獣たちがさわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで
秋の ....
波打ち際のよに
ゆれるわたしの境界線
あなたへと打ち寄せては
砕けて引いてゆく
....
点と点を結んでも
直線にならない
揺らいだ線を描き続ける人がいた
好きだった、らしい
景色は ....
田舎の首長がそっくりかえっている秋
秋桜が欠伸している
歌声
【神々】は自然のために歌う
【神々】は人間が嫌いだ
が 自然は好きである
【 ....
知らない事は悪くない
知ったかぶりは悪いこと
でも、あなたが私のことを知ろうとする姿は素敵ね
目頭にこびりついた
ノスタル自慰を
擦り落としたら
液晶で描かれた
瑞々しい少年は
皮 ....
なるべく嘘は吐きたくないんだ
綺麗な部分だけを見せていたい
完璧な人間じゃないから
恥ずかしい ....
改札を抜ける。
地下通路を歩く音が響く。駅員のアナウンスが流れる。
耳を傾けるものはわずかだった ....
昔遊んだ近所の公園からは
いつの間にか遊具が撤去されていた
鉄のスイングや回転式のジャングルジム ....
半歌仙【山肌】の巻 平成20年10月4日(於:武甲書店)
発句 秋澄むや山肌さらす武甲 ....
雌雄同体のイルカが真冬の海にひるがえる。真冬の街はシャンシャンとしていて、朝の日差しは銀色。枝にぶら ....
なぜかラッキョが無性に食べたくなって
ラッキョ探しの旅にでた
町を捨てよ、うちに隠ろう
そ ....
水中を潜る義眼の雷魚
日の光が体内に伝わり
何億もの細胞が
反応を拒絶し
....
いつもどおり
あたりまえ に
きれいに片付いており
業務 は滞りなく
流れる
あたり一 ....
深夜油断していると俎板から活きのいい包丁ぬるりすべり落ち 足にあたって跳ねた 動脈に小さな裂け目がど ....
傷つくほどに
人生の痛みを知り裏側を知り人に優しくなれる
傷ついた人は不運だったわけじゃない
....
落ちていくとはいつでも一方向である
僕らはそれでも迷い続けているのだ
ひっくり返せない砂時計の中 ....
ここまで 好きになるなんて
思ってもみなかった
あたしらくらいの年齢によくある
《 ....
吸いかけのタバコを灰皿に残したまま
別のタバコに火を点けてしまう
もう何杯目かは
忘れた
三 ....
最後に
風が吹くところはどこだ
視界を扇にして乗せる水平は
歩数の速度で揚力にやられr ....
081008
ちょっとものたりないんだよね
くう ....
散歩しよう晴れた日には眼鏡を外して
道の晴れた側を歩く君のふくらはぎ
君の横顔に ....
答えはノーです。
返事もノーです。
信じられようが信じられまいが、そんな事はどっちでも構いません ....
君を愛するということ
手を開いてあげること
朝早く起きてみること
眩しさに目覚めること
....
眠れない夜
布団の中
モンモン
眠れない夜
夜風に当たる
ヒュウヒュウ
眠れない ....
被害者としてのキーボードは加害者としての指に噛みつくので。
....
見知らぬ少女
素敵に涙を流して
「私を愛して」
と叫ぶ
激しい雨の中
冷静過ぎ ....
要はセックスがしたいのだ。させてほしいのだ。
と気付いた後もお金にならない文章を書き続ける人は何処 ....
少し甲高い おさないその声を
目を細めて 懐かしむ人がいて
はじめて
失われることに気づく
....
人魚が干されている。悲しい目をした犬がそれを見て吠え続ける。雨の上がった夕暮れ。漁師が身の丈ほどあ ....
大人になっても
有刺鉄線をひよっと越える
無法者がいるくらいなんだから
子供が「駄目」って言葉 ....
陽の強さが
キラリと
冷気を突き通す頃
爽やかな緑が
恥じらいながら
黄緑色に頬を ....
どこか信じてた
どこか疑ってた
でも
なにもかも
おしまい
....
先刻もたましいは訴えて
飼い慣らせない宇宙は慌てて
また
握りつぶして
わたしはそれを見てい ....
(影のない犬って知ってる?
(え、知らない、何それ?
(ほら、見てごらん
そう言って指 ....
辛い時期を冬にたとえるなら
夜にだけ咲く花を思い出してください
哀しみを引きずるようなら
....
あたしより先に死んでね
あなたを一人にしたくないから
残されて寂しいのはあたしで ....
吊革に
目、ぶら下げて
朝を見ていた。
魂になれない、 ....
落ち葉には落とし主の名前が書いてある
拾ったら交番にね
勝手に使っちゃいけませんよ
そこの焼き ....
見上げれば
空
ちゃんとあるのに
届かない
そんな気がした
ブルースカイ
目に見えるもの ....
斜路を行く
山脈をのぼりつめて
そのむこうには
街がある
ひとは呟く
おさない子 ....
僕は知っている
通学路の途中にある花坂斜路の下には
恐竜の化石が埋まっているってこと
それをい ....
ハクセイジャナイ
イキテルヨ ドッコイイキテル!
素敵過ぎて涙がでた
糸井さん ....
オレの説明書は
そう、藍いろの空
アンティーク店の
黄いろい光輝く
古本屋の ....
気をつかっているふりをして
そんなものに踊らさられるのは
嫌だった、嫌だった十月の日々
....
ためいきの
かず
きんもくせいの
かおり
なにかに
あやまるとするか
....
きみの合鍵を駆使する
ひとつの過去が
忍び込むその、とき
を
怖れているはずなのに
無抵抗 ....
私、瞼が無いから
眠れないんです
いつも夜は
虚空なのです
少女のころ
だったかし ....
朝食を済ませ 僕は 食器を片付ける間もなく
ランドセルを背負って 行ってきます
行ってきます!
....
きみはかわいいけど
かわいいままでいられないことくらい、
ぼくもわかっているから
ぼくはか ....
2008年10月8日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
世界山脈
小川 葉
自由詩
4
08-10-8 23:52
海
xxxxxx...
自由詩
1*
08-10-8 23:34
花束
霜天
自由詩
6
08-10-8 23:24
瘡蓋カサブタ傘豚
草野大悟
自由詩
1
08-10-8 23:01
連作『人のいる風景』
角田寿星
自由詩
2*
08-10-8 22:36
知る
くしゃみ
自由詩
0*
08-10-8 22:24
自慰
nonya
自由詩
6*
08-10-8 22:18
秘密
1486 1...
自由詩
4*
08-10-8 22:16
レッド:西口地下広場
ブライアン
自由詩
1
08-10-8 21:53
こんにゃくゼリー
1486 1...
自由詩
6*
08-10-8 21:47
連句:半歌仙「山肌」の巻 上原輝男&白糸雅樹
白糸雅樹
伝統定型各...
5
08-10-8 21:45
イルカのダンスポップ
詩集ただよう
自由詩
1
08-10-8 21:12
Billion Dollar Babies 1st Step
恋月 ぴの
自由詩
8*
08-10-8 21:04
雷魚の世界 ①
crowd
自由詩
4
08-10-8 20:39
まほうのうた
《81》柴田...
自由詩
7*
08-10-8 20:23
聖灰水曜日の楽譜
〃
自由詩
2
08-10-8 20:21
傷
ゆきこ
自由詩
1
08-10-8 19:43
ひつぎが一匹
ピッピ
自由詩
3
08-10-8 19:15
おねだりぼいす
愛心
自由詩
1*
08-10-8 19:14
泥酔する三半規管
皆月 零胤
自由詩
9*
08-10-8 19:00
眼窩
れつら
自由詩
2
08-10-8 18:12
空間
あおば
自由詩
5*
08-10-8 18:08
晴れた日には眼鏡を外して
渡邉建志
川柳
2
08-10-8 18:07
ジャッジメント
BOOKEN...
自由詩
2
08-10-8 17:45
_
渡邉建志
自由詩
3
08-10-8 17:33
眠れない
kei99
自由詩
0
08-10-8 16:13
「 あな。 」
PULL.
短歌
2*
08-10-8 16:04
少女
青井 茜
自由詩
3
08-10-8 15:46
悟った後で何を書こうか
キリギリ
散文(批評...
0
08-10-8 15:39
創書日和「声」 声
北野つづみ
自由詩
4*
08-10-8 14:36
回転する蜻蛉
しめじ
散文(批評...
0
08-10-8 13:37
摂理
明楽
自由詩
2
08-10-8 12:53
稲穂の実る頃
青い風
自由詩
5*
08-10-8 12:49
さよならの詩
caleha
自由詩
11
08-10-8 11:38
一葦
伊月りさ
自由詩
3*
08-10-8 11:30
影のない犬
小原あき
自由詩
9*
08-10-8 10:45
聞こえないようにつぶやいて
BOOKEN...
自由詩
0
08-10-8 10:22
あなたへの最初のお願い
みなた
自由詩
0
08-10-8 8:46
であること
草野春心
自由詩
0
08-10-8 8:15
よくみると
桜 葉一
自由詩
4
08-10-8 4:46
ブルースカイ
ヒロシ
自由詩
1
08-10-8 3:25
斜路
小川 葉
自由詩
2*
08-10-8 1:18
〃
木屋 亞万
自由詩
3*
08-10-8 0:53
鳥の言葉
短角牛
自由詩
0
08-10-8 0:48
気にするな空
吉岡ペペロ
自由詩
5
08-10-8 0:47
ふと思い出と
〃
自由詩
1
08-10-8 0:38
あきのかぜ
〃
自由詩
6
08-10-8 0:37
消去
伊月りさ
自由詩
3*
08-10-8 0:34
花びら
かいぶつ
自由詩
2
08-10-8 0:28
いただきます!
そらの とこ
自由詩
7*
08-10-8 0:18
そういうわがまま
ゆうと
自由詩
4*
08-10-8 0:07
加筆訂正:
栄養
/
yaka
[09:33]
君の面影 を 思い出 に訂正しました。
51rows, 1.03sec.