ありふれた日の日常
番田 


誰もいないような日に
眠りに落ちていくだけだけど
掴みきれない言葉は だけど でも
手の中に使い古されたまま
闇に自ら隠れているようにも見える


昨日は六本木だった
スキマスイッチと あの 懐かしい
マイアヒラサワとそのバンドのライブを見ていた
前座は長澤知之で あまり知られてはいない
僕は それを見て そして
電車で流れる歌をリピートしていた だけど


チケットは ダフ屋で
手に入れた
ありふれた日常の中でも
色々な人が ここで
ステージの上で自分ができないことへと動いていた
それぞれに人生としてのゴールがあった
そしてその目的へと寄せ集まっていた


自由詩 ありふれた日の日常 Copyright 番田  2014-01-22 01:11:32
notebook Home 戻る  過去 未来