洋酒の入ったチョコレートが好きで
ちびちび食べている
いっぺんに食べると
アブラカタブラ・・・ ....
それでも無くても
トリーチェの日曜日はいつも特別なのに
今日はレンガの隙間から太陽まで差し込んだ ....
朝から降る小雨が
今にも雪に変わりそう
そんな景色に
今日一日の力を抑えられ
心は閉じてゆく ....
私の中では固定された考えというものがあるのです。
それはあなたがいくら引っ張っても動きません。 ....
魚群
天から降る
花のよう
鳥の群れ
爪先が赤い
あれは鳩だ
針金を巻かれるよう ....
白鳥のくび憂鬱な長さなり
一九九五年一二月二六 ....
手袋を脱げばやさしき少女の手
一九九五年一二月 ....
私は誰と言うよりは
なんで生きてるのって思想
生きる目的がない事は
死ぬ理由にはならないよ ....
意地悪を言ひたくなるの冬の薔薇
一九九五年一二 ....
お母さんが出て行った
僕もお父さんも
泣いて 泣いた
ただ
まだ幼い弟は 何も知らず笑ってた ....
AV女優のやうな名に
慣れたあの日に失った
皮肉よりも薄い膜
鬼は外福は内
子種 ....
気持ちが薄れ
情熱の炎は消え
彼女に振られた
私の夢は打ち砕かれ
涙は川となり
夜通し ....
朝露が涙をこぼし
空は移り行く
私は貴方を失った。
ひもすがら夜もすがら泣いた。
安物の ....
生きてると
嫌なことや
気持ち悪いことや
やるせないことや
許せないことや
....
陸と海
乗り物と景色
バレンタインと勝利
寝てワナをかけ
夜明けと夕暮れ
奇麗な空気と ....
きみが生まれた病院へゆこう
インフルエンザの季節だから
まだ赤い きみのBCGみたいに
痛い注 ....
雨は空から降るよ
恩人は退職していた
涙は瞳からあふれて頬をつたうよ
問題は停滞し ....
〜であるから、一番悪い一行を推敲したくないのです
脱字でも誤字でもいいから生かしておきたい
なぜ ....
小さな細胞にも戦いがあるように
私は愛すべき者の為に、
喧嘩をする。
世間には、
有形無 ....
シンとして、乳首ふくます母と子 ....
電話が鳴った。 ....
そう、よくよく考えたら。
世の中広いんだし、一緒のモノを持っている人が
たくさんいるのは当たり前 ....
女にふられたので、
それは夏のはなしだけれど、
線香花火して、死のうと思った。
あの子とふたり ....
夕暮れのスケートリンクすみれいろ映画のフィルムにひとすじの傷
....
+と−の線が地面に引かれ
こぞってそこに点をうつ
私の位置は+3
あなたの位置 ....
心はどこにあるの と
問われたら
胸の奥に と
答えたい
科学の時代
解き明かされる人 ....
咲蠡の哀畔
エインフィリア燗風
十六夜
黄金糖のクラヴァン迸る
二条のまなめ
可細 ....
「心は繋がってる」なんて言われても
淋しさや 切なさや 胸の痛みは消えない
ホンマは ....
僕はいつも君を見ていたかった
だけど君は去って行くのかい
輝いてる僕をいつし ....
ぼくが
ぱちぱちっと
まばたきすると
あなたも
ぱちぱちっと
まばたきをする
きぶん ....
知らなかった
気づかなかった
低温火傷
してたってこと
気づかなかった
気づけ ....
愛があります
行き場を失くして
さまよっています
暫らくすれば
消えてしまう ....
曇天、つまりは
避けられない
透明に張り付いた埃を
雑巾がけして
嘔吐。
そして、勃起。
....
汚れた空気を吸い込んで
白く吐き出す
スーツを着た人たちは足早に
私を押しのけてい ....
目をつぶる
ここは街のど真ん中だ
雑踏・雑音・声あられ
過ぎる人々は舌打ちで僕をみる
こ ....
恋しさにとまどう心シクラメン
うつむく頬にそっと紅さし
今もなおあの日の夢にくち ....
葉の落ちた木々の向こうで
白い会話が見える
何を話しているのかわからないけれど
その白さで楽し ....
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔
電車に揺られて睡魔と闘い ....
教育の憲法とも言える『基本法』を、
強行採決なんて、絶対におかしい!! ....
蝿を見てたんだ
蝿を
ずっと
すると
蝿がギョロリとこっちを見て
「バーカ」って言ったかと ....
すこしずつ、歩みつづけているんだ。
こんなふうにしてでも。
....
かいちゃんはまだ歩けない
もうすぐ一歳と五ヶ月になるのに
まだ歩かない
だけどハイハイはと ....
風の金属、高音域の。
線状の宙、引っ掻き傷の。
あなたの心が難しい
というシー ....
1.君と見る
涙で濡らす
映画館
1999年9月作 ....
考えるまでも無く
グラフから何かを読み取る
と言う行為は
その下の膨大なデータを
無視しなけ ....
ほんとうは
本物が欲しかったのに
目が覚めて
枕もとにあったのは
ぬいぐるみ
だから毎 ....
耳もとで小鳥さえずる曇天の
空きよめたし唱題ととも
....
天井をなめるおばけちゃん
昼間は天井をなめている
四角い天井をまるくなめて
部屋の中のできごと ....
わんこに遊ばれて
おなかに口のあいたぬいぐるみ
ピンクのうさぎちゃん枕
縫い合わせたら
ひと ....
それだけの出来事に日々は満たされていて
それは小さいこともあり大きいこともある
それでも、そ ....
今日という日が終わり
太陽は地に落ちて
暗い 夜が始まる
冷たくなった空に
白い月が懸かって ....
れんそうか2の解説です。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?di ....
れんそうかの考察をしたいとおもいます。
れんそうかとはある歌を読んで連想したことを詠んだ歌です。
....
夏よりもわずらわしい温度
記憶ばかりを鮮明にしてしまうから
ふと
何かを考えてしまう時 ....
そう そうして 今日が 来た
(平和と 悪意に 満ちた 今日が)
ましてや 疾患の 不動明王 ....
そろそろ死んどけ
と、壁に向かって問いかける
アレはもういらない
と、 ....
深月嬢にささげる・・・
れんそうかするのが困難だったので、
アルファべ遊びで深月嬢への気持ち ....
輝く太陽
森に川
じめじめしていた
輝く太陽
風に砂
からからしている
Xと ....
大切にしまいこんだ昨日
両の手でそっとそっと
塞がり始めた今日
密やかにただ密やかに
目覚ま ....
「そうじゃなく、忙しくて
「つい・・・・
無視するつもりは終(つい)ぞなく
な ....
飛び立とう 誇らしく
この大地を蹴って
逞しく 美しく 力の限りに
....
太陽の息吹は大地にふりそそぎ
山は水を作り出す
花のように咲き乱れ
植 ....
記憶の ぬくもりが
朝のラインに 並びます
いくつかは やわらかく はじらい
いくつかは つめ ....
夜しか時間ないけど。
デートでもしませんか?
暗いから、誰にもばれないよ。
ね。
眠りに落ちると
いつもそこは凍夜
誰にもじゃまされず
暗闇を独り占めする
外ではひ ....
あなたの寂しさ
あなたの強さ
洗濯物がまわっている
予断を許さない状況が続きます。
地球は自転と公転を取り違えそうになります。
山という山は噴火を休 ....
たそがれた昨日とゆう過去を思い出にして
今日とゆう新たな歴史に一歩踏み入れる
....
僕は、これから
自己満足
....
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