風のない日
番田 


夜の明けた日に
だけど 眠りに落とされた
この世界があり
そんな 自分にこそ 世界がある


楽しいことを思う
そして 自分を思うとき 理解する
また 眠りに落とされては
思う場所に出かけるのだろう
冷たい そして 冬の日だった 思う
乗り換えではないのに電車を待っている だけど
もう すでに 日曜日だった 
女子供のいない新宿のホームに立たされていた


自由詩 風のない日 Copyright 番田  2014-01-16 00:50:16
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