そこに明かりが見えたから
見えたような気がしたから
確かめたくて

その灯りの下に広がる世界 ....
ぼくららららの東京音楽はスピーカーから
店内のボーズが屏風に上手に絵を描いて
店頭のラジカセの上 ....
キャラメルを舐めたらボンタン飴だった。
そんな午後。


矛と盾で「矛盾」


結構、 ....


支柱にくくりつけられたブランコが
凍りついた蜘蛛のように空を見ている
荒れた鴉の羽の朝
 ....
どうにかなる、と、どうにかなっちゃう、の違い。
どうにかするよ、の誓い。
どうにでもなれ、に近い ....

ひと抱えはある
まん丸いかたまりを
ゆっくりと押して転がしながら進みつづけた
すれ違う人た ....
もう真夜中の駅までの道を
二人歩くキミとワタシ
歩く速さは同じ
どちらに似てしまったのだろうか ....
月が雲間から顔を出す

雲が月の前を通り過ぎる





月は動かない

澄み切った
空の青と
頬を切る
冷たい空気
淡い陽が
四角い空間
を緩やか
に照らす季 ....
二月の光
鳥たちの
沈黙が凍結
して
透明な
風だけが
鋭い水面を
冷たく
鳴らす
 ....
三人の少年が、遠くに浮かぶぼんやりとした輝きに目を奪われた。
「ああ、あの輝きが欲しいなあ」
輝 ....
僕は、誰よりも、何よりも汚れた天使。 
天使なんて、汚れていない者などいない
悪魔も天使もわから ....
今は、もういない優しい大切な人。せめて、消える前に・・・言ってあげたかった。『僕は、君のことが好きだ .... (ちょっと、やばい話かも?)
人間という生き物は、本当に醜い。天使は、美しく、優しい。悪魔は、悪に ....
きまぐれにたびの途中に寄るひとよ
  寄り添い 傷む あいならなくに



  
  急傾斜


 信号を待ってる間に
 何度も死んだ
 閉じたままの傘 ....
それは無数の踊り子

きらきらと
消えてはあらわれ、また消える
私の前で悠長に舞ってい ....
この手に何を持っていたのでしょう
暗黒な親の元で
どうして
私だけが汚れないと
言いきれるの ....
背くなら 何故古巣へと 戻る公家

送るだけ まあとりあえず 送りゃいい

いかんざき マイ ....

モーパッサン『女の一生』一冊鞄に放りこんで
矢も楯もたまらずナリタを飛び立った
あたらしい眼 ....
君からのエアメール

何通目だろう

僕がかける言葉はあまりないけれど

心から

 ....
遠くで雷の音がきこえる

俺は 雷も稲妻も嫌いじゃない

雷に打たれないと
わからない 衝 ....
死んだ人間が生き返らないように

愛情も

友情も

感情も

失くしてしまったら
 ....
さて私は最後に
絵に描いた餅をいただくことにした
こんな楽しい宵を締めくくるには
これをおいて ....
小説家と音楽家がまたやりあっている
どちらが芸術の王にふさわしいのかと
無数のワードとコードを
 ....
{引用=詩集『カエルトコ』より; 3}

 ●ブラザー・サン シスター・ムーン

赤詰草 白 ....





                  象と遊び回る君を見ていた
         ....
美沙子、なんだか思い出しちゃったんだよ

俺もまた性懲りもなく別の娘とつき合ってるんだけど
君 ....
 作文と詩の違いは何でしょう。
厳密な定義は私には無理なので、文例で説明することにいたしましょう。 ....
何も抱えることのない手のひらをじっと見つめたまま
少年は立ち尽くしていました
その姿がひどく淋し ....
ねえ私はお箸うまく持つこと出来ないんだけど
それでいつもスプーンでたべてんだけどさ
昨日、あんた ....
 
長い針がてっぺんで止まって
からくり人形が踊りだすように
季節は正時を知らせないので
私 ....
 
並木道に
誰かの日傘が忘れられているのを見つけ
持ち主の名前がなかったので
失敬すること ....
月曜の夜のことだ
遅番の妻を待って
一人で留守番をしている
俺の部屋のドアを
誰かがノックし ....
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2004年2月3日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「 理由(わけ) 」椎名自由詩204-2-3 23:56
東京音楽nm6自由詩204-2-3 23:55
すれ違い。はしてないか。千翔自由詩104-2-3 23:40
凍気球木立 悟自由詩504-2-3 23:33
どうする?半分自由詩104-2-3 23:12
軌跡アンテ自由詩104-2-3 23:03
キミとワタシKanata...自由詩204-2-3 21:18
月と雲ukiha自由詩004-2-3 20:52
透明なる季節びよょ〜ん、自由詩204-2-3 19:17
静謐の力学自由詩2*04-2-3 19:12
三人の少年麻草郁自由詩104-2-3 18:22
_天使自由詩004-2-3 17:25
二人のLOVE・SONG (自由詩じゃないかも・・。)自由詩004-2-3 17:17
悪魔よりも悪魔自由詩1*04-2-3 16:59
48しゅのひとひら佐伯短歌104-2-3 16:38
シフトダウンカンチェルス...自由詩7*04-2-3 14:50
踊り子新星自由詩004-2-3 13:06
白雪姫の紅い薔薇りぃ自由詩004-2-3 10:33
人工無能鈴木(suz...川柳304-2-3 10:20
三月のバラッド狸亭自由詩204-2-3 9:41
★20 エアメール貴水 水海自由詩004-2-3 5:32
☆40 カミナリノヨル自由詩204-2-3 5:24
☆39 ジョウ…自由詩004-2-3 5:18
ラスト・オーダーLUKE自由詩204-2-3 5:17
マジシャンの末裔自由詩004-2-3 5:16
BROTHER SUN SISTER MOONクリ自由詩1*04-2-3 2:46
えれふぁんと:とーく2自由詩1*04-2-3 2:42
たどり着けないイブ自由詩4*04-2-3 2:41
子豚はブーブー/あるいは詩の定義散文(批評...3*04-2-3 2:21
手のひらの子。クローバー未詩・独白0*04-2-3 2:05
なつdendro...自由詩3*04-2-3 1:43
正時の鐘(緑の日々・2)石畑由紀子自由詩804-2-3 1:37
緑の日々自由詩2404-2-3 1:33
闘牛士山田せばすち...自由詩7*04-2-3 0:14

加筆訂正:
闘牛士/山田せばすちゃん[14:01]
ちょっとだけ手直し、さして意味はなかったな
Web上の詩の批評空間 いん・あうと/片野晃司[12:41]
紹介文が古かったのでちょっと訂正
34rows, 1.02sec.