赤い風船
亜樹


世界中の子が
いっせいに
赤い風船
飛ばしたような
お空です。

世界中の子が
泣くでしょう。
こんな夕日の
赤い日は。


なくしたものを
思い出し
空をうらむに
違いない。



自由詩 赤い風船 Copyright 亜樹 2008-10-07 22:45:42
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