ループの輪をえがきながら
こめ

大きなあくび一つで

僕はまだ見ぬ未来に

真実の輪を一つ問いかけた

散らかった部屋の中で

君への気持ちも散らかっていて

どこに行ったか分からなくなったよ

万華鏡を覗くと

きらびやかにヒカル

甘い幻想に酔いしれた

アゲハチョウがひらひらと

僕の目の前を過ぎていった

僕は裸足のまま蝶を追いかけた

逃げる蝶追いかける僕

いつしか蝶は太陽の光に身を隠し

僕の前から消えていった

僕の羅針盤はいつも君をしめしていた

けどいつしか針の先は僕の方へ向けられた

瞬くたびにその景色は変わっていく

君のハートを切り取って

描いて見たいよ

言葉に出来ない気持ちは

僕のこころの中で無限のループした

綺麗な輪を描きながら

幻想鏡の中はもう

人知れず動いてる


自由詩 ループの輪をえがきながら Copyright こめ 2006-05-20 21:15:52
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