水面の中に
番田 


久しぶりに晴れたので
走らせた 川に自転車を しかし
会社に通っていたこの道も
時間がいる 思い出すのに 今では


あの頃の 仲間たちは 
今でも 元気でやっているだろうか 
苦しかった しかし だけど 
色々なことを 今でも よく覚えている


それらは今ではもう消えたのだ
そして送っている 今では規則的な日々を
言葉を交わすこともなく そして私は一人だった
何も無かった 私の中で思い出と呼べるものは


人がそこにいるということを思う時
友達同士でも 家族といても
深く関わり合うことは あまりない 誰といても
必要の無いことを知るということは



自由詩 水面の中に Copyright 番田  2016-09-26 00:56:31
notebook Home 戻る  過去 未来