白く無骨な あなたの指が
真っ白な鍵盤の上を 滑るようになぞって
この世の何よりも 美しい音を奏 ....
くさむらを
  かけはせるような
       よいきもち
元来虚弱なわたくしは
容易にからだをわるくする


くるしんでくるしんで
泥海の底をさまよ ....
ちっともじっとしていない翅

マカロンのような夢の中で

お前が歌うのを聴いた

ピンで ....
終わる、と
ただ巡っていくだけのものに
あきらめにも似た終止符を
打ち続けて僕の数直線は
み ....
うっすらと閉じた

まぶた(まつげ)から

真白き炎

ああ、彼女は

恋をしている
許してください
年の差が心を止め、涙を飲み込み、
貴方の大事な方の存在を知り
私はもう離れよう ....
RaReRuUhuuuu...
お願いだよ、たったひとつだけ
聞いてよ、あのねあのね

Ra ....




そうさ僕らは地上のマグロ

動いてないと苦しくて

走っていないと死にそうで ....
そういえば
愛していた名前を忘れました

みっともないなぁって
笑ってました

毎日毎日 ....
窓の外を見たら学校帰りの小学生らが、集団下校で帰ってきてた。


 ◇◇◇


ん、って ....
冬の大雨の日
どこからともなく
ノラ猫は家の庭にやってきた

近所では名の知れた
図々しく ....
七人の敵と戦って 今日も無事に
帰ってこられた おかげさまでと
熱燗をつげば ウチのかみさま
 ....
不穏にダンス踊ろうホイ!
大砲ぶっ放せバンバン!
ドンドコドンドン
ドンドコドンドン
ドンド ....
風に騙されないブランコ
煩いイルミネーション

急に君から降ってきた棘を
交わす余裕も無く
 ....
なぁ、後何年だろうか。

何十年だろうか。

死ぬまで。

人は、死ぬために生きてるんだ ....
開けた扉から洩れた
明るい光と暖かな風
重なり合う笑い声に縋ろうと
手を伸ばしてはみたけれど
 ....
冬の朝のにおいだった
せいけつな萌芽だった
眩し過ぎるゆえ
疎ましくなるほどの

寒さは寂 ....
マリンちゃんが入院した
急性虫垂炎だった
俺も六年生のときやった
たしか下の毛をそられたとおも ....
今夜は酷い夜霧だ
むやみやたらに出歩くと
街の真中で遭難してしまいますよ
旦那
今日の所は
 ....
ファーストフードのはずなのに
なぜかヌードルを売る店で
クスッと目で微笑みかける
あの娘

 ....
私が わたしを愛するが故に


己の心の内を 限りなく素直に また麗しく


そして 透 ....
黒カラス。
ゴミを漁りて世を乱す。
僕の出すゴミ見向きせず。
嬉しいような。
悲しいような。 ....
好きなのに
あなたに
言えなくて

愛しているのに
あなたに
言えなくて

はじめて ....


起きたての薄ぼやけたひかり
ひとつまたひとつと現れては消える
いつもの窓から朝焼けは時を ....
お香の臭い
お経の声
金の仏壇
果物のお供え物

お金を貰い
アンパンを買う
太る
 ....
そうやって僕は 自分を押し殺して
「善い人」で君の側に居る
このままずっと君の幸せを願うのかな
 ....

今日、あなたにはじめて電話をしたね。
1コール、2コール…繰り返される無機質なその音は
あな ....
ニキビひとつ
君を想えば

潰れてしまって
君への愛が
膿となって飛び出す
愛愛アイタタ ....





 ボンネットの上で暮らしながら
 おれは浮き輪の目立つ格好をしている
 二酸 ....



たいした事はしていないのに
アリガトウを言われた
すごく幸せな気分になった

少 ....
私はこいぬにサワレナイ

こいぬはある日詩集に収められ
翌日は小説の頁の間にはさまっていた
 ....
クロよ、力ある大地よ
お前はどこに潜むのか
ジュラルミンの光沢の
曲面的な不均衡のうちに
や ....
リュートをかき鳴らす
あの燃えるような響きはどこに
自在のままに{ルビ弦=いと}を泳ぐ
あの{ ....
コバルトに染まる世界の
中心を求めて何も映さなくなった眼で
探し出そうと手探りに歩く
けれど危 ....
愛しているという言葉自体には
愛しているという意味は無くて
貴方が喜んでくれた時
初めて言葉は ....

飛ぶ鳥の名前などは
どうでもいいことかも知れない


晴天をかもめ、
夕暮れには
か ....
「年末、神戸の美術館にでも行こうか」
と、くしゃみをした

背後から語りかけてくる壁面
こん ....

戦争のあとにはいつも
殺されなかった死体が転がっている
それが君の言うところの
正しさなの ....
 
影を慕うように歩いた
いつか座ったベンチは
同じ赤色のままで
覚えてるかい
と問うので ....
 
初雪の日には
浮き世に慕情
あいかわらず
と笑いながら
かのかおりに
御辞儀をする
 ....
澄んだ蒼い世界
青春の色

車に引かれた君
蒼い世界に、
目の前で飛び散る、
君の赤い血 ....
聖なる夜には
あの家族の幸せを祈ろう


聖なる夜には
あの子供の幸せを祈ろう
 ....
気づいていることに気づいた。



ただし根本はまだ見えない。




気づい ....
退色の花 割れた花瓶 滴る雫 濡れる宝石
廻りゆく日々 反射する光  笑む絵画と画廊
下らない話 ....






告白します。
主食はみかんです。
黄色いお手てのみかん星人。


 ....
積み重なる年月の
日々の出来事は
何一つとして繰り返すことなく
情の起伏が不規則に
時の流れ ....
そんなに遠くない
あの脚が
空から下がる繰り糸で
奇妙なダンスをさせられる日は

とても近 ....



冬風や

身を凍らせる精神の

世界に包まれ

和を重んじて

また我を ....



人間皆はかなし

誰もが愛を欲っし

愛によって包まれ癒される

人は心愛を ....
しんやか。
しんやなのか。
ほんこんのしんやなのか。

もういっかげつもいるというのに。
 ....
合わせた両の手の
粗雑な隙間から
滑らかな液体が
落ちてゆき
跳ね返る硬さの
音 確かめた ....
雨上がりの花壇で
しな垂れた華の名前を
密やかな微笑で保つ
あなたの目は
揺れる天秤の彼方
 ....

 浮き沈みはあるけど
 詩を書くことは楽しくて仕方ない
 季節を文脈の中に刻み込み
 文字 ....
ストーブのうえで
かたかたと音をたててお湯が沸く
カルキ臭は抜けたけど元をたどれば水道水
だっ ....
あの曲が青色に聴こえた
今まで曖昧なオレンジ色だったのが
急に冷たく
研ぎ澄まされた
 ....
はい、まずは
詩情を刻んでください。
そう、イチョウ切りです。
しっかり、一口大に
込み上げ ....
天井を見上げて

大きな声で

サンタさん今年もありがとう


プレゼントを眺め ....
ああ 破裂した 薔薇
君のように
潔い
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2006年12月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
impromptuウデラコウ自由詩3*06-12-26 23:31
草原キゴショウ俳句106-12-26 23:23
いきている自由詩106-12-26 23:19
曠野未詩・独白106-12-26 23:16
巡礼、あなたの髪のたりぽん(大...自由詩13*06-12-26 22:56
曠野未詩・独白206-12-26 22:51
告白茉莉香未詩・独白106-12-26 22:51
流動月灯屋AKiHiC...自由詩306-12-26 22:34
190cm自由詩106-12-26 22:31
韻をふむのですごまたれ自由詩17*06-12-26 22:22
黄色いぼうしで守るもの (essay)とうどうせい...散文(批評...3*06-12-26 21:50
冬の大雨ぽえむ君自由詩806-12-26 21:35
そろもん(晩酌の話)みつべえ自由詩406-12-26 21:29
強迫運動会渡邉建志未詩・独白106-12-26 21:28
メリークリスマスKeico自由詩4*06-12-26 21:20
死に急ぐ訳じゃなく、長生きするわけでもなく。狠志自由詩206-12-26 21:08
聖夜自由詩3*06-12-26 20:58
白雪かや自由詩4*06-12-26 20:39
マリンちゃんとジョニーしゃしゃり自由詩506-12-26 20:20
常夜灯の下で  銀の夜を溶かして蒸発王自由詩7*06-12-26 20:11
ほんこんその2猫八百自由詩1*06-12-26 20:03
詩ごころ南 翔自由詩5*06-12-26 19:36
笑って生きてそしていけ。もののあはれ自由詩24*06-12-26 19:27
詩 好きなのにsasura...自由詩2*06-12-26 19:26
キメラ自由詩406-12-26 19:24
心に平安をペポパンプ自由詩2*06-12-26 19:15
I am a good man.宙空 心自由詩2*06-12-26 18:53
はるこ散文(批評...5*06-12-26 18:50
ニキビうたゆうさく自由詩4*06-12-26 18:19
不安と絶望とおしるこカンチェルス...自由詩706-12-26 17:47
アリガトウ言えるかな?優飛自由詩6*06-12-26 16:58
こいぬ印刷屋自由詩106-12-26 16:24
ユーレイ自由詩006-12-26 16:02
石瀬琳々自由詩17*06-12-26 14:59
矛盾色色羽根屋敷AKiHiC...自由詩206-12-26 13:42
キャッチボール1486 1...自由詩13*06-12-26 13:37
黄金へ向かう鳥千波 一也自由詩17*06-12-26 12:31
美術館iloha自由詩4*06-12-26 11:51
1両編成Tsu-Yo自由詩2006-12-26 11:05
眠らない人ピクルス未詩・独白4*06-12-26 10:38
初雪未詩・独白7*06-12-26 10:34
蒼い詩(死)ゆうさく自由詩2*06-12-26 10:06
消えないであさみ自由詩406-12-26 9:42
思行自由詩106-12-26 9:41
Peonia ed rosaルーファウス...自由詩2*06-12-26 7:57
「 主食はみかんです。 」PULL.短歌10*06-12-26 7:53
これからの希望ぽえむ君自由詩6*06-12-26 7:15
未来についてのモノローグ佐々宝砂自由詩506-12-26 6:57
冬風Direct...未詩・独白4*06-12-26 4:52
自由詩8*06-12-26 4:46
ほんこんその1猫八百自由詩4*06-12-26 2:39
流れる音及川三貴未詩・独白2*06-12-26 2:03
観ること自由詩5*06-12-26 1:55
儀式山崎 風雅自由詩506-12-26 1:35
幸福についてのモノローグ佐々宝砂自由詩3*06-12-26 1:28
青色音なかがわひろ...自由詩3*06-12-26 0:52
ココロザシ・クッキングブルース瀬戸...自由詩306-12-26 0:30
<12月25日、朝>ポップこくご自由詩3*06-12-26 0:12
断片渡辺亘自由詩1*06-12-26 0:03

加筆訂正:
天を仰がぬようにして/かぜきり[14:29]
題を変更
「 主食はみかんです。 」/PULL.[10:11]
一首、追加しました。ありがとうございます。
59rows, 1.12sec.