彼女は 作り笑いだと言われれば、そんな気もする。
それは見間違いだと言われれば、そんな気もする ....
昇り専用のキャバレーでした
あまり感情を表に出さない女性に導かれ
私はどこまでも昇り続け ....
どうしたんですかあ?
返事がない
どうかしましたかあ?
やっぱり返事はない
....
1
救うという傲慢さで
正面から溶けてしまいそうな
邪魔くさい解釈を弄くって
弄んで、分解し ....
7分前のぼくらには
やけどの恐れがあった
白線の内側に下がって待っていたし
マナーモード中は変 ....
桜咲く 春だ春だと 酔いが舞う
下り坂は
南を向いていて
西に緩やかなカーブを描く
早朝
陽の当たる坂道を
....
満開のころに降る雨いつもいつも恋に似たものすべてはかない
なんとなく聞こえる卵の殻が今割れ ....
そ れ は 溺 れ る よ う な 甘 す ぎ る 地 獄
う た た ね の 日 々 の ....
やるならとことんやればいい
やらないならまったくやらないほうがいい
中途半端な生き方に問いか ....
桜がとてもキレイだよ と
そばにいないキミに届けるように想いながら
砂をかぶる風の強い日
....
紺色の制服を着て
学校帰り
電車の中で何かが抜け落ちてゆく
降りるはずの駅をやり過ごして ....
或いは あらかじめ奪われてしまっているのではないか、
こころにもある肌で
季節を 風を
汲 ....
吐く息白く 空に溶け
湯気立つ珈琲 じんわり沁みる
温もり感じて 伝 ....
恋をして
寂しいうさぎは
死ぬだろう
ごはんがいらなくなって
起き上がれなくなって
垂れ流 ....
私は間違いなく私で
私があなたでないことは確かなこと
私はあなたが間違っていても
何にも意見な ....
どんなに雨が降っても
傘なんかささないで
道端にうずくまっていたい
夜がある
お花見
桜の下は
ゴミだらけ
ゲロだらけ
夜になると
涼しい風が吹き
山のようなゴミが
....
1.
かみさまは、どこですか。
2.
かみさまは、どこですか。
道す ....
悠久の時を越えて来るものは
優しい光りとなり
波に木霊する
ひとつひとつが七色に輝 ....
*** これだけはどうしても言っておきたい ***
銭形ハイジ
#ディティール化:「ペーター、ペ ....
abc.ソープ罪にヨるロープ神!
光り顕つ複眼の百葉箱
白したshirtsを射通す羊光の一閃
....
ぼくらは、とかく秒刻みでしか生きられない
ようにできていて
あわただしく
世界は今日も明日へと ....
言いたい事は一言だけど
なんやかんやしているうちに
塩やらコショウやら様々なスパイスを振 ....
{引用=
「どのようなエクリチュールも、最終的には、言葉を知らない、コトバ以前の感覚的な、感性 ....
散歩する
ひとりで
世界に抗うための 肝試し
夜の墓地
君の他には誰もいない場所
君は闇の ....
雪のないアスファルト踏む嬉しさに駆け出して跳躍 春が好き
こりこりと先のほうから順番にリズ ....
桜の下のあるあるさんとこの探検隊の
桜の下の
あるあるさんとこの
探検隊の
....
俺はだれだっけ。
出身はどこだっけ。
父ちゃんと母ちゃんとじいちゃんとばあちゃんは、どん ....
あ、ねぇねぇ
今時間ある?おっけ、時間あるね?
ちょっと頼み事聴いてくんね?
いやいやいやいや ....
芥川賞取りたい芥川賞取りたい
小説とかは一個も読んだことも書いたこともないけど
芥川賞取りたい芥 ....
右クリックでワイザツ画像を
取り込んだ牧師の右手
と
小さな島への記述を消し去れと
パピ ....
謳歌する冷蔵庫の中の牛乳 冷える身体は一人のもので
日曜の午後の桜の眩しさに白昼堂々犬を買います
....
カーブ投げられたらいい
いつもと少しちがう構えで
ふとそっぽ向いて
はぐらかしてみるのだ
....
人間は、厄介です
自分が
....
僕の棺桶は
宵の田圃に
似合うと思った
ついでに
さびれた電灯も
....
ほんとうはしょっくだった
あたしもいけなかった
あたしあなたがすごくすごくすき
わかれを想 ....
閉じたまぶたの裏側に
涙が透明なまくをつくるとき
あなたは
色褪せそうな今日を
濡らさぬように浮か ....
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