言葉がはみ出ている、
頭が飛んでゆきます。
こんな夜。
目を閉じるのが
嫌で、
去ろうとす ....
とっておきの、嘘、も、
いっかい使ったらどろどろになって指を刺した
みじかく切った髪の、毛
が ....
わくわくするぜ（笑）
うきうきするぜ（汗）
どきどきするぜ（爆）
もうやめようぜ
いちい ....
雨の日に
雨の日に
一日中外を見ていた
悲しいんだけどずっと見てしまう
つよ ....
教室でふいに
かかりっきり
になってしまう先生
背後で
好き勝手する
魚を食べたり
それ ....
君は気付いていたかな
いつからか
君の髪が
僕の肩に
うまく掛らなくなったんだ
君から ....
くそ じじい と
おまえは また そのすこし
ぽってりとした くちびるを ゆがめて
....
青く揺れる影
むせかえる油絵の具
染まりゆく
ある日見た青空に、こがれて
狂人にも似た欲望で ....
ある日
寝返りをうったぼくの頭は不自然に沈んだ
ベッドに現れたのは
突然できた頭ぐらいの大きさ ....
ピンクッションおうちの箱はお手玉々
お花やでは赤毛だったね
フォックスフェイスはゆでて食べる ....
秋が
ふらりとやってきて
１０万円を返しにきた
と言う
後の８万円は
出世払いね
な ....
白いカーテンの向こう側
夜空が シャラン と鳴ったみたい
「あら、なんだか少し風が涼しくなっ ....
たった一言交わして
すれ違うだけの人にも
私を憶えていてほしい
それは贅沢なこと ....
子供らがそらを指さして騒いでる
何事かと思いぼくもそらを見る
この角度でそらを眺めるのは
ずい ....
竜が獲れた。これで数十年は村の食料だけで
なく地位も名誉も安泰なのだろう。ウマサ（＊1 ....
アロステリックな相互作用を説明する協奏的モデルでは
サブユニットすべてがいっせいに構造変化を起こす ....
1.もたげる
朝が来たのか夜が来たのか、わからないとにかく太陽が窓に貼られたらわたしは、起きなけ ....
水平線に陽が落ちる
海と空を緋に染めて
一日我々を照らし
ぬくもりを与え続けた太陽 ....
ザーザー振りの雨の中
あたしあなたの事を待ち続けた
2度と来ないあなたを
あれは1年前の梅 ....
最近、「思い至らなさ」について考えている。
良く、分かり合う、とか、理解しあう、なんて言うけど ....
十五年ぶりに
山辺の路を歩く
あのときは誰と歩いたっけ
いくつもの寺や ....
薄情者
「あいしてます。
だから傍にいて」
あなたの白い手はいつも冷たい。
背中を撫ぜ ....
朽ち果てた夜行列車の寝台に
寝転んで星空を見ている
至るところが錆びていて
天井屋根はぬけ ....
カフス不可
カバラならば可
カラスミすら可
かるい体なだらか射るか？
カマドウマ舞う土間 ....
耳をつむっているのです
だから見えます
あなたから生まれる
静寂の波
唇が動く
同じ距 ....
回転椅子でグルグル回されて
遠心力に簡単に負けて
いろんなものが僕の中から
勢いよく辺りに散ら ....
遠いかなたに
かすかに見える光
暗闇のなかを
光源をめざして歩きつづける
つぎの一歩を踏 ....
飲みかけのコーヒーに予感めいたものを感じる
つまりブラックは黒なんだという説明に
納得が行くはず ....
出来る限りの時間をあなたと
出来る限りの睦言をあなたに
出来る限りの抱擁をあなたに
....
賽ほどの欠片を
銀のフォークですくい取り
口に含ませ
乳臭さと緑の苦さを舌の上にひろげる
果 ....
抱えていたものがなんだったのか
今となってはどうでもいい
のしかかっていたものが
....
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