ねぇ、そもそも、
からだの中心ってどこに
あるのかしら?

ただ、
丸くなって眠るきみ ....
眠れぬ深夜二時
ぬるい毛布にまろびくるまり
枕の冷たさをあえぎ渇望し
まぶたの不従順さを声を殺 ....
初めての模擬試験の点数は
不等号のみの
二百点満点中 四点
君と
僕と
あいつと
誰か
 ....
「この梟どこから入ってきたの?」
「ふくろう?なんで?あっ、ほんとだ」
「え、こういう時って、ど ....
ここから
逃げ出したくて
とても
逃げても
そのさきからまた
逃げるのだと
知っているか ....


冷たさが
この幸いを閉じ込める
すぐに消える雪片に
まじってもつきささる声
それは  ....

スーパーのレジで
おつりのコインを数枚受け取ると
「わあ、お金が増えたね」
と娘は目を輝か ....
胃に穴が開くまでがんばっても

誰にも認めてもらえないということに

私が気が付いたのは最近 ....
おやすみを言う前に

一回抱きしめると

おやすみ、が

愛してる、に

聞こえる。 ....

・我が心 春の芽吹きを望みつつ 冬の寒さに身を凍らせる

・13時 街角で待つ 雨の日は視界 ....
 昔、一九九八年から九九年にかけて「夜、幽霊がすべっていった……」という連作を書きついでいたことがあ .... 曇った日には
ねじの頭に
ドライバーを突き刺して
右へ回してみる
雨が降り出しても
ねじ穴 ....

セット販売はお得です
時事ネタっぽく
金メダルが叫ぶので
暢気なドンキホーテが
年老い ....
雪の降った夕暮れ
すっかり冷え込んだ空気の中で
黒いコートのポケットに手を入れると
黒い皮製の ....
僕がまだ僕じゃなかったとき
家の周りは原っぱだった
イトを縫うみたいに
とんぼが
焦げたバッ ....
アイシクルの根に 優しく口付けをして

偽りのない朝を迎えて 満足はしているけれど

上を向 ....
美しい羽も

灼熱の強さも

なんにもいらないから

どうか

どうか

あの瞳 ....
瑞々しい朝を
夢見て

満点の星空を
願って

みんながそう
祈ってたら

世界は ....
冷たくされれば
されるほどに

やる気は燃えていく
けれど

できれば
優しくして
 ....
*** 

 覚えている中で一番古いのは、あの頃のこと。
 あの人は確かにいたのだ、私の腕の中 ....
宿命でも運命でもなく
それはタンポポ

土手に降りそそぐ
季節の日差しに
僕は目覚める
 ....
千円札が破れた
それは大事な千円札だった
貯める為の千円札だった
貯蓄をする為の
千円札の使 ....
│  │  │  │  │  │  │  │  │


すれちがいざまの
レーザー光線のよう ....
臆病で小心者な僕だから いい格好なんて君の前だけ
精一杯背伸びして理想の自分 取り繕ってんだよ
 ....


また一日分
夜で翳り
透き通ることなどあり得ぬコンクリートだ
壁と床、その接点の無人に ....
雨乞いをして
冷たい太陽を隠した
でも私の足は
ちっとも凍りついてはくれない

化学変化を ....
この思いを
咲き誇る花に受粉する

花弁はすべて地に落ちて
見慣れぬ果実が
姿を見せるだろ ....
朝な朝なベッドから飛び起き
浮かんでくる都合のいいイメージ

どんな奇跡も起こしたのになぁ
 ....
手を差し出してくれた
その手に
手を伸ばした

信じてる
君の言葉を
どんなに傷つけられ ....
こんなにも狭かったのか 幼き日 年月戻して吾は佇む


真っ白なキャンバスの上に描いてた未来 ....
あなたとの通信を遮断する
私は

憎しみを浴びて孤立したい
すずらんの鉢植えを
根元から
 ....
あと少し

あと本当に少しで

僕はこの学校を卒業する

中学校生活は

一瞬で終わ ....
なんていうか、現フォはやる前はなんかいやだった。
知っている人の詩をよめる分にはいいけど、自分がや ....
知らない田舎だった

真上の太陽は{ルビ燦然=さんぜん}と輝いて

風は田んぼの苗を優しく撫 ....
小麦粉粘土で作られた
どうやらメスの体を持つ
ワタクシという自身は
いろいろな音やコトバ ....
路地でしくしく泣いてる人がいた
黒いマントに身を包んだ
綺麗な銀色の髪をした人だった
気になっ ....
夕日が雲を燃やして、
今日も夕焼けは綺麗です。


白い雲を燃料に今日も夕日は赤々と燃え続け ....
かやの そとは つめたい はれ
もう くらく なるのを まって

とどかせたいと ねむる あさ ....


世界の果てにある白いテープ。
僕らは一時も駆け足を止めることはない。
ランニングシューズ ....
生まれたときから猫がいて
頼みもしないのに
わたしの布団の上に乗り
重い温かい
お互いさま
 ....






雨が降る。
傘はいらない。

雨が好きな月もあれば、
雨が嫌いな月も ....
明るく元気で前向き。顔は小さくて痩せ型、ごっつくない。
お洒落でいつも清潔でちょっとだけ可愛い。頭 ....

白い猫が、足元に寝転んでいる。

ぷっくりと膨れた白い腹、細い声、甘ったるい視線。

午 ....
前後不覚に陥る。
前へ前へと思えば体は少しづつ前へ。
後ろへ後ろへと思えば体は少しづつ後ろへ ....
ハッパッパ
はっぱっぱ
MIDORI−No
葉っぱッパ
食前食後に
ハッパっ葉
葉ッパっ ....
あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あま ....
 突然の嵐のように
 跳び込んでくる君

 傷だらけ
 涙まみれの君は

 宿命とい ....

 まっすぐに歩く
 目の前には
 様様な人生を背負って
 歩く人がいる

 通り際に
 ....
生きているのが怖いだろう


せっかちな生き物は人間
でっかちなのは俺の頭


生きて ....

樹の中に大きな穴を開けてやる
啄木鳥のように朝から晩まで
喧しく叩いている

壁の ....
空が青いよ。
哀しいことも辛いことも
そんなのはきみのせいじゃない。
そんな小さいてのひらで、 ....
 
ににんがし
にさんがろくで
にしひがし

いちたすいちも
ろくでなし
37までよめ ....
歩行者注意
そう書かれた建て看板から
色が失われてからどれくらい経つだろう
すっかりと白い顔の ....
最近、よく考えてしまうことが在る。
二月なのに良く冷えるなぁ〜〜
いや、違って、
縦書きと横書 ....
誰よりも大切で
何よりも愛おしいDear

真綿で{ルビ包=くる}むようにして
今日の風も
 ....
僕の消えていく闇の名前
石炭ボイラーの匂い
江浦路の路面電車が踏みつける
レールの間で腐ってい ....
君の手はあまりに冷たいから
突然背中に触れられると
思わず身震いしてしまう

君はそんな僕の ....
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2006年2月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
綴じる、サイレントみい自由詩19*06-2-26 23:42
夜想詩旋律自由詩106-2-26 23:27
四点セットAB(なかほ...自由詩406-2-26 23:07
オウル・クレー氏による"KAWAHAGI"-Pianoforte人間自由詩106-2-26 23:06
一夜限り和歌こゆみ自由詩4*06-2-26 22:43
あなたのことよフユナ未詩・独白706-2-26 22:41
おつりたもつ自由詩54+06-2-26 22:35
まっしろ珠洲梨琉華未詩・独白006-2-26 22:32
グッナイ、マイガール仲本いすら未詩・独白6*06-2-26 22:13
恋短歌 (№01〜05)渕崎。短歌006-2-26 22:08
「幽霊」についての私的覚書岡部淳太郎散文(批評...5*06-2-26 21:54
ねじtanu自由詩006-2-26 21:07
四点セットあおば自由詩1*06-2-26 20:29
死神と私 −雪溶け−蒸発王自由詩10*06-2-26 20:26
便乗鴎自由詩2*06-2-26 20:14
アいウえオ仲本いすら未詩・独白1*06-2-26 20:09
ポケモン(ファイヤーにて)自由詩4*06-2-26 20:04
ポケモン(スターミーにて)自由詩2*06-2-26 20:02
ポケモン(リザードにて)自由詩1*06-2-26 20:01
「再生」(novel)とうどうせい...散文(批評...5*06-2-26 18:51
タンポポ、旅立つ日たりぽん(大...自由詩1306-2-26 18:42
高校三年生加藤泰清自由詩206-2-26 18:35
ビーム大覚アキラ自由詩306-2-26 18:15
magician腰抜け若鶏自由詩1*06-2-26 17:52
乾いた耳A道化自由詩406-2-26 17:38
ピイエイチMélodi...自由詩006-2-26 17:18
凍衷花想アマル・シャ...自由詩7*06-2-26 16:50
アルテンもる自由詩006-2-26 16:33
信じてる十六夜自由詩106-2-26 13:30
別れの時短歌306-2-26 13:17
デス・コミュニケイトuminek...自由詩5*06-2-26 13:01
別れの時こめ自由詩306-2-26 12:34
たとえば言葉の力a.u.i.未詩・独白206-2-26 12:28
あぜ道迷路美味自由詩3*06-2-26 12:11
日本の土の上むらさき自由詩2*06-2-26 11:46
魔王と出逢ったイズミナツキ自由詩9*06-2-26 10:47
[ ゆうやけ ]渕崎。自由詩106-2-26 10:05
浅い 露砂木自由詩4*06-2-26 9:58
『ゴールテープ』しろいぬ自由詩106-2-26 9:46
にゃご蒼木りん未詩・独白406-2-26 9:24
「 日曜日は雨で。 」PULL.自由詩13*06-2-26 9:19
早起きしてふっと頭に浮かんだこと。腰抜け若鶏未詩・独白2*06-2-26 7:42
『白猫考察』しろいぬ散文(批評...106-2-26 7:37
かめはめ波虹村 凌自由詩3*06-2-26 6:35
食前食後自由詩006-2-26 4:45
あまいala自由詩106-2-26 4:44
解消炭本 樹宏自由詩106-2-26 4:41
通り過ぎる通行人を思うとき自由詩006-2-26 4:34
引き裂く花丸ぺけ未詩・独白006-2-26 3:19
樹の中にあおば自由詩4*06-2-26 2:37
原罪と救済有邑空玖自由詩4*06-2-26 2:30
1+1=37あおば自由詩3*06-2-26 2:00
火曜日(歩行者注意)霜天自由詩106-2-26 1:59
縦書きと横書き海月散文(批評...0+*06-2-26 1:52
Dear Iris...Lily o...自由詩2*06-2-26 1:03
上海1986たりぽん(大...未詩・独白8*06-2-26 0:38
君の手はあまりに冷たいから松本 卓也自由詩6*06-2-26 0:32

加筆訂正:
君の手はあまりに冷たいから/松本 卓也[23:14]
2006/02/26 23時 終わり方がやや納得できなかったので修正
「再生」(novel)/とうどうせいら[22:04]
Fin.の前の余白をすこし詰める
上げた声/半知半能[16:06]
加筆・修正
手首に井戸/たりぽん(大理 奔)[15:17]
全体を見直し推敲。未詩から自由詩へ
ポエム岬/モリマサ公[14:51]
最後感動的な方向で落とすことにしました
ポエム岬/モリマサ公[12:06]
大学などで詩を学んで
[ ゆうやけ ]/渕崎。[10:11]
ルビ振り。
上海1986/たりぽん(大理 奔)[01:21]
出だしを推敲
57rows, 1.02sec.