作者より:
>アラガイsさん
この詩を書くときには、そう言えば、あまり具体的には考えなかったのですが、
僕は静かなひとりきりの場所が大好きです。
今まで本当に「幸せ」というものを感じたのは、
大学生時代に、ものすごく静かなアパートの一室に住んでいたときだけなのではないか、と思います。
勉強にも創作にも、その頃が一番集中できました。
僕は今は実家で暮らしているのですが、地味にしんどいことが多いです。
雨戸を閉めるなとか、ご飯を家族と一緒に食べろとか、エアコンの付けすぎだとか、
運動をしろとか、大したことではないんですが、いろいろ言われます。
言い訳でしかないことは分かりつつ、実家はあまり、集中できる環境ではありません。
人気のない海辺というのはいいですね。どんな環境で、一番創作出来るかは、
その人の性格に拠るとは思うのですが、絶海の孤島みたいなところじゃなくて、
例えば美しい緑色の海が見える場所のような、陰湿さの無い海辺なら、
アラガイさんも、創作がはかどるのではないでしょうか?
理想的な住まい、という意味での理想郷も僕にはあるように思えます。
僕はよく、本当に住みたい部屋を想像しています。
ですがそれよりもさらに、精神的な、ある種の「場所」がありますよね。
僕は長い間、ほとんど、そこに行けることを希望に、生きています。
お互いに生きている限り、夢の実現を諦めずにいましょう。
どんなに儚い夢であっても、望み続ける限りは、奇跡が起こらないとも限りませんから。
アラガイさんもどうか、夢は捨てずにいてくださいね。
>松岡宮さん
ありがとうございます。
共感、と言ってもらえると本当に嬉しいです。
僕の骨は、純粋に楽しい音がする気がします。
そうだといいな、と思います。
>ひだかたけしさん
都会の喧噪も好きです。
それは悲しいくらいに、今まさにあって、そして過ぎ去っていくものですから。
何処にいたって、宇宙の端っこみたいな静けさでいられたら素敵ですよね。
そして、どんなに自分の世界が広くて、運命的であろうとも、
僕は、すぐにでも消えゆける存在でいたいと思っています。