雲の
静かな暴走
高い青へ青へ
ゆけない、わたしの上に
上空があって ....




自分は座っている
名前を呼ばれて
まわりの人はいなくなる


自分は座って ....

もう いいのかもしれない
早く食べたくて
短くチン。
一口たべたら ぬるくて
まずくて  ....
幸せを求めて逃げ込んだこの世界では

数倍もの涙が流されていた

所詮此処には何も無い

 ....
ああもうこんなにも
もっていかれてしまって
こんなつもりじゃなかったのに
気付かぬうち

 ....
新しい 朝だ
死んだ 友人の 憩い
雷雨が 恐れを 抱き
死んだ 両親の 憩い

新しい  ....
青く光る階段の一番下で
柔らかな猫の背中をなでる

光の前でないている
小さな不安にそっと触 ....
入ってはいけない 穴 に入ったから
前世の 執行人どもに さび付いた槍で突付かれてしまう

落 ....
マーガリン塗って耽ってる パパの退屈な新聞に 二つ小さな穴を空けたら そこからどんな目が覗くだろう まぁ色々なことで上手くなりたいと思うのがhumanなんだよね
試合で勝ちたいとか
ギター上手くな ....

 おそらく明日も来る来客
 好まざる来客

 一人で進む船に乗せてくれとくる
 
 僕 ....

君はいつも何かにおびえていた

小さく震えている君の事を いつも見てたよ

君は知らない ....
 
 産声をあげた その日のことは覚えてないけど
 おそらく 親は感激していたのだろう
 母は ....
青く拡がる海を目の前にして
僕は姿を消そうとしている
海月の様に透けていく指に
橙色の血管がゆ ....
その向こうになにがある?
気になるから 行こうよ

一ミリ先の
世界を 見よう


北 ....
九月
暗闇
繰り返す
その色痛い曼珠沙華
あちら側から手を振るあなた
私の空洞から風が吹く ....



濡れたふたつの手が午後をつくる
坂の一本道
空へつづく曲がり角
高みの灰 ....
頭の中の糸が絡まって
記憶が擦れてゆく
あの日の笑顔さえ消えてしまう
このままでは――

 ....
こんな都会だから星は輝かない
空を見上げもせず そう思い込んでいた
見えているものを確かめていく ....


涙は
流れることを許されず
瞳にとどまっていた

雨が
かわりに泣いてくれたので
 ....

せんれつなる いまぎわの

そこ ここに ほおりだしたる て あし

ぞうもつ

じ ....
僕の秘密の場所にようこそ


正義 と 言う 旗 を 掲げて
    
        悪 を 殺す ん だ

 ....
{引用=
「鼠の小説には優れた点が二つある。まずセックスシーンの無いことと、それから一人も人が死な ....
大型台風が 故郷を直撃した夜
携帯電話で
十年以上も音信不通の父の処遇について
妹と話をした
 ....
まるであなたの
唇のような色でした


10月
神様のいない月に
願い事は増える一方で困 ....
 てらてらひかる 満月の夜
 年老いたゾウは 檻の外を見ている

 外はすっかり 秋の装いだ
 ....
何かが焦げたような臭いがする
最初に気づいたのは
たったひとりの 男だった
どこにでもいるよう ....
折れ曲がったあなたの身体を
まっすぐにするのが
私の仕事

あなたは

あなたの意志を持 ....
目薬を    。  さしていた

泣きたいの?

とたずねられて、、、

なぜかういんど ....


みどりいろに抱かれた想いが
無機質ななまり色に染め上げられていく
黒いトンネルにすっぽり ....
絡みつくものを解き
降りかかるものを払い

抱え込むなら
両手でしっかりと

歩む

 ....

手のひらで
右目をふさいでみる
知らないだれか
が笑っている
手のひらを
左目に移して ....
あきちのすみに
いちりんのはな

かぜをうけ
あめをうけ
ひかりをうけ

こどもたちの ....

海上を突っ走るマリーノ超特急は
どこまでも青い廃虚やら波濤やらが
混じりあったりのたうちまわ ....
信ずること無かれ

貴方のその手は{ルビ虚偽=きょぎ}を掴み
その身を{ルビ醜=みにく}く染め ....
季節は
数式みたいで
夏から戦争を引けば 秋だ
傷痍軍人は退場を
嫌って
冷や冷やしている ....
真夜中の
骨の色素が熱を帯びて
暗く
暗く蒸発してゆくのです
未だに守れぬ約束へと

恐 ....
乾いた土に 優しい水

染みこむ 染みこむ

乾いた心に 優しい言葉

うるおう うるお ....
母に似た男と
父に似た男と
子供のような女がいた


母は子を愛し、
父も同じように子を ....
このままどこか遠くに


崩れ去った瓦礫の影も

砕け消えたあの日の夢も
零れ落ちた君の ....
真っ白な紙面に
溶けて流れる
心臓を内側から貫く穴
何億光年もの時
繋がっている
夜空を縫 ....

緑の日に 故郷を歩いた
雨なのに 人は多かった
知らない人ばかりだった
みんな違う色の服を ....

目に見えない時を読めるようになったのは
あのひとと次の約束をするためだった


等間隔に ....
ある日の友人とのちょっとずれた会話

ア「ねぇねぇ、何かさぁ『これだけは誰にも譲れないもの』って ....
階段で滑って
尻を打つ

これで今年
三度目

お陰で
ケツの骨はこなごな

当分 ....
「またね」と言えば

また必ず会える気がして

かたくなに「さよなら」を言わない

わた ....


僕はスプートニク2号
地球初
気密室を搭載した
宇宙船


まもなく
僕は
 ....
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2005年10月15日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
檻の夜A道化自由詩1305-10-15 23:38
ノート(待合室)木立 悟未詩・独白305-10-15 23:20
食べ頃ですかくるす自由詩005-10-15 23:00
レディバグ蝶番 灯自由詩205-10-15 22:59
無題かや未詩・独白2*05-10-15 22:40
新しい自由(自殺による再生奥津強自由詩205-10-15 22:13
青い階段mayaco未詩・独白105-10-15 21:54
穴。仲本いすら自由詩3*05-10-15 21:18
焼きめだまのパパ第二次テーブ...自由詩205-10-15 19:40
上達の仕方を教えてやる!いとやん散文(批評...1*05-10-15 19:31
友人という知り合い炭本 樹宏自由詩105-10-15 19:06
いつも・・・いつまでも・・・・・・・天使自由詩0*05-10-15 18:58
親と子の関係炭本 樹宏散文(批評...105-10-15 18:48
一筆描き吉岡孝次未詩・独白1*05-10-15 18:20
うたうたいhao自由詩205-10-15 18:16
九月の赤い花風さき自由詩505-10-15 17:57
輪想(無の地)木立 悟自由詩305-10-15 17:55
記憶AKiHiC...自由詩205-10-15 17:36
街の灯自由詩4*05-10-15 17:29
煩う恋落合朱美自由詩18*05-10-15 17:18
夕日に照らされたある即興劇師の顛末 六一介未詩・独白205-10-15 16:58
空に近い場所smorza...携帯写真+...4*05-10-15 16:15
ボクたちにこんなものイラナイだろうよ仲本いすら自由詩205-10-15 15:51
セカチューのリアル<村上春樹/セカチュー/となり町戦争>とランボーの埋葬:切り貼りがらんどう散文(批評...5+05-10-15 15:28
ことはじめThe Bo...自由詩3*05-10-15 15:23
シクラメンベンジャミン自由詩8*05-10-15 15:20
ゆめみる動物園六一介自由詩6*05-10-15 14:44
無人列島岡部淳太郎自由詩6*05-10-15 14:39
朝に咲く花uminek...自由詩10*05-10-15 14:20
遠投する薬のはなしかぜきり自由詩0*05-10-15 13:44
*へんしんトウ*かおる自由詩3*05-10-15 12:52
心意気ノクターン自由詩2*05-10-15 10:08
だれかアンテ自由詩305-10-15 8:54
ちいさなそんざい。そら。自由詩005-10-15 8:47
流星雨の夜(マリーノ超特急)角田寿星自由詩805-10-15 8:13
疑神自由詩3*05-10-15 8:04
季節は太郎冠者自由詩4*05-10-15 7:22
虚空の骨こしごえ自由詩16*05-10-15 7:21
優しさに包まれて空 春色自由詩3*05-10-15 6:10
家族に似た一代 歩自由詩1*05-10-15 4:37
Denial自由詩105-10-15 4:02
ソラノハナ唯浮自由詩205-10-15 3:18
stiGma自由詩105-10-15 2:37
サーモクライン望月 ゆき自由詩25*05-10-15 1:40
時空のズレアザラシと戦...散文(批評...2*05-10-15 1:24
バチ蒼木りん未詩・独白205-10-15 1:05
またね一代 歩自由詩1*05-10-15 1:02
スプートニクの泣いた話蒸発王自由詩905-10-15 0:56

加筆訂正:
上達の仕方を教えてやる!/いとやん[20:06]
誤字訂正
疑神/[08:19]
縦書きにするのを忘れてた・・・
虚空の骨/こしごえ[08:01]
最終連、「透ける」を「透けて」に変更しました。
48rows, 1.03sec.