生きてきた
ということと
生きる
ということを
つなぐ接着剤を探してみた
奇妙なことよと
 ....
普段は意識しない夕焼けを
今日は眺めて見たいと思った
前に見たのを覚えていないからか
最後に見 ....
                      .... 一度知った温もりを
失うのが怖くて痛いだなど
余りにも陳腐過ぎて嘘だと思っていた

同じ位置 ....




小さな背に
ひしめく羽
いつできたのかわからない傷を
いぶかしげに見つめながら ....
小さな人が困った顔をしていた、きっと困っていたと思う


ケチャップでしょうかマヨネーズでしょ ....

 21

アリストテレスと荘子の対話
アンデルセンとジェイムズ・ジョイスの対話
モーツァ ....
トイレの向こうは僕の知らない世界でした


というより知らない商店街だった
肉屋を始め、魚屋 ....
二月
君が出てくる夢を見る
一年に一度
二月のおわり
毎年
毎年

そして僕は
心配 ....
春は
思いがけない記憶を呼び覚ます

 フリージアの花びらが揺れていた
 恋に幼い心も揺れて ....
殻にこもれば防御は完璧で
そのまま突進すれば攻撃になり
恐れるものなんて無い

でも

 ....
ぜーんぶ わたし


よるのうたを うたうときも

ひかりのあめを およぐときも

 ....
どうやら魔王は
縁側が気に入ったらしい
老人みたいにお茶を啜り
箱庭を眺めて溜息を落としている ....

お金はもちろん好きだけど
この額の小判に目がくらむような
安い奴は願い下げ
そんなものより ....
その 行方知れずの音はどこへ行きましたか?


ピアノが湿った声で歌っています
春の音で外を ....
夕暮れに刺す陽の光
目を細めながら
少し上り勾配の橋を渡る
川岸にくくり付けられた
名も無き ....
いつもぐったり寝ているけれど

アナタの夢が 叶う時


ちゃんと起きて

お仕事する ....


君が笑った
笑った口元から
白い歯がこぼれた
こぼれた歯は
たくさんの子どもになった ....
のどに入ると
いがいがする

目に入ると
涙が出る

口に入ると
感触が残る

そ ....
あなたの たばこの
においがすき

からだに悪いの
わかってるんだけど

思い切り吸い込 ....
君を見ていると

こころが

しめつけられるような
痛みが走って

今にでも

こ ....
夜電気もつけない部屋で

ぼくはベットの上で体育座りして

自分の膝を抱えて

泣いてい ....
桜は傷つくごとに優しく花を咲かせます

うとんじられては優しく咲き
さげすまれては優しく咲き
 ....
薄いピンクの
霊安室に
寝そべった
わたくしは
脇に挟まれた
ドライアイスが
あまりにも ....
寂しくはありません
だから、振り向かないで

晴れてよかったですね
風が冷たいですね
花の ....
放置された畑 咲き並ぶネギボウズ
バコン バコンと
プラスティックバットを振りぬいては
浅緑を ....
そこで溶ける人々の道に
石化する人を送り出す空に
いつの間にか帰ってきた人たちの
懐かしい声が ....
 美しいもの。赤々と照り/照らす/夕日。万遍なく空覆う星星。その間に煌々と輝く月。幼な子の肌。蜘蛛の .... 気の抜けた炭酸と
虚脱とほんの少しの感嘆を
瓶につめたら
氷水から出たくないと
駄々をこねた ....
髪を洗う

シャンプーで
指にまとわりつく 髪
流せば
すべて抜け落ちて
頭蓋骨が現れる ....
如月や黒いソファーに横たわるあなたの影も微笑んでいる


ゆく船のゆくえわからぬまま岸でぼくら ....
ならなきゃいけない者になれなかった人がいる
やりたくない事をやらなきゃいけない人がいる

一体 ....
ミエナイコト…
壁のない道を歩く
そのことに恐れを抱くけど
生かされているコトに
意味などあ ....
ひとつひとつ、はげしい輪廻のあとに、夜は摘み取られてゆく。現世の庭にしどけなく積み重ねられた夜の鏡像 .... 大事なことは
ことばにしては駄目なんだ

ことばは
写真のように伝えるけれど
ことばの力は ....


幸せなら手を叩こう
部屋の中で 便所の中で 電車の中で
幸せなら手を叩こう
朝焼けの ....

本当かどうかは知らないけれど
アメリカーナのおまんこは良いらしい
本当かどうかは知らないけ ....
パイレーツはおっぱいに関係があると思っていた
でも本当は関係なんて微塵も無かったんだ
白にはどんな色も似合ってしまうから
僕は白が羨ましい

ガードレール

どうってことのない ....



あなたの論理ばかり振りかざす唇と

抱きしめるのを止めてしまった腕と

ちゃんと ....
http://www.geocities.jp/by_kamome/ashitasora.html
 ....
「1.せつなさとゆう魔物」

せつないとゆうことばをたどれば、刹那に通じるのだろうか?それとも漢 ....
生身の女に触れたことがない。

画面の向こうだったり、ネットの向こうに女がいる。
女の中に入っ ....
僕の右手には優しさがにぎられている

だから僕は人と握手をするときに右手を使っている
僕は右利きだか ....
見たこともない黒い服来た人間が
後ろから追いかけてくる
銃を乱射してくる
はぁはぁと息をつく間 ....

ゆったりと流れる川辺で
岸壁の色とりどりの地層を眺めながら
時折感慨深げにふむふむとうなづき ....
らぱっパー
コードネームは最後の晩餐
会議室は自販機前
心頭滅却クーラーいらない
大 ....
チュー
初めてのチュー
君とチュー

レモンの香りじゃないけど
ちょっとだけ磯臭いけど
 ....
 見つけた
 微かに光る星の光りを
 何億年何光年の過去の光りを目ににする

 このごろ
 ....
いつまでも、それを手に入れたいと
弱々しい手で、僕らは汲む

井戸の底に微かに照らし出される
 ....
うるうると  ながれては  こおりにかえり

うるうると  みたしてゆく

つちを  か ....
仰げば、尊く
遠くなっていくものごと
開いた地図をそのままに忘れて
私はその上で煙を吐き出す
 ....
風が吹けば
どこか知らない場所まで
簡単に飛ばされてしまう

あんなに高かった空さえも
簡 ....
明け方 鉛色 海と空 境界もなく――流れる

震動 路面を噛む 風が切れる 海沿いの道


 ....
ある晴れた朝

えたいの知れない物が

空から舞い降りた



それは人の形をした
 ....
目が覚めたのは夜の事

外は曇りで黒くて不確かで

流されていく人の群

ぶら下がるのは ....


泣けるくらいの悲しみならば
それは言葉にならなくていい

シャウト!

吹き溜まり ....
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2006年2月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
間隙を縫うにはアマル・シャ...自由詩1206-2-28 23:59
夕焼け海月自由詩2*06-2-28 23:59
美しい残像                        前田ふむふむ未詩・独白10*06-2-28 23:57
合否亜麻仁蛇未詩・独白106-2-28 23:47
ひとりのとり木立 悟自由詩206-2-28 23:26
幸せバカ男短歌1506-2-28 23:20
「静かの海」綺譚(21〜31)角田寿星自由詩4+*06-2-28 22:39
向こうの商店街美味自由詩3*06-2-28 22:34
2月は夢を見る日朗歩野自由詩006-2-28 22:21
青い春LEO自由詩9*06-2-28 21:24
ポケモン(パルシェンにて)イズミナツキ自由詩3*06-2-28 21:23
ひとつのわたし松本 涼自由詩4*06-2-28 21:17
魔王と出逢った(箱庭に在る恋)イズミナツキ自由詩1*06-2-28 21:17
ポケモン(ニャ−スにて)蒸発王自由詩5*06-2-28 21:17
凍音ふく自由詩006-2-28 21:08
僕のキセキmaumi自由詩0+06-2-28 21:05
ポケモン(スリープにて)自由詩5*06-2-28 20:49
笑うたもつ自由詩806-2-28 20:33
ポケモン(サンドにて)仲本いすら自由詩2*06-2-28 20:26
ポケモン(ドガースにて)自由詩2*06-2-28 20:25
ポケモン(アーボにて)自由詩2*06-2-28 20:24
不良品のオルゴールこめ自由詩3+06-2-28 19:51
■桜風(朗読あり)三州生桑自由詩406-2-28 18:42
霊安室における付加疑問むらさき自由詩4*06-2-28 18:33
旅立ち姉山右京自由詩306-2-28 18:02
少年のまま佐野権太自由詩16*06-2-28 17:08
往復書簡霜天自由詩706-2-28 16:47
美しいもの竜一郎散文(批評...1*06-2-28 15:47
透明リアリストMélodi...自由詩006-2-28 15:16
洗うかがり自由詩606-2-28 13:37
butterfly本木はじめ短歌1006-2-28 13:09
玩具の楽園腰抜け若鶏自由詩3*06-2-28 11:00
還すこと*くろいうさ...未詩・独白006-2-28 10:59
内在葉leaf自由詩13*06-2-28 10:43
大事なことuminek...自由詩7*06-2-28 10:37
幸せならパンツを脱ごう虹村 凌自由詩3+*06-2-28 8:45
朝だから自由詩006-2-28 8:37
キムジョンイルはサノバビッチ自由詩1*06-2-28 8:33
ガードレールベンジャミン自由詩4*06-2-28 8:21
*四点セット*かおる自由詩9*06-2-28 7:58
あした ね、せかい、が なく、なる、の美里和香慧自由詩306-2-28 7:58
「1.せつなさとゆう魔物」uminek...散文(批評...9*06-2-28 7:53
生身の女花丸ぺけ自由詩006-2-28 6:11
僕の右手には優しさがにぎられているベンジャミン自由詩5+*06-2-28 3:50
瀬冬翼流自由詩106-2-28 2:58
川辺にてshu自由詩306-2-28 2:33
らぱっパーりょーーーー...自由詩006-2-28 2:04
萌L美味自由詩1*06-2-28 2:01
弱き自分を慰める詩炭本 樹宏自由詩406-2-28 1:58
僕らは海にまぎれてたりぽん(大...自由詩1306-2-28 1:58
うるうると紫翠自由詩9*06-2-28 1:50
仰げば、尊く霜天自由詩306-2-28 1:47
今日と言う日と明日と夕日夕凪ここあ自由詩2*06-2-28 1:14
ルート232安部行人自由詩006-2-28 0:54
お空の人たかよし自由詩106-2-28 0:51
さよならミルクティ大城 小町自由詩006-2-28 0:48
シャウト! (完全版)ベンジャミン自由詩7*06-2-28 0:13

加筆訂正:
霊安室における付加疑問/むらさき[20:52]
「他の動物と変わらないんじゃないの」を追加しました。
夜空の幻灯機/たりぽん(大理 奔)[01:34]
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57rows, 1.03sec.