月夜の森を行く/
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以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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由木名緒美
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レタス
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アラガイs
---2023/12/25 05:31追記---
~今夜この森で死ぬ私を。なんとも絶望的な死生観で閉じられていますが、物の怪に囚われているような気配も感じてしまう。これは血脈を指すのだろうか。アニメーション的に、淡々と切られて描かれているところに何かの例え話が背景にあるような気もしますけれど。
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atsuchan69
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ryinx
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
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菊西 夕座
この詩はナウシカを思わせます。
腐海の底に浄化された空気がある、という設定です。
若さからこぼれ落ちた涙が、腐海に広がり、悲しみや汚れ、獣を充満・拡散させはしますが、やがてそこに堆積した砂へと染み込んで、さらに底の空間へと落ち至るとき、もはや地上の言葉も届かぬ真に深い地下空間は、清浄な静けさで満たされていた。これが羊飼いならではの純朴で敬虔、かつ清浄な涙の成せる濾過的奇跡だと思います。
羊飼いが年老いて死の床に伏す時、腐海の獣たちは絶頂の宴を迎える。それは憎むべきことでも怨むべきことでもなく、慈しむべきものとして森と一体化している。実に風の谷のナウシカの詩かと思いますね。
作者より:
ポイント、コメントありがとうございます。
菊西 夕座さん
死ぬのを夢見ることは森に還るということなんだな、と。
読み解いていただいてありがとうございます。
アラガイsさん
そうですね、頭の中にこういった死を選ばれた方達のイメージはあります。
ふらりといなくなってしまうそうです。
私には、美しい情景としてその姿が見えるので。
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