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急に立ち止って後ろ足を張って立っている。
それは猫足 ....
去年の落葉のように
毛布にくるまって待つ
それが前夜、という夜

  篝火はひどく電気仕掛け ....

落とすなよという
ぬくもりに頷いて
大口を開けたまま
空を仰げば言葉の
群れがやってくる ....
キミはボクに気付かずに、
ヒトの流れを眺めている

買い換えたばかりの
イヤフォンが
なん ....
夜道の散歩で見上げた空の 
無数に瞬く星々は 
億光年の遥かな場所で 
すでに姿を消している  ....
 
 
墜落するくだものたちをあなたは笑って見てる
 
 
白い砂をびんにつめるのはながれ ....
金魚の水 を
かえないまま
入浴しているのです
もう ひとつきも

散ってゆく水面が
茶 ....
人気(ヒトケ)なき通りをマネキン誘拐され行く春の日うらら

早婚の少女の睡眠浅し桃色の指先のプレ ....
            080410




よーかんにお茶ならば
いつでもいいと
杉 ....
だれを想うわけでなく
誰のせいにもせずに歩きたい
散る雨の中

見えるひと
見えない人が
 ....
楊貴妃の流し目の、
紅差す頬に惚れちまった。
ああわが心の疱瘡よ、
今直ぐに掻き毟りぼろぼろに ....
 薫風馨る五月の窓に
 ぬかるむ畦道を辿る貴方の後姿を見ていました

長い髪を靡かせて振り返っ ....
あとどれだけの挫折と
あとどれだけの絶望と
あとどれだけの後悔と
あとどれだけの涙を
超えた ....
今日は雨

君を泣かせてしまったのは

別れが雨の日だったから


僕を持って

 ....
私にも
少し休みをくださいな


静寂の中
何にも刺激されず

自分の脳と
戯れたい ....
渚に沿って縫い目をつくる。
波打ち際の踏み越えられぬ境界が震える。
連続する性の向こう側から来る ....
 
有限の
光を浴びる
金木犀
春も私は
生きているよ
 
二十一回目の春は、砂の味がした
進むべき道には視界を曇らせるほどの砂嵐が渦巻いていて
物心付いた ....
ため息をつく男 という絵画を観ていた というのは嘘
凍り付いた大地 という映画を観ていた というの ....
かすれあうもつれあうもしくはかすりあう

点を傍線で結ぶと

やっぱりそこで絡み合う

 ....
神様を信じない俺が好きな女は仏教徒で
少し鳩胸の変な女だった

その女は金色のマルボロを吸って ....
仕事の憂さ忘れ彼女と四回戦
それでも朝はやってくるもの


夜に咲く恋にうつつの吸血鬼
そ ....
大切な言葉
気持ちを分ち合う
大切な感情
共に涙する時

価値観が同じ時
ほっとする
 ....
肺を水で満たすような
この痛みと苦しみを恋と呼ぶなら
こんな思いはいらない
何度もそう思 ....
老人ホームで 
19年間すごした
Eさんが天に召された  

すべての管を抜いて 
白いベ ....

 振り返ってみれば
 なんてことないことばかりに
 すべて姿を変えていく

 自分に嘆き ....
ひとりの人が年老いて 
深夜の廊下を 
手すりづたいに便所へ歩く 

開いたドアの隙間から  ....
子供の頃からの
夢は あったけど、

詩人に成る為の
面接をしてくれる会社は無く

初め ....
過ぎ去る景色が白黒で
所々傷が入っている

カタカタと鳴らすそれは
年代物で
価値があると ....

ふいに年経た恋が訪れたんだ真夜中に
小川をはさんで納屋の二階の窓際に立つって
その白い歯に魅 ....
長いブロンドの髪を靡かせて、あの娘が私を待っている。
早く行かねばならぬ、彼女を待たせるわけにはい ....
一緒になろぅ


耳に届けば心は梔子



一緒になろぅ


口づけ交わせば心は ....

恵まれてないからだとか
体調がよくないからだとか


全部、きれいごと。


私が ....
あれは
神さまの涙だったのです

亡くなった人のために
涙を流してしまったのです

その ....
で、話は終わり。裸足の夢をみる。歩く他には何もできない。


桜は桜であって桜でないと困る
春が来たと誰かに言うために
桜と呼べないと困る
余所 ....
バスは行ってしまって
ロッカーが三回も中身をぶちまけられている間に
発車してしまって
投げやり ....



ヘイ!般若、おまえのしかめっ面に落書きをしていたガキだった頃



浴室に溢れる ....
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2008年4月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
掴まり立ちするジェニーにbeebee自由詩308-4-10 23:37
前夜たりぽん(大...自由詩3*08-4-10 23:04
のこりごと木屋 亞万自由詩1*08-4-10 23:03
トモダチよーかん自由詩008-4-10 22:00
遥かな星 服部 剛自由詩108-4-10 21:49
春はワンピースを着て森さかな自由詩408-4-10 21:46
沈殿縞田みやぎ自由詩2*08-4-10 21:37
春の温室フクスケ短歌308-4-10 20:37
洋館あおば自由詩2*08-4-10 19:56
むちゅう/さらさら唐草フウ自由詩6*08-4-10 19:23
希代美人抄aidani...自由詩108-4-10 19:13
自由詩608-4-10 18:50
望む場所あずみの自由詩108-4-10 18:44
@青い傘貴水 水海自由詩208-4-10 18:09
願い舞狐自由詩4*08-4-10 17:54
饗宴音阿弥花三郎自由詩008-4-10 17:36
常緑殿様が得る短歌108-4-10 17:19
砂の味結城 森士自由詩008-4-10 14:30
【本当の嘘】つむじまがり自由詩2*08-4-10 14:16
かすれあうANA自由詩008-4-10 14:04
創書日和「神」虹村 凌自由詩4*08-4-10 13:52
それでも朝はやってくる紅林短歌2*08-4-10 13:06
共感ペポパンプ自由詩4*08-4-10 12:29
不条理あずみの自由詩208-4-10 10:47
蜜柑の木 服部 剛自由詩808-4-10 10:19
優しさの点数山崎 風雅自由詩208-4-10 9:53
ひかりの十字架 服部 剛自由詩108-4-10 9:45
My energyLucy.M...自由詩208-4-10 8:32
映写機水口わする自由詩108-4-10 6:19
霧に恋したsoft_m...自由詩6*08-4-10 3:53
植物園白昼夢自由詩3*08-4-10 2:40
色色COCO自由詩4*08-4-10 2:38
曇天三奈自由詩6*08-4-10 2:20
致死量の涙小川 葉自由詩4*08-4-10 1:44
そして裸足の夢をみる因子短歌2*08-4-10 1:19
咲くもの鎖骨自由詩0*08-4-10 1:09
帰路かや自由詩4*08-4-10 0:38
石を継ぐ者本木はじめ短歌6+*08-4-10 0:09

加筆訂正:
いのちの洗濯 /服部 剛[23:43]
節々を推敲 
むちゅう/さらさら/唐草フウ[22:23]
タイトルつけ足しました。
妻のきげん/ましろ[16:11]
またなおしてしまう、7年目の日。
蜜柑の木 /服部 剛[12:50]
大幅に推敲しました。 
38rows, 1.04sec.