讃美歌
MOON



君の手足が凍えぬように
僕が歌おう 讃美歌を

君の中身が傷まぬように
僕が歌おう 讃美歌を


・・・まるで粉雪の舞踏。


君の耳目を捕らえるように
僕が歌おう 讃美歌を

君の着地を守護するように
僕が歌おう 讃美歌を


・・・まるで道化の哀愁。


強いて言うならすべての歌が
讃美歌であり、讃美歌でなし。
僕が君に歌い奏でるどの歌も
讃美歌であり、讃美歌である。



自由詩 讃美歌 Copyright MOON 2005-10-04 23:29:43
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