あるとき
あるやまに
一匹のくまが
すんでいました

このくまは
でくのぼうで
やくた ....
美しい花で満たされた花束
それを手渡す時に
その人との架け橋が築かれる

しかし美しさだけで ....

ああ見えていつも

甘いモノを欲しがっている人だった

それなのに結局

私が差し出 ....
 


はりつめて切れそうだから目を閉じてあんまり空気を吸わないでいる



ひとりご ....
町中の人びとは耳から点滴をぶらさげ
線路の上は魔女で賑わい
雨がふれば毛取りおばばは仕事にはげみ ....
さまざまなものにあふれる大都市にわずかばかりの霰降るなり


あなたのこと あなたの好きなこと あなたの好きなもの

時間の許す限り 私は考える
 ....
ある日、夏が冬から雪を盗みました
夏も雪を降らせたがっていたのです
だからこっそり冬を盗みました ....
 私の読書傾向は、しっちゃかめっちゃかで統一性皆無だ。手当たり次第に何でも読む。なんでも、だ。薬の説 .... なぁ、サンタ。

俺は、いいこにしてるぜ?

何かくれても良いじゃないか?

いや、別に ....
星を讃えよ
僕はここに生まれる
輝くものを愛しみ
ひるむことなく
ここに生まれたことを
心 ....
花に埋もれても
目を瞑っても
きみの匂い
きみの居場所がわかる なんとなく
そういう人になれ ....
 トシを隠す習慣は私にないのでちゃんと書くが、私は1968年生まれ。だから私が16歳だったのは198 .... 君の涙は太陽のカケラのように温かみを帯びていて
触れなくても、『そうだ』とわかるんだ


君 ....
壁を自在に移動する窓
持ち歩き可能な窓

心臓に取り付けるための窓

蜃気楼だけが見える窓 ....
パンをちぎる
その手で私は
鶴をおる

鶴をおる
その手で私は
猫をなでる

猫をな ....
とどける。せかいのどこかでいきをころしている君の
ために、ひとつのうたをとどける。君がなにものなの ....
あんたがおる所は
雨やろ?

うちがおる所は
綺麗すぎる青空やで

明日くらいには
あんたの所も晴れ ....
{引用=ピッピだっけ?窓の隙間に北風がこぼれるような素敵な名前だ}


なんで今日は羽根が開か ....

蠍の あかい 目玉が

海のむこうへ と 落ちて

時折 のぞく

スピカ に

 ....
この 響きの 深く 
清めた 場所で
流れる感情の帯 旗として 掲げ

密かに 掲げ 夜を見 ....
そこには廂のない
木々を見下ろすような
建物ばかりが並ぶから
欠けない月は
皮膚の下
脈打 ....
きれいな心の人が書いた
きれいな詩は傷つく

死ななきゃいけないって言われてるみたい

あ ....
「…rapid eyes movementだね」

「なにが、」

「最も深い睡眠状態で、覚 ....
休園中の
誰もいない遊園地で
ひときわ大きく
一本のレールが
空に向って伸びている

カ ....
時間がとまる
夢を見た

異様にほそ長い
横断歩道で
信号待ちを
していると  ....
踊る人形
笑う人形
クロワッサンに
コーヒー入れて

鼻歌を歌い
タップダンス
おじさ ....
空をけずるおとのする 大風のよる
ふたりで二尾百円の鰯をたべる

おさないりーちゃんのいうこと ....
洗面所の壁を
優雅に歩く

脚が一本
足りないなんて

誰にも
気づかれないように

いつもの帰り道
ふと拾い上げた落ち葉一枚
何気なく火をつけてみた
火は少し燻ってすぐ消えた ....
見上げると 
ひらひらと北風に舞う 
たましいのかたちをした 
まあるい葉が一枚
落ちてきた ....
物差しを掌にかざして
向こう岸までの距離をはかってみる
助走を長くつければ
飛び越えれるかもし ....

この世界はフェイクだ

それなのに

あの人の言葉を信じてしまった

私は正気(ばか ....
金魚らの赤い背びれを撫でてやる指先に滲む生ぬるい水 今大空のもと
歌を歌う
涙を拭いて
クルクル回る。

すべてを忘れて
すべてを信じて
 ....






どおぉーんとした夜明けには、
ゾンビがどんどん生まれて死なないのデ ....
「一度だけ
 本当の恋がありまして
 南天の実が
 知っております」


本 ....
ぱいぷセンセイ
さようなら
センセイがふかしてた
けむりのわっか
ぼくだいすきだったよ

 ....
あなたが空けた

あたしの穴


もうないよ
ふさがっちゃったよ

あなたが買ってく ....
その人が生み出す詩は
言葉が前倣へをして
心地の良い感覚を保って
キチン、と整列をしているのだ ....
手を繋いで

親指冷たいって言ったら

袖の中に入れてくれて


酒足りねぇって

 ....
恥知らずならよかった
恥知らずなら
人の目なんか気にしなかった
恥知らずなら
後のことなんて ....
まだ甘いジュースをなめていたいから世の中を美化することが好き


明日とか明後日とかに家出する ....
「国 敗れて山河あり 城 春にして草木深し」
この爛れきった欲望海で 浮遊する懺悔の言葉か

 ....

冬の香り、

雪の気配。

いったい君は
何を隠そうとしているの

隠そうとすればするほど
よけいにそこだけ目立ってしまう ....
そこに空がある
今にも吸い取られてしまいそうな
大きくて濃く
そして深いこの空の中から
風の ....
枯れ木にも電飾の賑わいで、
世の中はまったく クリスマスの容貌、

クリスマスの前の夜には、  ....
カンの良い人間は気付いただろう!
俺の人生に何が起こったかをヲヲヲヲヲォォォッッッッ!
フハフハ ....
器の底に僅かに残る水を
飲む頃に 雨の平原
遮るもののない近さに
後ろを振り返る
遠い山々か ....
 「民は国なり、国は民なり」。人のために国家はある。民の利益は「個」のレベルでは互いに衝突する場面が .... 「手紙〜僕の字は汚い〜」

封を切らずとも知っていた「内容」
メールで送っても構わない「実 ....


呼び続ければ何が来る?
ただただ歩けば何がある?

無意味なんて恐怖さ
因果応 ....
失ってから知る大切な物
後引く現実に戻れ無い心

先は見えず転びそうになっても後ろ歩き
 ....
苦労なんて、
無料配布のものだけで
結構です
ラブ&ピーーーーース
爪先のうた あぁ、いちごの時計は止まる
逆走疾走喪失酩酊
カラフルな映像 ....
― それ、なんて髪型?


と問われたオレは答えた。


― ケントデリ・カット。

 ....


廃墟の街に雨が降る
昨日の繁栄は窓の外
地下室の中で雨宿り
嫌気性のキノコを探せ

 ....
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼

私は叫ぶ
鼓膜
破れ

程に

嗚 ....
開けたてのコーヒー

はさみを入れたての袋に鼻を近づける

胸いっぱいに吸い込むと肺が心地い ....
さらさらと零れていったわ
貴方
あんなに細かくちゃ
骨も拾えない


きっと
暖かな夢 ....
好きと言えたらいい

人も、自分も、現実もみんな

息を吸うように

息を吐くように
 ....
なんということ
こんなにもきれいな
瞳をしているのに


のに


祖母は私の瞼に触 ....
むしゃ

くしゃ
同性なのに
仲が良すぎる
怪しい
二人の関係をつまびらかにせよと
 ....
今日のデートで僕が言った「好きだよ」に
君は期待通りの反応はしてくれなかったけれど
今晩君が眠る ....
愛してる

 愛してる



   あいしてる




陳家な言葉だと、笑わな ....


身長、体重、性格、なにもかも違う人間ではあるけれど



人間が好きな人間でいたいね ....
思い出のなきがらを
脳髄からひっぱり出したくて
頭を掻き毟っても、
何度も剥がしたかさぶたが
 ....
サイドミラー、雨に濡れて。

綺麗に写らない、世界と僕。

拭くことできなくて、走り続ける。

雨が ....
自分の名前を
忘れてしまいそうになる
遠いとおい旅路なのです
だけれども
決して忘れない
 ....
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2006年12月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
限無く尊厳に近い黙祷を煙と工場自由詩106-12-17 23:44
花束と架け橋紀ノ川つかさ自由詩8*06-12-17 23:32
金平糖の夜衿野果歩自由詩6*06-12-17 23:25
【短歌祭】きん、たたーんたたたろろろ...短歌11*06-12-17 23:19
桔梗、枯れた長谷伸太自由詩106-12-17 22:56
A-29短歌1*06-12-17 22:55
nod北大路京介自由詩8*06-12-17 22:49
春夏秋冬葉上一依自由詩106-12-17 22:47
異形の詩歴書 高校編その4佐々宝砂散文(批評...406-12-17 22:29
枕元の紙。狠志自由詩306-12-17 22:28
全てを讃えよぽえむ君自由詩15*06-12-17 22:28
ユメアト自由詩206-12-17 22:26
異形の詩歴書 高校編その3佐々宝砂散文(批評...206-12-17 22:18
熱源渡邊永遠自由詩3*06-12-17 22:06
窓のカタログ塔野夏子自由詩15*06-12-17 21:59
リンゴ松本 涼自由詩806-12-17 21:21
とどける岡部淳太郎自由詩12*06-12-17 21:18
あいたい愛心携帯写真+...7*06-12-17 21:15
【短歌祭】シンビジウム・ホワイト・ラバーピッピ短歌1206-12-17 21:09
天空回廊李伍 翔携帯写真+...406-12-17 20:52
この 響きのアハウ自由詩606-12-17 20:47
終末は白く光の中に自由詩5*06-12-17 20:44
フェンスとうどうせい...自由詩13*06-12-17 20:38
レム朽木 裕散文(批評...2*06-12-17 20:35
ジェットコースター沢村 俊輔自由詩406-12-17 20:06
時間がとまる夢なかやまそう自由詩006-12-17 20:06
お土産ペポパンプ自由詩2*06-12-17 19:46
鰯の話と神さんと六一介自由詩406-12-17 19:45
夜の蜘蛛weed &...携帯写真+...6*06-12-17 17:30
お家へ帰ろう優飛自由詩3*06-12-17 17:08
たましいの葉 服部 剛自由詩18*06-12-17 16:58
道程イヴ自由詩2*06-12-17 16:27
Real world衿野果歩自由詩2*06-12-17 15:58
午後の庭weed &...短歌2*06-12-17 15:37
目を閉じてペポパンプ自由詩3*06-12-17 14:08
「 しんでるいきてるデス。 」PULL.短歌7*06-12-17 13:58
この恋は逢坂桜携帯写真+...8+*06-12-17 13:49
ぱいぷセンセイさようならしゃしゃり自由詩306-12-17 13:10
・ピアス・はち自由詩206-12-17 12:41
憂鬱渡邊永遠自由詩5*06-12-17 12:36
・コンビニ・はち自由詩306-12-17 12:02
鳥獲自由詩3*06-12-17 12:00
無敵スマイル戦車短歌3*06-12-17 11:33
糜爛の腐体アハウ自由詩2*06-12-17 11:25
実は雨。狠志携帯写真+...206-12-17 11:18
秘密weed &...携帯写真+...1*06-12-17 11:01
風の命が聴こえるぽえむ君自由詩9*06-12-17 10:56
ささやかに、たくらみ六一介自由詩206-12-17 9:29
これが俺の生きる道虹村 凌散文(批評...2*06-12-17 9:11
雨舞踏及川三貴自由詩2*06-12-17 8:46
人のために国がある「ま」の字散文(批評...106-12-17 8:35
「手紙〜僕の字は汚い〜」 &「手紙〜君の字も汚い〜」Taka★H...自由詩006-12-17 8:32
「恐怖」自由詩006-12-17 8:29
「欠けた心」自由詩106-12-17 8:28
つぶやきFUBAR未詩・独白2*06-12-17 4:46
walk walk metro min.無知アコ自由詩2*06-12-17 3:46
リメンバー・ダニエル知風自由詩206-12-17 3:17
望郷あおば自由詩9*06-12-17 3:12
叫ぶabyss.自由詩106-12-17 2:27
コーヒー赤と青自由詩206-12-17 2:05
さらさらさき自由詩906-12-17 1:57
『呼吸するように』しろいぬ自由詩2*06-12-17 1:52
なみだのつぼみRin K自由詩34*06-12-17 1:50
報告書あおば自由詩2*06-12-17 1:32
太陽は昨日より早く沈んで、君はマフラーを巻き直してまた明日と笑う.docK+A自由詩6*06-12-17 1:28
あいしてることは自由詩3*06-12-17 1:16
『人間が好きな人間でいたいね』しろいぬ自由詩7*06-12-17 0:41
なきがらユメアト自由詩306-12-17 0:13
走る。狠志携帯写真+...106-12-17 0:06
誓いたりぽん(大...自由詩18*06-12-17 0:02

加筆訂正:
この恋は/逢坂桜[20:26]
文字間違い、修正。
『人間が好きな人間でいたいね』/しろいぬ[12:30]
ちょこっと推敲しました。
O¥ a mok 改/人間[10:57]
改造
『はなうた、吐息、包んだサナギ』/しめじ[10:37]
()を追加
冬薔薇/LEO[00:17]
一部訂正しましたm(__)m
70rows, 1.11sec.