩
1
08-10-27 19:04
真昼の夢
寺岡純広
自由詩
1
08-10-27 18:16
本当は泣きたかった。
そらの とこ
川柳
7*
08-10-27 18:02
盗む男
北大路京介
自由詩
17*
08-10-27 17:46
父ちゃんの一本
ペポパンプ
自由詩
3*
08-10-27 17:19
ある公園の風景
高橋鉄次郎
自由詩
1
08-10-27 17:06
萌えと批判
渡邉建志
散文(批評...
6+*
08-10-27 14:39
雨明かし
〃
自由詩
5
08-10-27 13:48
昨日は孤独な世界②
錯春
散文(批評...
0
08-10-27 12:29
コミュニケーションとは最初の15秒かどうかについて
渡邉建志
散文(批評...
3*
08-10-27 12:24
夜の観察者
塔野夏子
自由詩
4*
08-10-27 11:25
the sensation of warmth
鯨 勇魚
自由詩
3
08-10-27 10:36
ドラマは
BOOKEN...
自由詩
2
08-10-27 10:09
絶叫
こしごえ
自由詩
5*
08-10-27 9:11
愛と憧れと嫉妬を、君へ
蓮川ヒロ
自由詩
3
08-10-27 8:18
指輪選び、宝石店で
寺岡純広
俳句
1
08-10-27 4:47
君の笑顔が好きだった
タマムシ
自由詩
7*
08-10-27 3:25
必罰の耳
十二支蝶
自由詩
0
08-10-27 3:05
硬軟な手 エススクテ
〃
自由詩
0
08-10-27 2:44
ヒヌ
〃
自由詩
0
08-10-27 2:44
終末
セガール、ご...
自由詩
2
08-10-27 2:41
しじみ
〃
自由詩
2
08-10-27 2:24
フィーバー
〃
自由詩
1
08-10-27 2:14
「"今"を求めて」
広川 孝治
自由詩
0
08-10-27 1:22
眩しさと、ひとごと
れつら
自由詩
3
08-10-27 1:03
空の何処かに
服部 剛
自由詩
5
08-10-27 0:50
インスタント彼女
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08-10-27 0:00
加筆訂正:
白い砂漠に恋する夜明け
/
りゅうのあくび
[22:55]
改題しました
45rows, 1.02sec.