作者より:
皆様、返信が遅れ申しわけありません。
以下、ポイントのお礼といただいたコメントについての返信となります。
ryinxさん、
室町 礼さん、
ポイントありがとうございます。
森田拓也さん、ポイントコメントありがとうございます。
カメムシの生きざまはほんとうに驚異です。死のぎりぎりまで生きようと藻掻いている。そのエネルギーたるや見習わなければならない、そんな風に感じます。
>おはようございます
>カメムシ、少し前、部屋にいました。
>こんな寒くなる時期なのに。
>カメムシも、なんか悲しい虫ですが
>やっぱり存在の意味はあるのでしょうね。
>彼らには人生がない、って表現
>すごい面白いです。
朧月夜さん、ポイントコメントありがとうございます。
以前、室町さん(裏階段さん?)だったかに指摘されたことがあったんですが、私のそれは散文ではなく作文だと言われたことがありました。残念ながら未だ作文と散文の区別がつかない駄目な書き手なんですが、なんとなく人の文章を読んでいると、これって散文じゃなくて作文だよなぁ~と思うことがあります。なんと言いますか、読み手をおもしろい場所に連れて行って遊ばせて、帰りにお土産を渡すような文章ですか、そんなイメージを描いては居るのですが、まだまだ稚拙ではあります。
>ちょっと古今亭志ん生の「なめくじ艦隊」を思い出しました。
>それぞれ各所に現れている切実さ、諦観、ユーモア、
>その他もろもろが逼迫して迫ってくる感じがして。
>上手いなあ、という印象です。
田中宏輔さん、
ヒロセマコトさん、
ポイントありがとうございます。
菊西 夕座さん、コメントありがとうございます。
田舎や山地に住む人々というのは、ほんとうに都会人では考えられないことが多いような気がしますが、私たちにとってはそれが普通だったという歴史があります。都会に住む人が泊まりに来てカメムシに大騒ぎをして、部屋のエアコンの中でカメムシが動く音がして眠れないので何とかしてください。こういった苦情に私とてどうしようもなく、仕方なしに居間で寝てもらいましたが、あれ以来カメムシに対する憎悪が増しました。以前は、カメムシと床を共にしても何ら気にもならない時代があったんですが、今では憎悪の対象でしかないですね。自分の生業を邪魔される生き物に対し、敵視するには当然かと思いますが、実はそんなに虫唾が走るほど嫌いではないのです。
相変わらずシャープな頭の良さを感じさせる文章ですね。
>カメムシを食うというのはたいへん先進的だと思いました。
>いまならまだSF映画の設定としておもしろいかもしれません。
>カメムシの捕獲と殺戮に知恵をめぐらせて
>兵器を開発するにんげんというのは、
>奇特で貪欲でしたたかな生物なのだと再認識させられました。
>それから首がとれるように設計されているところ。
>一種の付け替えということで、
>このカメムシの世界から離陸していくわけですが、
>これがいかにも自然に行われているのは、
>やはり季節というものの流れを
>うまく物語りの下地に敷かれているからであり、
>そこを巧みにすべっていけるだけのスキルを
>若い頃にさんざんスキーをやって
>身につけられたからなのだと感じております。
>スキーに没頭した青春の象徴たる季節もいまや、
>仮死状態でやりすごさなければならない害虫のような
>存在になってしまったかと見ることもできるわけであり、
>こうした老いの淋しさもかかえてどこかへ放浪したいという気持は、
>ひっくりかえったカメムシの新たな飛翔に通じるものがあるのかもしれません。