小さくてかわいそうな君の窓を
容赦なく風が鳴らす
びくつくな
真っ暗な窓に映った君の部屋には
 ....

傘を
返してほしい

名残りの雪は
綿のコートには冷たすぎて
ひとりで帰れる自信がない ....
漕ぎ出したありふれた日々
何もかもが始まっていく

偶然のかたまりが無理矢理起こしたのは
宇 ....
忘れたいって
あなたが言うから

そうだよねって
私は言うけど

あなたが
忘れきれな ....
   一つの怪しい露店が私の目を引いた
   店はガラクタのようなものばかりが
   騒然と押し ....

“その名前で呼ばないで下さい”
“約束ですよ”


昔の夢から目をさますと
見なれた白 ....
『雨音はね、歌なのですよ』


今日も朝から雨だった。

ブラウン管の向こう側で、
似合 ....
缶を投げて地面に当たる時と同じ
空っぽの音がアタマに響く
うやむやにして隠れてきたこの街で  ....

「好きです」と

 伝えられたらいいのにと

すれ違うたび

 その背を見送って ....
さあ
南天
この冬にまだ緑を纏わせて
あなたがいることを知ろう
私が知るあなたというのは
 ....
とおく
でんしゃに
なんじかんものって

そとのけしきは
ぼくにちからをくれるけど
いま ....
この汗は誰にも
渡さない

僕が
頑張って
頑張って
頑張って走って
走ってきた
あ ....
ちょっとくらい
周りと雰囲気が
違ったり

なにか言っても
受け入れられなくたって

 ....
許しません

怒ってます

本当に

怒ってます

自分の不甲斐なさに

怒って ....
 11

「地球は二酸化硅素の体を持った生物である
 ことが最近になって判明した」と
夢の中 ....
一度きりの虚像には 大したものは要りません
ただ

ブレのない言葉と
明確なレンズと
シャ ....
歯でゆっくり噛み締めると

きゅちー 

っと

甘さが湧き出てる


あなたは一 ....

“眼鏡の度があってませんよ”
 
俺には死神のじぃちゃんがいる
母さんの名付け親だ

 ....
きょうの きみ
もぁもぁ むぅ〜ん
ちいさくなって みえない
もぁもぁ てんてん
ほしのそら ....
ある友の言う
珈琲にミルクを入れる様は白と黒
疑惑の暗喩と

砂糖は誤魔化し
甘い甘い誤魔 ....
大きな風が
ブナの木を揺らすとき
人は
何事が起きたのだと
ハッとする
でも
小さな風に ....
現場、北鴻巣
今日は午前中、自作のワルツを歌っていて泣きそうだった
これは近日たぶんmp3か何か ....
昔、人は空を飛ぶ方法を知っていた

両手を広げて羽ばたくことをしなくても
軽々と宙を舞った
 ....
雲の切れ端が

切れたかけらを探しているとき

あなたは人生の岐路にいて



探さ ....
淡い太陽が
黒い淵にゆっくりと沈みゆく

街は刻一刻記号へと分解されながら
地平の方へ徒歩の ....
受話器の向こうで

君のすすり泣く声が

聞こえたよ

ぼくは何も声をかけられなかったよ ....
きりんさんは
どうして あんなに くびが ながいの?

ぺんぎんさんは
どうして とりなのに ....
悪それはなんでこの世に居るんでしょうか?悪がこの世に居なければどんなに平和になるのだろうか。しかし、 .... 湯船に浸かる

日付変更線を越える旅


「風呂は命の洗濯」
とは言うけれど

「命 ....



メダカの学校はこの度、
小川のせせらぎから
電脳街ハイツ投稿詩708号に
引っ越し ....
赤と青を混ぜたら
いつか二人で手を繋いで飛んだ
有明けの紫の空になり


青と黄を混ぜたら ....


男は静かな眼差しだった
椅子に腰掛けていた
眼鏡の中を覗き込むと
男には目が無かった
 ....
勇者は
落ちている
日差しを片手に翳し
迫り来る闇で
敵の攻撃を防いだ

戦士は
自信 ....
西日が記憶を泳がせる
夕刻
走る246
たとえば
高架下の隅っこで
あなたと膝を抱えうずく ....

 涙よ
 涙よ
 渇いた心を潤してくれ
 汚れた心を清めてくれ

 アリの目のように
 ....
いつでもペンを持っていると
なにか訳の分からない事や
知りたい事に出会った時

それを ....
七月の雨上がりの午後/  煮沸されるコンクリート
防水シートが波のようにうねり 
ステンレスパラ ....
型にはまった言い回しで
誰かが時刻を告げている
競うように流れてくる朝の占いは
いつかどこかで ....


砂に書いたラブレター
パットブーン
1957年のヒット曲
マツダのオート三輪にも
曲 ....

昼飯を食べようと
台所にいたら
どこかで蝉が鳴いているような
音がした
ファンの軋む音で ....
前日 Home 翌日
2006年2月25日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サボテン哲学tkstkm...自由詩1*06-2-25 23:53
余寒落合朱美自由詩2406-2-25 23:42
春の予感もる自由詩006-2-25 23:29
さよなら時計uminek...自由詩5*06-2-25 23:28
眼鏡ハート見え〜る美味自由詩0*06-2-25 23:16
死神と私 −旅に出るから−蒸発王自由詩9*06-2-25 22:08
[ 天使と僕(あまおと)]渕崎。自由詩3*06-2-25 21:24
コンティニュウドmaumi自由詩2*06-2-25 21:18
[ 五行の恋文(白) ]渕崎。自由詩1*06-2-25 21:13
しとねはさらに美しい目をしてフユナ未詩・独白7*06-2-25 21:01
そんなたび日朗歩野自由詩806-2-25 20:13
ポケモン(ポニータにて)仲本いすら自由詩4*06-2-25 19:51
ポケモン(ストライクにて)自由詩3*06-2-25 19:50
ポケモン(オコリザルにて)自由詩2*06-2-25 19:48
「静かの海」綺譚(11〜20)角田寿星自由詩13*06-2-25 18:04
展覧会(お題:写真より)久野本 暁自由詩106-2-25 17:26
なたでここ自由詩6*06-2-25 17:12
俺と死神 −夕焼け眼鏡−蒸発王自由詩9*06-2-25 17:03
もぁもぁむぅん ひより未詩・独白2*06-2-25 16:47
疑惑の色談義アマル・シャ...自由詩506-2-25 16:01
沢村 俊輔自由詩606-2-25 15:27
2006.2/24、25 はてなダイアリーより抜粋馬野ミキ未詩・独白4*06-2-25 14:25
人が飛ぶ方法美味自由詩1*06-2-25 14:20
青色に染まるころブルース瀬戸...自由詩2*06-2-25 13:41
見 者塔野夏子自由詩7*06-2-25 13:24
受話器こめ自由詩206-2-25 12:22
QUESTION'sKADY自由詩1*06-2-25 11:34
悪と善こめ散文(批評...4+*06-2-25 10:27
洗濯を、選択を紫音自由詩1*06-2-25 8:43
*メダカの学校*かおる自由詩6*06-2-25 8:40
アトリエ・サバンナまほし自由詩17*06-2-25 7:21
眼差したもつ自由詩406-2-25 6:27
RPG桜 葉一自由詩206-2-25 3:11
ひかり a.u.i.自由詩206-2-25 3:03
涙よ炭本 樹宏自由詩206-2-25 1:32
愛すべき動物むらさき自由詩1*06-2-25 1:31
湧出英水自由詩506-2-25 1:08
朝が追い越して霜天自由詩406-2-25 0:51
霧に書いた詩あおば自由詩6*06-2-25 0:20
厳格な夏自由詩3*06-2-25 0:10

加筆訂正:
[ 天使と僕(あまおと)]/渕崎。[22:24]
試行錯誤で文体訂正。
[ 五行の恋文(桜)]/渕崎。[21:08]
タイトル変更
いちえん/蒼木りん[14:29]
直しました
少し大きめの河の土手にて吹き抜ける風に抗いながら/かぜきり[10:45]
改題&縦書き
光の滲む雨の夜道を/服部 剛[00:40]
誤字がありましたので訂正します。 
『Tsuno-rasete』/川村 透[00:10]
【Thanks to】に「美しい般若心経」リンクを追加
40rows, 1.08sec.