お父さんまたお話して
子供のころの犬の話

しんだ父におねだりして
私は旅に出てゆく
お父 ....
吹かれるように手を振る
ススキの群れの中に
枯れて埋もれていきたいと
いや、そんな最期のために ....
鹿になりたや
そして逃げたや
小さな紅葉の降る頃に
紅いその葉をなお紅く

鹿になりたや
 ....
急に雨が降り出して
道路を水玉模様が
バラバラ攻撃

背広をきたおじさんが
新聞を頭にのっ ....
嫌な事とか 苦しい事 つらい事からは
逃げたって良いんじゃない?
逃げ切れればそれで良いじゃん! ....


君の手足が凍えぬように
僕が歌おう 讃美歌を

君の中身が傷まぬように
僕が歌おう  ....
もしもあなたが暇ならば
思い出話をしましょうか
それともダンスをしましょうか
私ができるは マ ....
高く澄んだ青空の下
広い芝生の上
この細腕には少し重いベンチを
歯を食いしばり運んでいた

 ....
余剰がこんなにある
泥(なず)みっぱなしの義務を捨てたら
珍しく穏やかな内面は
傍らに望んでも ....
もっとあなたの声が聞きたいと
もっとあなたの側に行きたいと

パソコンの画面をずっと眺めている ....
音に
色がついて
届く
届く
ぼくの耳に
君の耳に
ほら
きこえるでしょう
極彩色の ....
冬になるまで待とうと思う
ひとに頼るのは恥ずかしいことだから
未必の故意を事務局は騙り
少し冷 ....
亜活字離れしたくなる今日も、もうすぐ終わりですねあーあ、なんか適当にくっちゃべってなまらわやなこと考 ....  朝 起きると 置手紙

 内容はたいした事じゃないけど
 
 急いで書いてる姿が

  ....
ぶる けっこん しようよ 。 ぶる けっこん しようよ 。 ねえちゃんと けっこん しようよ 。 に .... 明るいフリとか暗いフリとかしているの、本当は逆だからで、格好付けようとすればするほど格好悪くなるのは .... おまえは じまんの おとうとだった 。 いつも うえをみあげては いっしょにさんぽをしたね お前が  .... ワンピースの少女が飛び降りて、世界は初めて死にます。
上の方から崩れ落ちていく世界を掻き分けて、ワ ....
おまえは わたしを 知っている 。 いいとこも よくないところも タリナイトコロも シッテイル 。  .... 今日は にくだんごを 見にいった

友達が にくだんごを うんだのさ
それは麗しき にくだんご ....
大きな 大きな 賭け
あっけない 幕切れ

ようこそ 終わりへ
震えさえ 起きやしない

 ....
僕のお母さんからは ロケットが出るんだ

小さい頃 そう歌ってた記憶がよみがえって来たんだ

 ....
真夜中に目覚める 太陽は嫌い
黒い服をまとう 街灯にも照らされぬよう
指輪が割れていた 涙も枯れ ....
この気持ちを
誰かに
聞かれたのなら
どう私は
応えればいいのだろう

私にさえ
私は ....
止まっているように

スイスイと流れる

蜻蛉の秋


確かなものなど

なにもな ....
(その1 時計屋のおじさん)


裏通りにある時計屋のおじさんは、まるで手品師みたいに器用だ。 ....
借金で成り立つ巨大な貯金箱を
首から提げているのは
老者か子供
巻き上げられるのは納税層の
 ....




街のすみの
白い白い花を
夜へと向かう暗がりのなか
したたる滴を追うように見つ ....
「レッサーパンダは クマ科か アライグマ科か という 
長年の論争があって 近年 独自のレッサーパ ....
海のそばの公園は芝生がまだ青くて、快晴、強い風
空の真ん中らへん、釣り針みたいな飛行機、光った
 ....





 真昼に失敗したピエロが
 サイドカーで焦げている


 半狂乱の便所の ....
欲望の膨張に忠実にあれば
私は一個の無言する絶叫である。

現存する過去の連なりに位置する孤独 ....
ぼくが握り締める
きみのちいさなちいさな掌が
きつく力を入れすぎて
いまにも折れてしまいそうな ....
黄昏時
君を探すは幾日

月の出に
おぼろに見える花の色を
君に伝えようと送る波

届 ....
尖った粘土に
刺さった虫
のように
息だけ
している
息しか
できない

+

 ....



  母はいつも眠る前に鍋に水をいれ、煮干をいれる
  朝になると
  はりがね色の文 ....
 人と人の間に生きる
 まじかに見える希望の星
 心無いものが歌う 髑髏のリズム

 気の短 ....
{引用=
紡がれる糸は
真新しい もしくは 流れにも似た
心 織りなして
巡る季節の中にも
 ....
君は寝た振りが得意
わかっていてもウッカリ騙され
今朝もゴミ捨ては僕の役目


君は大人だ ....

僕のマリーは

ぷやぷやの肌 その身に保って

放水された花に

めくらがねくらを愛 ....
夕暮れの軟らかさ

ガラスの溶液 中毒の頬

つやつやした髪

唇が尖って僕を刺す

 ....
雲に少し

切れ間が見えて

そのむこうは

天国なのかもしれないと

思った

 ....
風吹き渡る窓辺で
天使の梯子を見た
低く垂れ込めた雲間から
地へと向かう光の筋を

私は決 ....
久しぶりにホワイトソースを作る。あの、バターから作るやつ。

ミルクはあたためた方がいい、とか。 ....
一日に何度も褒めてもらう
視線が絡むたび眩しそうに目を細めてもらう
思わずといった感じで体に触れ ....
「おはよう!」
「やぁ、おはよう!」
すれ違う人の挨拶に元気良く答えるのは
殺し屋だって事を
 ....
棚に飾られた人形
一体全体何処も見てない
ガラスの瞳に溜まるのは
精一杯の誇りでしたか?

 ....
むすめは おうじさまを まっていた 。なのに 王子さまは ねていらっしゃる 。 むすめは コイビトヲ .... ここには 友だち が たくさん いる 。 だから わたしは ここに 来ることが すきだ 。      .... 2階建て、駅徒歩5分、良物件。ふたりの日々をここで始める

とりあえず引越しソバは大事だと取り急 ....

ツリーのてっぺんの星を100万個にひとつ、ほんとうに願いがかなうものに取りかえる仕事です。

 ....
秋がきた
季節はめぐる
変わらないように見えていたものも
本当はこっそりと変化を
取り残され ....



砂の音のする、波
波の音のする、空
横たわり、重なり、果ててゆく、
空と波と砂のコ ....
{引用=

カロン

鈴が鳴って
君が入って来た

コーヒーは

まだ
少しだけ ....
しゃべらない子に
『あの子、しゃべれないの?』というのは
ばかげていると思う

それに似た
 ....
さいきん
私をみつけます
なまいきで
じょうだんみたいな手足で
おもたいランドセルをゆらして ....
夜明け前

僕の街がおぼろげにあらわれる

夢が終わる頃

昨日のつづき

月の光が ....
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2005年10月4日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕陽と犬と未詩・独白7*05-10-4 23:58
わたりたりぽん(大...自由詩14*05-10-4 23:52
鹿と女紫乃自由詩7*05-10-4 23:42
急に雨が降り出してうめバア自由詩1*05-10-4 23:38
逃げるが勝ち徒歩5分自由詩105-10-4 23:36
讃美歌MOON自由詩005-10-4 23:29
顔のないアルバムヒビノナコナ自由詩005-10-4 23:27
秋の呼び声服部 剛自由詩8*05-10-4 23:21
黄昏時眠離自由詩205-10-4 23:20
本当ゆきお自由詩105-10-4 22:31
音と色きっこ自由詩305-10-4 22:04
フォークダンス吉岡孝次自由詩105-10-4 21:42
武烈から今日チQ自由詩105-10-4 20:51
一通の置手紙炭本 樹宏自由詩205-10-4 20:44
生きていくことに ツカレタトキ 。 すぬかんなが...未詩・独白005-10-4 20:41
混雑しているホストを待っていますチQ未詩・独白005-10-4 20:41
くろーばーと ねえちゃん 。 すぬかんなが...自由詩305-10-4 20:34
せかいのおわるときさいらと自由詩505-10-4 20:17
くろーばーの羽ね。 すぬかんなが...未詩・独白005-10-4 20:11
にくだんごアザラシと戦...自由詩3*05-10-4 19:53
FALLワスター自由詩005-10-4 19:36
ボクのお母さんからはロケットが出るんだ仲本いすら自由詩11+*05-10-4 19:00
右のポッケ末吉剛士 (...自由詩005-10-4 18:17
In Diesem Wetter春日野佐秀自由詩5*05-10-4 18:09
蜻蛉の秋自由詩6*05-10-4 18:02
シリーズ「おじさんと僕」1ベンジャミン自由詩9*05-10-4 15:19
赤い羽根共同募金kw自由詩1*05-10-4 14:47
いろ てまねく いろ木立 悟自由詩905-10-4 14:30
長年の論争アザラシと戦...散文(批評...5*05-10-4 14:25
日曜日エズミ自由詩505-10-4 13:57
ハバネロの唇カンチェルス...自由詩305-10-4 13:43
本能こしごえ自由詩4*05-10-4 13:29
手離せなかったんだ水島自由詩005-10-4 10:04
残像(一)薬本 祝人自由詩105-10-4 9:25
小詩集「書置き」(二十一〜三十)たもつ自由詩1805-10-4 8:55
ふるさとさかな自由詩605-10-4 8:06
繁華街炭本 樹宏自由詩305-10-4 8:03
よしなに ひより未詩・独白2*05-10-4 7:30
恋の捨て方恋月 ぴの自由詩32*05-10-4 6:28
浮かべ、マリー崎幹人自由詩005-10-4 6:13
僕のマリー自由詩105-10-4 5:59
屋上から一代 歩自由詩5*05-10-4 5:10
風は運ぶ 自由をけんご自由詩605-10-4 4:52
クリームシチューに、あと少しuminek...自由詩6*05-10-4 4:45
君にもらうスプートニク自由詩2*05-10-4 4:43
殺しがやってくる虹村 凌自由詩1*05-10-4 4:03
ヒトガタ唯浮自由詩205-10-4 3:51
おとうと 。        すぬかんなが...自由詩205-10-4 2:35
トモダチ 。 自由詩205-10-4 2:20
新居にて一代 歩短歌3*05-10-4 1:44
仕事Monk自由詩15+05-10-4 1:24
4seasons一代 歩自由詩0*05-10-4 1:17
コントラストの墓A道化自由詩505-10-4 1:05
カロン043BLU...自由詩105-10-4 0:30
おかしなこと蒼木りん未詩・独白2*05-10-4 0:26
しましまを描くはな 未詩・独白12*05-10-4 0:26
The dayafterg...自由詩105-10-4 0:24

加筆訂正:
おかしなこと/蒼木りん[21:32]
修正しました
本能/こしごえ[14:22]
()内を添削しました。
繁華街/炭本 樹宏[12:02]
希望の丘を希望の星に訂正
御伽噺/しらいし いちみ [07:39]
表示方法を変えました
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