疲れの果てにあるはずの
深い眠りが閉ざされた
暗闇で放し飼いの、潜在的な――脅威 ....
窓の外には二重世界
流れる夜景に重なる
車内風景は簡単に反転して

揚げ餅を食べる自分と目が ....
公園の芝生に、
なんとなく秋を感じ
吹く風に甘く薫る美女たちが歩き去っていった。

そして、 ....
人を生きる、という行為について
その明滅をとらえることは

まるでひとつの灯火のようだ

 ....
もともと
昏睡状態にあることに
無自覚なだけだったのかもしれない

スクリーンを流れていく
 ....
現実の錘がついた言葉を手に入れると
笑顔の中に空虚が生まれる
意味という無意味
無意味という充 ....
ねえ
世の中のくだらないことごとに
ひれふすことはないよ

何故みんなが笑っているかわからな ....
触れられる実感が無くて、

いつしか息をしているのかを忘れてしまい

叫んでも声が出ず

 ....
生きているだけで
ただ価値があると言う
戯言を口にしていた頃から
僕の中での世界の価値は
ど ....




君の目は光を失ってた?
その瞬間
君はどんな顔をしてた?


生まれ ....




そうだね
あまりきにしない



なにがおこっても
きみがおこって ....


   そういう季節です。  

   ひとつひとつ  拾い集めているのです

    ....
 
あたしが
死について考えてるうちは
死んでないから

ぼくが詩を書き終えるまで
思っ ....
音楽を飲み

人は生きる

スクリーンの栄養畠

戯曲を舐め小説をしがみ

それから ....
身体を蝕むウィルス
声を枯らす細菌感染
言葉を拒む君が居て
一定量の投薬じゃ効かない

胸 ....
*第四マテリアル*


許す許さないの
連鎖から
逃れようと
ひたすら...走る

 ....
五つの素材から想起されるイメージをパターン化し
ここに書かれている順番通りに頭の中で一度だけ演奏し ....
愛の重みなんて
まだ分からない

それでもただ
君を守りたい
  《遅れてきた青年》は虚構化された部落の悲劇をぎっしりハガキに書きなぐり新聞社へ送る もみ消しに対 ....

ついうっかり頭に入る他人の音に
また殺されてしまったようで
微妙な距離感のそいつは
道 ....
コンビニで買ったアイスモナカを
二人で半分こして食べながら
ぼんやりと見上げた青い空

立ち ....
肌よりも少し涼しい風が吹き漂う香りは秋の色かな

快晴に晴れた真昼の金木犀せせらぎに似た郷愁を誘 ....
柔順にふくらんだ あわい苔むす
葉肉の厚みに散らばっている
雨降りの薄い頬
私の 望んだように ....
笑顔の自分が一番マシに見えるから
笑顔でいようと決めた。
のは、アトピーで顔がぼろぼろだった10 ....
十五年間生きてきて
恋をしたいと言っておきながら
やっぱりそんなものしたくなくて
わたし、口を ....
尖る月が橙で

月の香で色づいて

冬の匂いで想う

近付いてくる
僕が生まれた季節が ....
朝、窓際じゃなきゃなんもしない

はっはっはっはっはっはっはっはっ
走る走る できなかった ぜ ....


―あなたの中に、「僕」はいますか?


街中、世界中、宇宙中、


きっと僕が中 ....
横切る黒猫を

捕まえて

白く塗りつぶす

いや、青の方がいいか

それは鳥だった ....


意識が続くあと数時間
空気に触れられた部分から解けていく気がする

混み合った世界の終 ....

わからない
わからないのは
わかりたくないからかもしれない
そんなふうに思う
あの人が口 ....
あと3つ数えたら
もう逃げられる
残してくれたこの体温からも

無理矢理に身体を動かせ
呼 ....
 夏というのは、その極彩色の明るさとは裏腹に、死の季節だ。
 そのまぶしい日の光と対照的に、くっき ....

現実が喉につっかえた夜
時計の秒針は
時を刻まずに
僕のしょっぱい言訳と立場を
チクチク ....

おなかがすいて
まるまって
夜が朝をつれてくるのを

待っているとき


きみをお ....
なぜ批評ばかりが手厳しい反応を受けねばならないのか。詩のサイトに批評があるのだから、それは書いてしか .... 愛は何グラム?
きっと私の体重と同じでしょう
全身あなたへの愛で満ちあふれています
水のなかのようなドライブ
ゆるゆるの指輪のつめたい隙間
ヘビーローテーションしよう
試験勉強な ....

ふと
気がつけば
むずかしいことばかり
答え合わせを
したがってる

まちがっていな ....
思い出をコーヒーにとかしながら
ゆっくり飲もう
暖かな毎日を思い出しながら
角砂糖みたいにじわ ....




 キリンの頭の上から飛び降りて
 勇気をもっておやつの時間にした
 ねむって ....

部屋でひとり
ぽつり
窓の外を見ると
空が落し物をしていたので
拾いに外へ出る

最 ....
今日も空は澄んでいる
何が悲しくても
何が嬉しくても
この空は僕だけの空
何処までも
何処 ....
へい 
私のことでしょうか?

害虫・・・ですか。
まいったね こりゃ。


これでも ....

遠い空の胸のうちには
一本の糸杉が、しん と立っている。
青く晴れた(夜ふけの雨後の)
明 ....
御免下さーい」
はいはい、どちら様?
玄関越しに掛けられた声から男性のようだと推察する。
 ....
斜面を切り分けて
父の家が建つ
小さな

直方体を
重ねただけの
たぶん
遠い質量の
 ....
またテレビが無差別殺人のニュースを伝える
「誰でもよかった」
「死にたかった」
「反省している ....
父のポケットに
ときどき手を入れてみたくなる
そんな子どもだった

なにもないのに
なにか ....
{画像=081006042839.jpg}

BGM『ハラジロ型』
http://voon.j ....
夜が僕の体の中に
あまりにもきれいな
罫線を引くもんだから
僕はついついキーボードを
叩いて ....

 ちょっとだけ生きてみよう
 明日だけ
 読みたい週刊誌が発売されるんだ
 ちょっとだけ
 ....
俺はどちらかと性悪説
本音を言えば人間はある程度の基本はあっても
生まれてきた時には
完全に悪 ....
君の神話
僕のおとぎ話
事実かどうか
定かじゃないから
全て崩れた
君の童話
僕の昔話
 ....
窓から見える空があんまり青くてきれいだから
窓を開けて少しだけ瓶詰にしました
でもとってきた空は ....
人と出会い
いずれ別れが訪れるのならば
少しでも多くの傷を
出会いと別れの間に残したい

 ....
秋学期が始まって
そろそろ学校祭だって。

シュウカツ。
乾燥して響く近い未来

秋が始 ....
 
自転車を漕いでる
全速力で
ふみきりまで
息子を荷台にのせて
遠くから汽笛の音が聞こえ ....

どこにもいない
ぼくを探してる
どこにもいないのに
探している

なにをみているの
 ....
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2008年10月6日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
色の無い血溜まりホロウ・シカ...自由詩2*08-10-6 23:54
疾走する虚像kauzak自由詩3*08-10-6 23:39
写生さかまき自由詩108-10-6 23:27
花の種自由詩5*08-10-6 23:17
青空ty自由詩208-10-6 23:16
言葉の悲しみ自由詩008-10-6 23:06
夢の中で語りかける自由詩108-10-6 22:50
透明人間kuane自由詩008-10-6 22:45
流れ雲松本 卓也自由詩108-10-6 22:41
きみとうたうcaleha自由詩508-10-6 22:40
きにしない自由詩208-10-6 22:39
無題qipy自由詩008-10-6 22:36
東京タワー小川 葉自由詩308-10-6 22:29
栄養yaka自由詩5*08-10-6 22:13
致死量相羽 柚希自由詩1*08-10-6 22:10
還元水の楽譜 #4・5《81》柴田...自由詩1*08-10-6 21:58
還元水の楽譜 #1〜3自由詩0*08-10-6 21:52
Lovecass携帯写真+...2*08-10-6 21:49
遅れてきた青年の楽譜《81》柴田...自由詩1*08-10-6 21:48
哀愁の部屋榊 慧自由詩608-10-6 21:43
LOVE 1/21486 1...自由詩2*08-10-6 21:38
金木犀の香りあきな短歌6*08-10-6 21:34
ばら石拾い梶谷あや子自由詩608-10-6 21:22
笑顔megie自由詩108-10-6 21:04
アポトーシス笹子ゆら自由詩13*08-10-6 20:56
花の色、月の色、冬の匂い水口わする自由詩108-10-6 20:52
ふかいともちゃん9...自由詩6*08-10-6 20:25
街中、世界中、宇宙中、セルフレーム自由詩008-10-6 20:18
綺麗な青にはならなかったが。那人自由詩308-10-6 20:11
In short, 「the end」梨玖自由詩2*08-10-6 20:06
わからないゆうと自由詩1*08-10-6 20:02
白い部屋でうまれたさなぎ梨玖自由詩1*08-10-6 19:46
夏の弔い亜樹散文(批評...5+08-10-6 19:30
不眠nonya自由詩9*08-10-6 19:13
きみをおもう。Sa;自由詩008-10-6 18:23
お手てつないで仲良く批評。プル式散文(批評...5+*08-10-6 18:09
何グラム?ゆきこ自由詩208-10-6 17:58
サイダーナイトロニカアヅサ自由詩5*08-10-6 17:43
チョークゆうと自由詩2*08-10-6 17:14
カフェユリテラスプル式自由詩7*08-10-6 16:52
ねむってるあの娘をむりに起こさないカンチェルス...自由詩708-10-6 16:15
おもうかんな自由詩7*08-10-6 15:35
無題渡辺亘自由詩108-10-6 12:41
【薔薇と害虫】つむじまがり自由詩2*08-10-6 10:22
稲穂こしごえ自由詩5*08-10-6 9:41
「お隣さん」菊尾散文(批評...108-10-6 9:30
帰路uminek...自由詩28*08-10-6 8:08
またテレビが寺岡純広散文(批評...208-10-6 7:35
yo-yo自由詩24*08-10-6 6:20
金彩のラバーファッカー人間自由詩008-10-6 4:31
罫線かいぶつ自由詩108-10-6 4:14
自殺から生きるに至る過程doon自由詩308-10-6 3:06
性善説灰色の夢の中散文(批評...108-10-6 2:12
時計kei99自由詩108-10-6 1:49
青空ゆきこ自由詩1208-10-6 1:45
痛みも忘れるほどかいぶつ自由詩208-10-6 1:03
日曜メトロ相羽 柚希自由詩3*08-10-6 0:59
臨時列車小川 葉自由詩1008-10-6 0:56
途方に暮れるゆうと自由詩1*08-10-6 0:17
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