檸檬/soft_machine
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ただのみきや 
- 田中教平/Kou 
- アラガイs 

レモンを思い浮かべたら、それはみずみずしくて、甘酸っぱくて、汗をかいた青春の夏。ってほとんどの人がそんなふうにイメージ(僕も)しますが、このレモンはちょっと違うようですね。イメージのそこに何かある。理由。再度挑戦してみます。
---2023/04/09 15:26追記---

青はあんなに高いまま~この補色関係が効いてます。もう一度読んでみたのですが、たとえばわたしの亡き母親がレモンを剥くときは三杯酢を作ったりするときが思い出されます。 この詩のレモンも誰かを思い浮かべて描いたのかもしれませんね。弾けるようにみずみずしいレモンではなく、搾りこむための酸味。年老いたいまは亡き母親のこととか、誰かさん、とか、台所に置かれたレモン。その存在は語り手の気持ちを対比的に起ち上がらせて、読み手の私は感動する。作者はなかなかテクニシャンですね。そんな詩にはあと15ポイントは付けてもらいたい。作者のことは何も知らない。これは一壱読み手としての希望ですな。うん。


---2023/04/11 01:42追記---
- そらの珊瑚 
- ちぇりこ。 
- リリー 
 
作者より:
アラガイsさん
感想をありがとうございます!
前にも感じたのですけど、わたしの綴ることばの言外をアラガイsさんは巧く掬いあげてくれるみたいです
ことばの抽象性に、物語を感じてくれる
それは、アラガイsさんの経験にわたしのこの綴りが何らかの共鳴を起こしている、ということですよね
それは、とても嬉しいことです
ありがとうm(_ _)m

わたしは決して巧くないと思いマス
ただ、フェリーニの言葉を借りる積もりではありませんが、わたしがやっていることをわたしもあんまり知りたくなくて、だからどこからかやってくることば達に振り回されているものが、詩(?)になっているのだと思います
多分何らかの進歩はあるのだろうけど、同じくらい、はっきりと失ってしまったものも感じています

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