──言葉の自由をめぐって──アラガイsさまへ
室町

アラガイsさま。
お読み下さりありがとうございます。※1
これくらい過激な表題にしないと政治漫談は読んでもらえませんので
おもいきりネオンサインを光らせ装飾過剰なタイトルにしました。
そうでないと政治的なアジ演説など退屈でだれも寄ってくれません。
ぎょっとするような表題でまずは人さまのお目を引きマンガのような
展開で少し書き手を軽蔑嘲笑させて調子にのっていただき
最後まで読んでいただければとおもっております。

でも日本詩人会ひいては今どきの詩人に対する怒りはほんとうです。
要するに日本のまっとうな知識人たちは80年代ごろまでは欧米の という
ことはグローバル巨大資本が世界の富を収奪するためにやらかす戦争を
批判をしていたのです。それが最近は詩人ともあろう者たちが
そういう世界の構図を忘れてかれらの邪悪をむしろ黙認し
まさかそれと戦っているプーチンを非難していることに驚愕しております。

もう忘れたのでしょうか。インデアンからはじまってベトナム イラン イラク
アフガンと米に敵対するものはすべて「侵略者」だった。
アメリカはいつも侵略した──言葉の自由をめぐって──アラガイsさまへ
者を撃破する正義の国だった。そんなバカなおとぎ
話を非難することがウクライナでも人命を今すぐ救済することなのに
詩人会はむしろ戦争を煽っている。プーチンを非難することはすなわち米を
支持するということです。戦争を長引かせるということです。
昨年の11月ウクライナとロシアは停戦の話に入ろうとしましたが英米が
それを阻止しました。日本の愚劣な新聞だけがそういうことを報道して
おりません。

わたしたちは子どものころからロシア怖ろしいと
教えられて育ちましたがそういうのを「戦後レジーム」といって
米占領軍が日本人に植え付けた洗脳なのですがこの呪縛から自由になるのは
なかなかむずかしい。
韓国との無意味な対立やロシアへの根拠のない恐怖はすべて米国が対日
占領政策の一環として作り出したものであることに気づくのにわたしは
たいへんな歳月を要しました。

ロシアの場合は北方領土を占領しているという刷り込みを目の辺りにしていますから
しょうがないとしても(事実は樺太など北方領土に終戦直後ソ連人を米の船で運んで不法に占領させたのは米国なのですが)では
広島長崎の原爆投下や東京大阪への大空襲で60万の一般市民が殺されたこと
にどうして日本人はいまだ賠償請求や公的な謝罪を要請しないのでしょう。
これだけの大虐殺を黙認して北方領の占有くらいでロシアに
反感を抱くなどまったく根拠のない恐怖感や反発でしかないとおもいます。
ところがアホな日本人は疑うということを知らない。
朝日なんていうのは戦争中も大本営発表の牙城で戦後も米GHQによる対日占領政策
の手足となって動いてきた文字通りの洗脳機関でしかないのです。

詩を書くものは言葉に縛られるのではなく言葉から自由になる。それが快楽である
時代に入っております。
ところが今どきのアホな詩人たちは言葉に縛られてAIが自動的に書けるような詩ばかり書いている。
AIなら突然詩中に西陣の方言などはさめないのです。そういう人間にだけできる自由と快楽それが詩であるはずなのに
ここに連日投稿される詩のほとんどはAIに自動的に書かせられるものがほとんどです。
戦後レジームにいまだにその頭が縛られたままの現代詩人たちにいったいどうやって言葉から自由になれるでしょうか。
いずれわたしたちはそのことの意味を問われるでしょう。




※1日本現代詩人会が核戦争犯罪に加担していることを強く非難する/室町
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 

現代詩人会が核戦争犯罪に加担している。これはちょっと笑ってしまうくらい飛躍された意見なので私には同意できないが、実のところ分断された朝鮮民族以上に歴史も複雑そうで遠いアジアの島国からはなんとも言えない。久しぶりに狂犬を目にしましたが、笑、本心からではないでしょう。ただあなたの意見だとロシアの暴力を際限なく認めることになるのは確かだろう。友が殴られたからと云って相手の家族共々袋叩きにするようなものですよ。そして最終的な解決方法は相手の家を乗っ取ること。
ゼレンスキーウクライナ政権のことはよくわからないが、これを非難するのなら反対市民の抑圧や暗殺の限りを尽くすロシアのプーチン政権の悪辣さも取り上げるべきだと思いますよ。同族の血を引くとはいっても思想考え方の違いは認めるべきでしょう。むろん西側の報道だけを鵜呑みにして発言する事が正しい、と思いません。けれども




散文(批評随筆小説等) ──言葉の自由をめぐって──アラガイsさまへ Copyright 室町 2023-07-18 08:31:24
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