知らなくて亡くす
鎖骨




今日もひとりで笑う
歩む速さで、けれど遠ざかっていく灯りを知らない振りして
どうして誰も剥がしてくれないんだろうか
皮じゃなくて中を見てよね
そうして同じように中身を見せてよ
剥がして剥がされて
そういうものだと思っていたのに





自由詩 知らなくて亡くす Copyright 鎖骨 2008-09-29 00:35:48
notebook Home 戻る  過去 未来