この落ち葉を踏む感じがたまんないんだよなぁ

あなたは言った

私は
どちらかというとヒン ....
{引用=
沈黙するノートに。

わたしは魚。銀色の鱗をいちまい、はがして
秋の流れにそっと放 ....
ずっとずっと子どもたちが熱
ついでに私も熱

私は時々暴れるから
お医者さんで
押さえられ ....
オレンジ色の猫

今街角にしっぽが消えた

夕暮れに

月が雲を見下ろして

雲が街 ....
遠くで犬が吠えている

冷たい雨が降り続く中で傘も差さずに
僕は何処に向かう訳でもなく歩く ....
このアパートに住み着いている猫の話では
世界はすでに終わってしまったらしい
猫は目を細めて悲しそ ....

ぼくは正義の味方だから
曲がりなりにも
今日できることは
今日やっておこう

向かい ....
舌なめずりしている猫
毛繕いをして
なめすぎて唾液が足りない
それだけで
とくになに ....



避けられ 切りとられた夜を
小さな熱の泡が昇る
風のなかの水の群れ
崩さないちから ....






誰もいないようでいない家から
窓が飛び去ったあとの暗がりに
にこやかな家 ....
秋の夜に車を走らせる

いつもよりも何か
エンジンが優しい
まっすぐな道のその上には
星が ....


クラクションを鳴らせばきっと終わりだねさようならって何回言えた?


好きなものリスト ....
電車に揺られて
ちゃんと見えない景色
この電車は
終点に着けば
もう一度
同じ線路を走る
 ....
咲く、昨夜、咲く、空を裂
       く、さくさく、朔、咲く桜
      咲く、さくら、桜咲 ....
嗚呼、僕の恋人よ
働いて働いて働いて
僕のために
僕のためだけに
もっと働いて
できればデ ....
たまねぎが飴色になったから
ブイヨン入れよう
煮立ったから
アクとか油とかすくおう

いい ....
ながれて
出会って
くっついて

ひとつになって
形を変えて
また新しくなって

な ....
りんろ
 りんろ

あなたが はなしてくれた

ちいちゃいころ

りんろ
 りんろっ ....
なんで 君の大きな手が好きだったのか

なんで あんな夜中に二人で江ノ島で語り明かしたのか

 ....
ジョニーが迷子になってしまった
どうでもよいメールがくる
どうしても洞窟から出られないらしい
 ....
眠りの川面に
櫓を漕ぐ音が響く


木の葉も鳥の影も無い
冬のあとさき


ふりさけ ....


面影はなくなったのだ
そこにはたらくちからを
しばらく考えもする
不条理ではない 赤い ....
この海の向こう側には
何が待っているのだろう
波間から見える向こう側
あそこには何があるのだろ ....
ゆっくりと晴れ上がる朝
濡れたコンクリートも
湿った土も
葉に溜まった水滴も
空に架かる虹の ....
見渡せば、{ルビ紅=あか}のパノラマ
岩肌の背を辿り
風紋の営みに耳を澄ませば
褐色の陰影、陽 ....

打ち抜く雨粒で
ぼくはもう ほどけてしまいそうだ
迷いのない雨粒が
繋ぎとめてた輪郭を
 ....
雨が上がったこの空に
漂う雲が笑ってた
遠い空へと鳥が舞う

水の溜まったこの道に
流れる ....

来る日も来る日も
欲しいだけの陽は降り注ぎ
水の恵みも充分受けてはゐたが
代はり映えのしな ....
自分だけが知っているまっすぐな風景
まっすぐに世界をみつめること
何度となく訪れるまっすぐな世界 ....
     Ⅰ

小さな日だまり きらきらと
光のカーテン揺れている
小さな日だまり ゆらゆら ....
{引用=


一、ヘヴンズ・ヒル

枯れることなく
花の咲きみだれても
それは
開く ....

あらしの余波だろうか
はたまた 世間のしがらみだろうか
木枯らしが 落ち葉といっしょに
チ ....
仇什仍仁仏仆仂?仔仕仗仞仭仙仟
他代付伊仮价伎休仰件伍伉伜?仲
伝任伐伏?位佚伽何佝估佐作伺似
 ....
現存する 物がある
爽やかな 秋風は
俯き加減に 私を
現存させ
凍らせる
誰もが 現存し ....
壱:繰り返してもよい愚行はなんですか
弐:五感の中で捨ててもよいものはなんですか
参:美しい卑語 ....
食卓には 鍵の壊れたパンドラの箱 どこへも行かないと決めた日は、
あなたとつながりたいと、ふと願う。


冷静でいたい。
冷 ....

雨にあたってみなよ
自分の温かさが判るから

びしょ濡れで帰ってみなよ
帰れる家の ....
波打った光は選ばれて
{ルビ海空=うみそら}は青 木々は緑
キャビネットは銀で コンクリートは灰 ....
親戚に変人ありき月の{ルビ斎=とき}



 
{注 斎=仏事法要のときの食事。}
猫抱いて虫聞いている夜更けかな 月が沈む
呼吸を止めて惰性で滑り降りる
しんとした
 ....
湖面に幽かな波紋をのこして沈む
かたちなき夜の杖が
 ことばもなく

彷徨う声の虚しさに散ら ....
わたしのくびれを
無数の星砂がくぐりぬけ
今か今かと
あの人からの着信を待つ
動脈に溜まり過 ....
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2006年10月25日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋道ささやま ひ...自由詩6*06-10-25 23:57
秋。青色銀河団自由詩4*06-10-25 23:47
2006.10.25の何でもない日記初代ドリンク...未詩・独白5*06-10-25 23:35
オレンジ色の猫mayaco未詩・独白4*06-10-25 23:32
輪廻海月自由詩3*06-10-25 23:27
ブルードロップ青山スイ自由詩3006-10-25 23:23
世界を救え、正義よ(Mr.チャボ、勝利の方程式)角田寿星自由詩1206-10-25 23:08
イノシシが知事公邸の裏庭を駆け回るあおば自由詩4*06-10-25 22:55
生まれ 生まれて木立 悟自由詩606-10-25 22:28
ノート(43Y.10・25)未詩・独白206-10-25 22:25
宇宙をドライブするぽえむ君自由詩7*06-10-25 22:21
喪葬ピッピ短歌806-10-25 22:04
創書日和「流」イズミナツキ自由詩4*06-10-25 21:56
咲くらピッピ自由詩406-10-25 21:47
ハタライテMonk自由詩1306-10-25 21:39
そろそろ水中原動機自由詩006-10-25 21:20
そらにいるよもち子自由詩4*06-10-25 20:50
りんろLucy.M...自由詩7*06-10-25 20:45
君が残したものごまたれ自由詩206-10-25 20:26
迷子のジョニーしゃしゃり自由詩806-10-25 18:59
創書日和「流」 Lost Motion大村 浩一自由詩8*06-10-25 18:40
殤心キメラ自由詩306-10-25 18:29
向こう側緋月 衣瑠香自由詩6*06-10-25 18:20
美しき世界倖之丞自由詩006-10-25 18:09
心象探訪佐野権太自由詩19*06-10-25 17:25
everアルビノ自由詩206-10-25 15:37
秋に笑うぽえむ君自由詩6*06-10-25 14:07
気紛れではなしに杉菜 晃自由詩15*06-10-25 13:52
まっすぐな世界不老産兄弟自由詩006-10-25 13:20
金色の庭未有花自由詩15*06-10-25 10:55
小詩集【招かれざる客をあばく夕べの招待状】千波 一也自由詩15*06-10-25 10:43
*あしおと*かおる自由詩13*06-10-25 9:24
開業槙田雪自由詩106-10-25 9:06
現存奥津 強自由詩306-10-25 7:55
頽廃をめぐる八つの質問白紙散文(批評...2+06-10-25 7:38
佐羽美乃利俳句106-10-25 4:57
シーツ狩野川自由詩206-10-25 3:13
「血」Taka★H...自由詩006-10-25 2:17
49、反射 【はんしゃ】雨宮 之人自由詩1*06-10-25 2:12
親戚A-29俳句006-10-25 1:48
夜更け俳句0*06-10-25 1:04
明日の廃墟遊羽自由詩406-10-25 0:49
水底の杖atsuch...自由詩6*06-10-25 0:26
ときめくと言うこと恋月 ぴの自由詩23*06-10-25 0:15

加筆訂正:
三つの街—浮遊する断片/前田ふむふむ[21:36]
訂正。3つの各断片詩に、表題をつけました。
サーカス/つめきり[18:40]
またおかしいところを発見。失礼しました。
サーカス/つめきり[18:35]
ええと、結構なおしました。
49、反射 【はんしゃ】/雨宮 之人[02:12]
2006.09.14初出。少し改変。
44rows, 1.05sec.